弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
津軽麺紀行(130)_ またやってしまいました (^_^;) 極煮干し本舗の辛煮干し豚骨ラーメン
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    最近はどうも脊髄反射的行動が多いような。

    以前は自分で言うのもなんですが、石橋を叩いて、叩き割って、渡らないで帰るみたいなところがあったんですが (^_^;) 。

    どうも最近は、ぱっと感じたままに行動してしまうことが多いです。
    今回も2つのやっちまったが....(^_^;)

     

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    この日も夕食にと、極煮干し本舗に立ち寄りました。

    まずひとつ目。

    メニューから、これまで食べたことのない、新しい辛煮干し豚骨ラーメンというのを選んだんですが、辛さが選べるんですね。

    そこでよく考えずに、真ん中を選んでおけば大丈夫とばかり、中辛にしたんです。

    レンゲで一口掬って飲んでみたんですが、とても中辛とは思えない辛さ。選ぶ前に聴けばよかった (^_^;)

     

    それからオプションのトッピングをチャーシューにしたんですが、デフォルトで(もともと)太い大きな炙りチャーシュ−が付いてくるので、倍の量になってしまいました。選ぶ前に見ればよかった (^_^;)

     

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    まあ頼んでしまったものは仕方ないし、もちろん美味しく、満足していただきました。

     

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    スープは掬って飲まず、ラーメンに絡んでくる分だけにしましたが、それでもしばらく舌が火事状態。

    これで大辛選んだら、口から火を吹きかねなかったですね。

     

    次からは、まずどんなもんでしょうかと、店員さんにでも聞くことにします ^^;)

     

     

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    #極煮干し本舗 #辛煮干し豚骨ラーメン #チャーシュー #極太炙りチャーシュー #中辛

     

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    | 弘前りんご | グルメ | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
    愛の妙薬なんて、ある訳ないやろ!いや信じる者は救われる? 今日はドニゼッティの誕生日です。
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      ドニゼッティ ”愛の妙薬” のオープニング!

      パヴァロッティ(純朴そうには見えるが、青年には....^_^;)

       

      (ストーリーの概略)

      スペインのとある村、純朴な(言葉を変えれば単純な?)青年ネモリーノは、村一番の美人で賢い、でもちょっぴり高慢な娘アディーナに片思い。しかし、アディーナはつれない。彼女は村にやってきた、軍隊のイケメンの若き軍曹に惹かれています。

       

      名アリア ”人知れぬ涙” 皆さんもどこかで聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

      辛い片思いの男の恋心を歌っています。

       

      ネモリーノは、その思いを成就させたいと、ドュルカマーラ博士(名前からして怪しい、素性はインチキ薬売り)に相談し、飲めばたちまち愛が成就するという妙薬を所望します。

       

      いいカモが来たと、ドュルカマーラは普通のワインをその薬だと偽って売りつけます。

      それを飲んでしたたかに酔ったネモリーノは、気が大きくなり、アディーナに、わざとつれない素振りをし、アディーナはその意外な態度に気持ちが揺れ始めます。

       

      そして、ネモリーノの叔父が彼に莫大な遺産を残して亡くなったという話が村に広がり、若い娘たちはみんな玉の輿を狙ってネモリーノのところに押し寄せ、ネモリーノは一躍人気者になります。それを見たアディーナは、心中穏やかで無くなります。

       

      さらに、ネモリーノが自分と結ばれたいがために、愛の妙薬を手に入れようとして、命の保証も顧みず、軍隊に入隊契約して契約金を得たことを知ったアディーナは、自分が本当はネモリーノを愛していることを悟ります。

      契約金を払って、ネモリーノの入隊を解約させたアディーナは、彼と結ばれます。めでたしめでたし?

       

       

      まあ、インチキな愛の妙薬が、本当に効いてしまったという、他愛のない田舎の恋愛騒動ですが、これが大当たり。

      ドニゼッティの名を不動のものにしました。

       

      ドニゼッテイ自身、法律家になるようにという父親からの束縛を逃れる為に軍隊に志願し。兵籍のまま作曲を続けた経験があります。自分の作曲家としての適性を信じ続けたのでしょう。やはり、信じるものこそ救われるということなんでしょうか。

       

      今日11月29日は、いい肉の日、じゃなかった、ドニゼッティの誕生日でした ^^)

       

      ガエターノ・ドニゼッティ(wikipedia:By Etching, Artist unknown - - Private Collection -, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3266446

       

       

