弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
今日10月24日は顕微鏡の発明者で、微生物学者のレーウェンフックの誕生日_ フェルメールとの交流
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    (生命科学研究に欠かせない顕微鏡を発明)

    現代の生命科学研究の重要にして強力な研究手法は、可視化の技術。

    その中でも肉眼では見えない小さいものを見える大きさにまで拡大してくれる顕微鏡はその代表ですね。

     

     

    レーウェンフック型顕微鏡(wikipedia)

     

    科学の進歩に伴い、初期の光学顕微鏡から始まり、使う光線の波長を短くして分解能を上げるという大いなる発展がありました。

    その一つの到達点は、電子顕微鏡でしょう。

    https://www.jeol.co.jp/science/sem.html

     

    更に新しい潮流は、生きた組織、細胞を見る(可視化)技術の開発。

    https://www.youtube.com/watch?v=2LvWd5ByZQU

    https://www.youtube.com/watch?v=IOjjGWzyByU

     

    (レーウェンフックとは)

    こういった顕微鏡の原点である光学顕微鏡の原型を発明したのが、オランダの商人にして、科学者レーウェンフックです。

     

    アントニー・ファン・レーウェンフック(1632年10月24日 - 1723年8月26日、wikipedia)

     

    彼の経歴を見ると、

    ・1654年(22歳) デルフトに戻って醸造家の娘Barbaraと結婚し、織物商を営んだ。

     

    ここで、デルフト?あれっ?と思った人は美術になかなか造詣の深い方と思われます。

    そうです。

     

    ・1675年(43歳) 同郷の画家ヨハネス・フェルメールの遺産管財人となる。

     

    オランダ・デルフトで生涯を過ごした画家フェルメールと同郷なんですね。

    同じ商人として、そして光に魅せられた画家と科学者(微生物学者)としての交流があったと思われます。

    そのあたりの機微は、『フェルメールの街』櫻部由美子著に詳しいですので、興味ある方はご一読ください。

     https://www.sankei.com/life/news/170923/lif1709230016-n1.html

     

    そういえば、最近の弊ブログでも、レーウェンフックフェルメールとの関係について、取り上げていました。

     

    そして今日10月24日は、レーウェンフックの誕生日です。

     

     


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    #レーウェンフック #オランダ #デルフト #商人 #科学者 #顕微鏡 #フェルメール #交流

     

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    | 弘前りんご | 自然科学 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
    今日、7月22日は、遺伝学の祖、メンデルの誕生日でした。
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      物事の真価は必ずしも、最初から理解されるものではありません。

      ちょっと歴史を紐解けば、そんな例はゴロゴロ出てきます。

       

      例えば、今でこそクラシック音楽で神の如き存在と見なされている J.S.バッハ。

      その彼も、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、そしてマタイ受難曲の復活公演などを行ったメンデルスゾーンなど、一流の作曲家らこそ、バッハを理解し研究していましたが、一般大衆にとっては、生前から、古い、過去の人、面白みに欠けると評され、やがて一度は忘れ去られた存在になりましたし。

       

      そのような例は、サイエンスの世界でも見ることができます。

       


      グレゴール・ヨハン・メンデル (1822年7月20日 - 1884年1月6日 wikipedia)

       

      オーストリア(現在のチェコ・ブルノ)の修道院の修道士であったメンデルは、修道院の庭に植えたエンドウを観察し、そこから生命の一大原理とも言うべき、遺伝に関する重要な発見をしたことはご存知のかたもおられるでしょう。

       

      その有名な法則(当時は法則とは名づけていなかったようですが)を発表した当時、例えば子が親に似るという現象を、科学者を含め、人々は経験的に知ってはいたものの、その奥にある法則、それを生み出す物質的基盤については、全くと言っていいほど、わかっていませんでした。

       

      メンデルは修道院に務めるかたわら、修道院の庭にて8年掛けてエンドウを育て、その形質(マメの色や形、花や株の様子などの特徴)の親から子への伝わり方を記録・解析して、それに基づき遺伝の法則を明らかにしました。

       

      その後、その形質を伝える物質的基盤としての遺伝子の存在が彼の研究成果を基に明らかにされ、現在の遺伝学・それを用いた生物工学への発展の礎となったわけです。

       

      彼のこの画期的な研究は1865年に口頭で、そして翌年の1866年に論文で発表されました。

       

      しかし、当時の生物学にはエンドウ買った、いや違った (^_^;)、縁遠かった、数学的な解析などが理解されず、反生物的とまで評されて、その真価を理解されること無く、一旦忘れ去られました。

      そして彼は失意のうちに研究から離れ、1884年に亡くなりました。


      それが日の目を見たのは、1900年のこと。

      ド・フリースら三人の研究者が遺伝には法則があることを発見し、それが実は半世紀も前にメンデルによって見出されたことを報告したことによります。


      今日はそんなメンデルの197回めの誕生日です。

       

       


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      #真価 #バッハ #メンデル #音楽 #サイエンス #誕生日 #遺伝学 #再発見 

       

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      | 弘前りんご | 自然科学 | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
      さてお立ち会い、カレイを華麗にヒラメへと変えて見せましょう! (^o^)
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        ヒラメとカレイを区別する方法として、左ヒラメに右カレイと云うのがあります。

        両目がどちらも体の片側に寄っていて、ヒラメは左側に、カレイは右側に一般的に寄っています。しかし、世の中にはひねくれ者がいて、このルールから外れる奴が居ます。



        それがヌマガレイ。一般的に目がヒラメと同じく左にあります。
        一般的といったのは、場所に依っては右にあるものも居るという、コウモリみたいなやつです。例えばアメリカでは左右が半々、日本だと100%が左にあるというややこしさ。



        では、どうやって見分けるのか。
        上は従来の見分け方で、例外があったわけですね。


        釣り人は歯を見て見分けるとか。
        写真左のように、ヒラメは獰猛な鋭い歯をしているのに対して、右のカレイは、かわいいおちょぼ口に小さな歯が並んでいます。
        それは食生によるものです。
        なんとヒラメはイワシやアジまで食べるまさに肉食系 (^_^;)
        一方、カレイはイワムシやゴカイなどの小さな虫を食べるため、小さくていいということです。

        そのことは、右左の違いを生むこととは関係しないのですが、人間との関わりでは大いに影響します。

        和食では、作法として尾頭付きのサカナは頭を左にして出します。
        ところが、カレイはそうすると裏向けて出さざるを得ません。
        その際、詫びとして、目の位置に赤いナンテンの実を載せて、無礼を詫びるとか。

        そういうこともあって、ヒラメはカレイより高級魚として扱われていると言うとのことです。肉食のため、筋肉が発達して身がおいしいということもありますが。

        ちなみに、発生生物学的にみるとどちらの稚魚も最初は普通の魚と同じく左右対称です。しかし成長するにつれて、海の底での生活に入るころには、眼が右あるいは左に移ります。
        眼だけでなく、他の臓器も非対称に配列を変えます。
        それを決定している遺伝子がPitx2。

        https://en.wikipedia.org/wiki/PITX2#Function

        これの発現の偏りが、臓器の偏りを生むそうです。

        今の遺伝子組み換え技術(遺伝子編集)を持ってすれば、Pitx2を使って、左向け左と、カレイを華麗に(^_^;) ヒラメへと変身させることは可能ですね。
        尤も私は、そうまでしてヒラメを食べたいとは思いませんが。

         

        *3年前の記事の改訂版です。

         

         

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        #ヒラメ #カレイ #遺伝子編集 #カレイをヒラメに

         

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        | 弘前りんご | 自然科学 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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