弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
津軽麺紀行(176)_ 弘前に来たらやはり煮干しでしょう。駒繋(こまつなぎ)(弘前市 野田一丁目)
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    (急に決まった弘前行)

    仕事の急な展開から、急遽弘前に1泊でとんぼ返りする、なんとも贅沢な(残念な?)出張が決まり、行ってきました。

    今回の弘前から宝塚への引っ越し時期あたりに弘前に移転してきた、青森のラーメンの名店である駒繋(こまつなぎ)。

    引っ越しのバタバタで行けずに後ろ髪をひかれる思いがしていました。

    なので、今回はここには行こうと心に決めていました(なんとも大げさな ^_^;)

     

    ありがたいことに、禅林街の和尚さんが付き合ってくださるということで、足(車)も確保。

    仕事を終えた後に、店に向かいました。

     

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    場所は、旧健生病院の向かい。結婚式・パーティー会場のフォルトーナの左隣。

    駐車場は店の周りに8台ほど置けます。

     

    (店構え)

     

    DSC05378.jpg

     

    柾目の看板に扉、それに緑の暖簾が印象的です。

     

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    店内は、カウンター6席の向こうがキッチン。

    あと4人がけのテーブルと、空き待ちの椅子が8席ほど並んでいます。

    スッキリとした内装です。

     

    (店名の由来)

     

    DSC05383.jpg

     

    このお店の名前、駒繋(こまつなぎ)の由来が書かれたシートがありました。

    馬(駒)を繋いておけるほど、しっかり根を張るマメ科の山野草の名前から取っているようですね。

     

    また食材にはこだわりがあるようで、例えば醤油は地元の醤油醸造元(弘前の加藤味噌醤油醸造元や藤崎の中村醸造元)を使っているとのこと。

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    (メニューは?)

     

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    らーめん一本で勝負と言うところで、醤油、塩、煮干しの各ラーメンが基本ですね。

     

    弘前に来たからにはやはり煮干しということで、全部載せに近いトッピングの、駒繋煮干しラーメンを頼みました。

     

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    澄んだスープに若干太めの麺。

    すくって飲んでみましたが、実にスッキリとした、それていて煮干しの旨味を確かに感じさせる味。実に美味しいと感じました。

    文四郎やまる鐵二代目のような濃厚な煮干しスープも好きですが、それとは方向性が違うけれど、これもまた気に入りました。

     

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    麺はやや柔らかめではあるもの、コシがあって、このスープに良く合っているように感じました。

     

    トッピングは、豚のチャーシューに、鶏チャーシュー。煮玉子、すり身団子、メンマ、海苔。

    二種類のチャーシューが味の変化を楽しませてくれます。

    煮玉子もいい半熟加減。

     

    弘前に里帰りして食べた煮干しラーメン。

    この選択は間違っていませんでした (*^^*)

     

     

    麺処 駒繋(こまつなぎ)
    住所:青森県弘前市野田1-5-1
    弘前駅から1,072m
    営業時間:11:00〜16:00
    定休日:火曜日・第3水曜日(火曜日が祝日の場合は営業)
    席:カウンター席6席、4人がけテーブル1台
    駐車場:店舗前と横合計8台程度

     

     

     


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    #津軽 #弘前 #煮干しラーメン #駒繋 #淡麗 #駒繋煮干しラーメン #選択に間違いなし

     

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    | 弘前りんご | グルメ | 23:59 | comments(0) | - |
    今日11月29日は、ルネサンスとバロックの橋渡しをした、作曲家モンテヴェルディの命日です。
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      (バロックオペラの始祖)

       


      モンテヴェルディ(1567年5月15日洗礼 - 1643年11月29日、wikipedia)
       

      モンテヴェルディは、ルネサンス後期からバロック初期にかけて活躍した作曲家です。

      ルネサンスのポリフォニー音楽(複数の旋律が対等で均整の取れた響き)からバロック音楽のモノディ様式(歌詞を正確に聞き取りやすくするため、歌と伴奏といった声部の役割分担が明確になった)への橋渡しという重要な役割を担ったとされます。