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      #ドニゼッティ #11月29日 #誕生日 #愛の妙薬 #オペラ #人知れぬ涙 #信じるものは救われる

       

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      | 弘前りんご | 音楽 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
      津軽の神社で、何故か讃岐うどんの会を催すことになりました ( ^)o(^ )
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        息子が通っていた高校のPTAの役員を、家人が務めていた時のメンバーによる、讃岐うどんの会

        津軽とさぬきうどんにどんな関係があるんや!と思われる方も多いかと思いますが、話せば長くなるので端折ります (^_^;)

        それに私が参加するようになって三回目。市内の某神社が会場です。

         

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        板柳の仕出し屋さんに頼むお弁当(というか、お酒のあての盛り合わせ ^o^) が、なかなかの内容。 

         

        これをあてに、ワイン、日本酒が次々と出て来て、全てを記録するのが困難に (^_^;)

         

        写真を撮ったものを並べると、

         

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        今回の一番の当たりのイタリアの赤ワイン。重すぎず、軽すぎず。

         

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        越乃寒梅の灑。まさに淡麗と言う味わい。

         

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        会津のほまれ。酒処の大吟醸の風格がありますね。

         

        他にも豊盃や、フランスの赤ワインなどなど。

         

        そして、津軽の深イイ話が次々とでてきて、時の経つのも忘れました。

         

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        最後に締めとして、讃岐うどん。家人が高松から取り寄せた半生うどんによる、おろしぶっかけうどん

         

        やはり讃岐うどんはうまい。みんな満足して、帰路につきました。

         

         

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        #讃岐うどん #津軽 #ワイン #日本酒 #イタリア #フランス #会津 #新潟 #神社

         

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        | 弘前りんご | グルメ | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
        合い通じるものがあるんでしょうね、きっと。フィリップス・コレクション展(東京三菱一号館美術館にて)
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          名建築家ジョサイア・コンドルが設計した三菱一号館を復元した赤レンガの瀟洒な建物に美術館、三菱一号館美術館

          今は改修中で閉館中のブリジストン美術館と並んで、東京での私のお気に入りの美術館の一つです。

          どちらも、私立でしっかりと所蔵品を持つ美術館です。

           

          三菱一号館美術館

           

          貸家型の美術館ではなく、所蔵美術品をしっかりとコレクションし、それをベースに様々な切り口で展示をするという、高橋明也館長の理念の下、これまでの10年に実にユニークな美術展を展開してきたこの美術館。ヴァロットンという不思議な味わいのある画家を知ったのもここです。

           

          今回は、ワシントンDCにある、私立の個人の美術館として、あのMOMA(ニューヨーク近代美術館)よりもはやく、収集した近現代の美術品の展示を始めた、フィリップス・コレクションの所蔵作品を紹介する、フィリップス・コレクション展

           

          フィリップス・コレクション(wikipedia、By 英語版ウィキペディアのAgnosticPreachersKidさん, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15736057

           

          今回の展覧会の展示の仕方もユニークで、通常の作者別とか、年代別ではなく、創設者ダンカン・フィリップスが入手した年で、時系列的に並べられています。そうすることに依って、この類まれなる審美眼を持つフィリップスの、作品に対する強い思いが見えてくるということなのでしょう。そしてその作者、作品に対するフィリップスの言葉が、いたるところに掲示されていました。高橋館長のダンカンフィリップスへの強いシンパシーを感じます。

           

          コレクションは、モネヴェトゥイユへの道から始まりました。

           

           

          ただ買い集めるだけではなく、研究し、論文を発表し、また作者と交流し、支援するという、あらゆる形で芸術にコミットしていったようです。

           

           

          中でもナビ派のピエール・ボナールを高く評価し、彼とは個人的にも親しい交流があり、それによってボナールは次々と作品を発表したとのことです。

           

          今回も、とてもユニークで興味深い展覧会でした。

           

           

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          #三菱一号館美術館 #ジョサイアコンドル #フィリップスコレクション #ワシントンDC #モネ #ボナール

           

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          | 弘前りんご | 美術 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
          フェルメール展の目玉はもちろんフェルメールの9点ですが、他にも興味深いものが (*^^*)
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            フェルメールは、現存が確認されている作品数が35点と、極めて少なく、それらが世界中に点在するため、一堂に会してみる事は叶わぬことでした。

            しかし、今回日本にそのうちの10点(初来日が3点:ワイングラス、赤い帽子の娘、鳥もち女)がやってくることに。

            因みに、フェルメールは通称で、本名はヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト (Jan van der Meer van Delft)。
            デルフト(彼が居た街)のヤンさん?

