弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
氷見と云えば、この時期は寒鰤(ブリ)ですよね _ 氷見漁港 魚市場食堂で、朝ラーならぬ朝ブリしゃぶ
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    富山市内での学会が終わった翌日、帰弘前に氷見まで足を伸ばしました。

     

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    富山から、あいの風とやま鉄道(元JRを北陸線が新幹線開通に伴って第三セクターの私鉄になったもの)に乗って高岡まで行き、

     

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    氷見線に乗り換えて、終点の氷見へ。

    駅から漁協の建物まで歩いて10分ほど。

     

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    残念ながら、早朝のせりはもう終わっていたましたが、活気のある漁協の雰囲気は味わえました。

    セリの場所には、魚を狙って、カラスやサギが入り込んでいました (^_^;)

     

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    この魚市場食堂(最初読めませんでした ^^;)は、元々そこで働く職員や買い付けに来る業者用に恐らく設けられたと思われますが、今や観光客が押し寄せる様になっています。

     

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    我々が到着したときは、このように席は空いていましたが、注文を終える頃には、満席になっていました。

     

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    メニューは、この漁協でその日の朝に上がったブリがメイン。

    やはり、ここは ”ぶりしゃぶ” でしょう。

     

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    しゃぶしゃぶ用のブリの切り身。つややかな赤い身が食欲をそそります。

     

     

    さっとだし汁に通して、おろしポン酢でいただきましたが、刺し身とはまた違った美味しさを味わえました。

     

    そして漁師丼という海鮮丼(これで小盛り)。

     

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    これには漁師汁(今朝取れた魚のアラを使った)が付きます。

     

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    朝から贅沢をしてしまいましたが、氷見の味を堪能できました。

     

    この氷見が、忍者ハットリくん、笑うセールスマン、プロゴルファー猿などの作品で知られる漫画家、藤子不二雄Aの出身地ということで、街の至るところに彼の作品に登場するキャラクターをあしらったものがありました。これは郵便ポストに上の忍者ハットリくん。

     

     

    また、元銀行の建物を改修して、アートギャラリー(氷見潮風アートギャラリー)にして、藤子不二雄Aのミュージアムになっていました。

     

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    カメラの前に立つと、自分の顔が写真に取り込まれ、キャラクターとの合成がされて、左右に動くと一緒に動く、そんなコーナーもありました。

     

    なかなか楽しい街歩きとなりました。

     

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    #あいの風とやま鉄道 #高岡 #氷見 #氷見線 #漁港 #魚市場食堂 #寒ブリ #しゃぶしゃぶ #藤子不二雄A 

     

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    | 弘前りんご | グルメ | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
    学会飯の第2弾 _ 真新しい店舗、確かな接客、みごとな料理の三拍子そろった長八(富山駅前パティオさくら 2F)
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      テキサスのダラスから帰国後、そのまま成田から向かった富山での学会の夜、主催者のスタッフの先生の紹介で入ったお店が、長八。富山駅前のパティオさくらの2Fのお店。元々は金沢が本拠の和食のお店のようです。(http://www.cho-hachi.jp/shop/)

       

      真新しい内装、快適な空間、お店のスタッフの気持ちいい対応。

      どれも満足の行くレベルでした。

       

      では、料理はどうか? 

       

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      寒ブリを中心にした刺し身。鮮度の良さが分かります。

       

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      天ぷら盛り合わせ。

      サクッと揚がってとても美味。

       

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      カニサラダ。ドレッシングはジュレになっています。

       

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      富山名産の生麩、ホタルイカの一夜漬け。

       

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      脂が乗って、ジューシーなブリカマ塩焼き

       

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      すり身団子

       

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      しめ鯖の刺し身

       

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      牛すじの煮込み

       

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      ローストビーフの巻きすし。

       

      海鮮、肉料理、野菜料理、どれも満足の行く、高いレベル。

       

      そして、日本酒の品揃えと、確かな商品知識、そしてそれをきちんと客に伝えてくれる接客が実に気持ちいいです。

       

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      おりがらみの羽根屋。とってもフルーティ

       

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      しっかりとした味わいの、しぼりたて千代鶴。

       

      おすすめはと聞いたところ、この2つのお酒を勧めてくれた上で、まずは羽根屋、次に千代鶴の順に飲んだ方が、それぞれの味がよく分かるでしょうというアドバイス。

       

      飲んで納得の行く提案でした。

      富山、あるいは金沢に来たら、是非再訪したいお店です。

       

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      #富山 #学会飯 #長八 #富山駅前 #パティオさくら #日本酒のソムリエ

       

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      | 弘前りんご | グルメ | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
      富山と云えばやはり魚でしょう。ということで駅前の魚屋 ”撰鮮” のイートインスペースで昼食 ( ^)o(^ )
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        学会に行けば、海外であろうと、国内であろうと、グルメの記事ばかり書いているのは、いささか気恥ずかしいのですが、学会の学術的な内容を書いても、だれも喜ばんでしょうから、今回も富山での昼食の話題です ( ^)o(^ )