       

      (ポッペアの戴冠)
      バロックオペラの名作 モンテヴェルディ作曲 ” ポッペアの戴冠
      Monteverdi - L'Incoronazione di Poppea 
      https://www.youtube.com/watch?v=FqMrivd0iUo

      この作品は、古代ローマが舞台。

      ローマ帝国皇帝ネロが、周囲の反対者を排してまで、寵愛するポッペアを皇后にするというストーリーです。背徳の香りの強い話では有りますが、モンテヴェルディのオペラとなると、なにやらコメディっぽく感じられるので不思議です。
       

      今日11月29日はそんなモンテヴェルディの命日です。

       

       


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      #モンテヴェルディ #11月29日 #命日 #ルネサンスからバロックへ #バロックオペラ #イタリア #ポッペアの戴冠 #関西二期会 #演奏会

       

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      | 弘前りんご | 音楽 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
      弘前公園の紅葉、私の帰りを待っていてくれました。
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        (例年なら、時すでに遅しだったはずですが)

        急に決まった弘前行。

        弘前の11月下旬といえば、例年ならすっかり紅葉の葉も落ちて、雪景色になっているかと思っていた弘前公園

        しかし、11月25日の時点では、紅葉谷辺りはまだしっかりと紅葉・黄葉が残っていて、私の帰りを待っていてくれたかのようでした (*^^*)

         

        (赤と黄の饗宴)

        紅葉、黄葉のまさに饗宴でした。

         

        弘前公園

         

        (余計な言葉は無用かと)

        今回は写真だけを見ていただければと思います。

        生憎の曇り空で、発色が今ひとつですが、帰る前の公園散策20分としては、十分に紅葉を満喫出来ました。

         

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        なんと2日後の11月27日には、すっかり葉が落ちていたと、禅林街の和尚様から聴きました。

        まさに、私が帰るまで待っていてくれたとしか思えません (*^^*)

         

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        紅葉谷の下の池に居たサギ。

        寒風吹きすさぶ中、池の中にじっと立ち、物思いにふけっているように見えました。

         

        来年はもっとゆっくり見てみたいですね。

         

         


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        #青森県 #弘前市 #弘前公園 #紅葉 #黄葉 #紅葉谷 #饗宴 #里帰りまで待っていてくれた #サギ

         

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        | 弘前りんご | 写真 | 06:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
        今宵はいずこで(22)_ 友人とさし飲みで。居酒屋 この花(弘前 ホテルニューキャッスル)
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          (友人との夕食)

          急な里帰り(仕事でですけど)に、覚仙町の隠れ家のオーナーが付き合ってくださいました。

          場所は、代官町にある老舗ホテル、ホテルニューキャッスルの1Fにある、居酒屋”この花”

           

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          (色々と楽しめるオーダーバイキングの和食)

          ここは、オーダーバイキング形式です。

          料理のリストの中から好きなものをいくつでも、何度でも頼めます。

          オーダーのたびに調理して、テーブルに持ってきてくれる形式です。

           

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          リストの一部

           

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          まずは、一ヶ月ぶりの再開を祝して生ビールで乾杯。

          その後は日本酒に移行しました。

           

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          鶏の葱塩から揚げ。普通の唐揚げより風味豊かな感じがしました。

           

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          生ハムや豆腐のサラダに、ブランド豚である岩木山ポークのガーリック豚冷しゃぶ。

          ドレッシングもお好みのものを選べます。

           

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          マグロとサーモンの刺し身に、タコのカルパッチョ

          刺身にするかカルパッチョにするかは選べます。

           

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          もつ煮。実に柔らかく煮てありました。

           

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          鶏のつくね棒、卵の黄身添え。

           

          他にももずくなど諸々頼みました。

           

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          最後の〆はお蕎麦。

           

          この一ヶ月のあいだのできごとやら、業界(?)の現状などについてお話させていただきました。

          楽しい二時間でした。

           

          DSC_3701.JPG

           

          友人からお土産を頂きました。これからしばらく寝かせて、お正月の楽しみにしたいと思います。

           