             

            DSC_0671.JPG

             

            ただし、細かいことを言えば、東京上野の森美術館での展示では9点で、そのうち、”赤い帽子の娘”は会期の途中(12月20日)までの展示。”取り持ち女”は、1月9日から会期終了までとなっています。

            また、”恋文”は東京展での展示はなく、大阪市立美術館でのみ展示されることになっています。ちなみに大阪店での展示作品数は6点です。(https://www.vermeer.jp/

            従って、今回来る全作品を見るには、残念ながら都合3回は出かけないといけないのです。しかも東京と大阪に (^_^;)

             

            DSC_0682.JPG

            右上、なぜ9月35日? と一瞬思いましたが、全35作品中、9作品が来ていることを表しているんでした (^_^;)

             

            また日時指定入場制で、チケット購入時に、何日の何時から入場するかを指定してチケット購入する必要がありました。

            私は、この日の夕方5時からの入場チケットを購入していたのですが、4時30分に着いた時点で、すでにその時間に入場予定の人の長蛇の列が (^_^;)

             

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            写っているのが、これで全体の三分の二くらいです (^_^;)

             

            しかも入れ替え制ではないので、前の時間の入場者がどれだけ残っているか?

            これで果たして5時になったらこの人達が全員入れるのかが危惧されました。列の整理をしている人に聞くと、20−30分くらいだろうとのこと。ため息が出ました、なんのための時間指定なんだと。

             

            DSC_0677.JPG

             

            しかし、入場が5分ほど前から始まり、結局5時15分頃には入るには入れました。

             

            でも、中は激混み (^_^;) 最後のフェルメールの作品が一同に介するフェルメールルームでは、各絵の前に陣取って全く動かいない人の群れが出来ていて、全部を間近に見るのは困難を極めました。

             

            そのせいでというか、そのおかげというべきか、フェルメール以外の、その前後の時代のオランダ絵画の方は、比較的空いていて、じっくりと見ることが出来ました。特にピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンなど。
            また、ヘラウド・ダウの本を読む老女など、リアリズム絵画を彷彿とさせる、実に興味深い作品でした。

             

            フェルメールの絵のイメージから、当時のオランダ絵画は風俗画(庶民の日常を描いた作品)と思いがちですが、歴史画、静物画、風景画、肖像画などにも優れた作品が存在しました。また他のジャンルに比べて、静物画はヨーロッパでは一段低く見られがちでしたが、少なくともオランダでは事情が異なり、市民に好まれて居たのが分かります。

             

            マルタとマリアの家のキリスト(wikipedia)

             

            フェルメールも歴史画からスタートし、今回も”マルタとマリアの家のキリスト”という、風俗画に転向する前の歴史画が来ています。室内の人物を、光を効果的に当てて、浮き上がらせる手法はこの頃からすでに。

             

            ワイングラス(wikipedia)

             

            今回の作品の中では、”牛乳を注ぐ女”などの代表作も入っていますが(随分前に来日した時、見ました)、私が一番気に入ったのは、日本初公開の一つ ”ワイングラス”。男女二人の心のうちの声が聞こえてきそうな作品です。

             

            フェルメールの風俗画の絵の構成は共通していています。
            室内で、外光の入る窓が左側にあり、人物と室内の重要なアイテムを照らし出して、静謐でありながら、劇的な情景を浮かび上がらせています。もちろんこの絵もそうです。

             

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            #フェルメール #上野の森美術館 #風俗画 #歴史画 #肖像画 #風景画 #ピーテル・デ・ホーホ #ヤン・ステーン #ヘラルド・ダウ

             

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            | 弘前りんご | 美術 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
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            失われた手稿譜 ヴィヴァルディをめぐる物語【電子書籍】[ フェデリーコ・マリア・サルデッリ ]
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            (弘前りんご)

            自身もバロック音楽の研究者であり、演奏家であるサルデッリが書いた、”失われた手稿譜 ー ヴィヴァルディをめぐる物語 ー” では、ヴィヴァルディが亡くなった直後から漂流し始める、ヴィヴァルディが残した膨大な手稿譜が本当の主人公であり、小説の形をとっているものの、そこに書かれたことはほとんどが事実です。

            しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

            手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

            修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

            その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

            研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。

            いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。

            最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

            ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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            ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

            旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

            またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

            旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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