         

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        富山国際会議場での午前のセッションが終わったので、歩いて10分ほどの富山駅に戻り、駅前のロータリー内にある”撰鮮” という魚屋さんの奥にあるイートインスペースで魚料理のランチをいただきました。

        魚屋が経営するだけあって、新鮮な魚介を使った、海鮮丼や魚料理の定食が、手ごろな料金で提供されています。

         

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        いろいろ迷ったのですが、今回は撰鮮丼という名前の海鮮丼セットにしました。

         

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        これで1380円です。白エビこそ載っていませんが、分厚く切ったブリ、マグロなどの切り身に、甘えびなどが、ご飯が見えないくらいに、これでもかっていうくらい載っています。

         

         

        面白いのは、富山のしょうゆが濃口、甘口など何種類もテーブルに置かれていて、その違いを味わえること。

        確かに刺身を味わうのに、醤油は主張しすぎてもいけませんが、味を引き立てるうまさも求められます。

        これはなかなかいい(楽しい)試みですね。富山が醤油の国だったとは、今回初めて知りました。

         

        食べ終えて、また午後のセッションに戻りました。

         

        そうそう、市内のメインの道路に、こんな感じの噴水が至る所にありました。

        融雪用なんでしょうね。最初気づかずに歩いていて、ズボンのすそや、靴を濡らしてしまいそうになって慌てましたが。

         

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        #富山 #ランチ #撰鮮 #魚屋 #イートイン #海鮮丼 #融雪用スプリンクラー

         

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        | 弘前りんご | グルメ | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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        (弘前りんご)
        原田マハの短編小説集”モダン”は、MOMA(ニューヨーク近代美術館)を舞台にした作品集です。
        私にとって、おそらく日本人にとっても、印象深いのは、第一章”クリスティーナの世界”ではないでしょうか。
        タイトルは、同名のあのアンドリュー・ワイエスの名作から取ったもの。
        下半身麻痺の女性が、草原を這って、我が家に向かって進もうとしている光景を描いたもの。
        小説では、2011年3月11日の東日本大震災のときに、福島県立美術館にこの作品が、アンドリュー・ワイエス展のために貸し出されていて、MOMAの委員会が、作品を守るために即回収を決め、MOMAのコーディネーターの職にあった日系女性職員杏子を派遣するというストーリー。
        この作品を日本に誘致するために多大な努力を払った現地学芸員伸子と、本意は回収するには及ばないと思っても、上からの命によって福島に向かわざるを得ない杏子の心の交流を描いています。
        救いは、杏子が福島のためにワイエスの作品を近い将来、再び貸し出せるようにすると決意するところです。
        そしてそれはこの絵の、絶望的な状況にあっても、希望を捨てず前に進もうとする女性の強い意志の力に合い通じるものがあるのではないでしょうか。
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        まぐだら屋のマリア (幻冬舎文庫)
        まぐだら屋のマリア (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
        原田 マハ
        この"まぐだら屋のマリア"は、作品のタイトルから想像されるように、新約聖書の様々なエピソードにインスパイアされて書かれた作品ではないかと思います。

        登場人物のいくつかの名前も、明らかに聖書の登場人物から取っています。

        たとえば、東京の高級料亭の調理人見習いである、主人公 紫紋(イエスの第一の弟子で、初代教皇となったシモン・ペテロから)。

        そしてヒロイン、マリア(本名:有馬りあ、彼女の食堂の客からの呼び名。聖母マリアではなく、おそらくイエスに付き従い、ゴルゴダの丘の処刑に接し、その後の復活も目にした、マグダラのマリア)。

        紫紋も、そして尽果(つきはて)と言う、かろうじて、バスだけは来る、これ以上はない辺境の地に、まぐだら屋と言う食堂を切り盛りするマリアも、共に罪深い過去を持っています。その過去から逃れるため、死に場所を求めて、紫紋はこの尽果にたどり着きます。そしてマリアもまた、自身の贖罪のためにここにやってきた過去を持ちます。

        その二人が天の配剤のごとくに出会い、一緒に食堂を営み、人々に食べる喜びを提供することで、二人もまた最後には再生してゆきます。それは罪が消えるわけではなく、忘れようとして忘れられず、もがいて来たものを、あるがままに受け入れると言う気持ちになったことによってでした。

        原田マハの作品は、美術を題材にした斬新な作品群によって、注目を浴びてきましたが、それ以外にも多彩なカテゴリーの作品を描いています。

        このまぐだら屋のマリアは、たとえば、

        ”本日はお日柄もよく”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=1940)や、

        ”旅屋おかえり”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=2615)

        のような、美術にテーマを置いていない一連の作品群に分類されるかと思います。

        いずれにしても、原田マハの多彩な作風に魅了されますね。
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        旅屋おかえり [ 原田マハ ]
        旅屋おかえり [ 原田マハ ] (JUGEMレビュー »)
        ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

        旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

        またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

        旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

        そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

        まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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