          この日の弘前は日中20度を超え、とても11月下旬の弘前とは思えないほど暖かかったです。

          なので、宿泊先まで20分ほど掛けて、酔いを覚ましながら歩いて帰りました。

           

           

          居酒屋この花
          電話:0172-36-1211
          住所:青森県弘前市上鞘師町24-1 ホテルニューキャッスル 1F
          土手町循環100円バス・ホテルニューキャッスル前
          営業時間:17:30〜22:00(L.O21:30)
          定休日:月曜日
          コース:食べ放題、飲み放題
          ホームページ:
          http://www.newcastle.co.jp/restaurant/konohana.html
          公式アカウント:https://www.facebook.com/HirosakiNewCastle/
           

           

           


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          #青森県 #弘前市 #ホテルニューキャッスル #居酒屋 #この花 #食べ放題 #飲み放題 #お土産 #豊盃

           

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          | 弘前りんご | グルメ | 06:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
          ランチさ迷い人(104)_ リハーサルで巨人を聴いたあとの和食(西宮北口 だんらん処 心)
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            (音楽が作られてゆく過程を垣間見る)

            友人に誘われて、西宮北口にある兵庫県立芸術文化センターオーケストラのリハーサルを見に行きました。

             

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            普段は完成された形の演奏を聴くわけですが、これは定期会員の特権なのですね。

             

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            巨人もいいが、ショスタコのチェロコンチェルトも聴いてみたい。

             

            それはともかく、シンガポール出身の若手指揮者、カーチュン・ウォンが登場。

            マーラーの交響曲第一番”巨人”の最終楽章を中心に、通しではなく、いくつかの箇所を重点的にチェックする形で進められました。

             

            時折団員とも言葉を交わしながら、演奏に表情を付けて行くことで音楽が随分と変わってゆく過程が見られて、なかなか楽しい体験でした。

            ちょうどこの週末は出張で、本番が聞けないのは残念ですが、いつか彼の演奏をまるごと聴いてみたいですね。

             

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            アルゲリッチとクレーメル

             

            クレーメルが別人のように見える、って思ったら、メガネ掛けて無いからやね ^^;)

             

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            サロネン・庄司紗矢香、フィルハーモニア管

             

            それにしても、実に多くの音楽家がここには来るんですね。

             

            (さて、ランチ)

            さて、リハーサルが終わって、11時半頃。

            お昼を友人と一緒にということで、西宮北口近くに有る、”だんらん処 心” に行きました。

             

             

            以前、近くに同じ板前さん(オーナー)が ”だんらん処 真”と言う店をやっていました。

            その頃に何度か行って、丁寧な仕事、コスパの良い料理だと感じていました。新しくなって店内が広くなって、快適さが増した感じがします。

             

             

            (選んだメニューは?)

            頼んだのは、ランチの定食メニューで、刺身・魚フライセット定食。

             

             

            大きなお椀にこれまた大きな魚のあらの入った味噌汁が目を引きます。

            刺し身も、切り身だけでなく、炙りものも入ってなかなか美味しかったです。

            フライももちろん揚げたてサクサク、タルタルソースを付けて美味しくいただきました。

             

            このあと西宮の図書館を見て、次の目的地の吹田に向かいました。

             

             

            だんらん処 心 (ダンランドコロ ココロ)
            電話:050-5594-9238
            住所:兵庫県西宮市甲風園1-6-4 エステートイザワビル 2F
            阪急神戸本線「西宮北口」駅から約200m、徒歩で2分。
            営業時間:ランチ:火曜日〜金曜日の平日
            11時半〜14時(LO13時半)
            夜:17時半〜24時(LO23時半)
            定休日:日曜日
            席数:26席

            禁煙・喫煙:分煙

             

             


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            #兵庫県 #西宮市 #西宮北口駅 #兵庫県立芸術文化センター #オーケストラ #リハーサル #ランチ #だんらん処心 #刺身 #魚フライ #セット #定食 

             

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            | 弘前りんご | グルメ | 06:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
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            しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

            手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

            修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

            その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

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            ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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            旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

            またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

            旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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