(行きたしと思えども、あまりに遠し)
”ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて きままなる旅にいでてみん” (萩原朔太郎 純情小曲集)
青森で言えば、八甲田や中野もみじ山など、紅葉の名所の話や、見事に色づいた山々、森や林の写真を見るにつけ、行きたいなという思いは募ります。
しかし、すまじきものは宮仕えの言葉(更級日記)どおり、それは叶わぬこと。それならせめて身近な木々の彩りを見つけて、その思いを慰めるしか術はないですね。
(近場の紅葉の名所)
ということで、職場近くの最勝院に、また通勤途中で立ち寄りました。
ここ数日は、いつまでも降りつづく、いわば秋黴雨(あきついり)。
しかし、おかげで人もおらずゆっくりと見て、撮ることが出来ました。
今年のここの紅葉はちょっとゆっくりしているのか、10月も終わりになってようやくピークに近づきつつあります。
できれば、ここに一室をお借りして、日がな一日、赤や黄の色合いを深めてゆく桜、楓、ブナやクロモジなどの葉を眺めていたい。
緑、黄、赤が模様のようになって居ます。
すでに足元には落ち葉が地面を覆い始めています。
もう少しすると、落ち葉の絨毯を踏みしめることができるかも。
散ってしまうのは名残惜しいですが、落ち葉も、それはそれで楽しみではありますね。
金剛山 光明寺 最勝院(弘前市銅屋町63)
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