弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
ランチさ迷い人(35)_ ネジおばさん達の慰労会? 桜林茶寮(弘前市 百沢 桜林)
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    その日の午前中のイベント(にじいろのネジ)は12時で無事終了。

    そのスタッフだった、家内と友人、そしてカメラマンだった私の三人で、お昼ご飯に、この春に出来た桜林茶寮に慰労会、昼食を兼ねて行きました。

     

     

    ここはとってもロケーションが良く、

     

     

     

     

    お店の外観、店内のセンスが良くて、もちろん料理も美味しいと、まさに三拍子揃っているお店です。

     

     

    あっ、あと一つ、接客もとてもいい (^o^)

     

    予約しないと最近は入れない人気店となっていて、今回は迷わずこちらに予約を入れていました。

     

     

    12時15分に到着すると、外の駐車場は車でほぼ満杯。なんとか停めて店内へ。

    店内の席もほぼ満席。外のウッドデッキの席とも考えたのですが、ちょっと気温が低そうだったので、中の席へ。

     

     

     

    ランチメニューは季節のごはんということで、メインは今旬のサンマの塩焼き。

    程よい塩味の付いた皮が、パリッと焼けていて、中の身はほくほくに (^o^)

     

     

    そして栗ご飯。絶妙な炊き加減。栗もたっぷりはいっていました。これもまた旬の食材、料理ですね。

     

     

     

     

     

    副菜もいろいろと載っていて、そしてどれもいい仕事をされていて、彩りよくて美味しくて、おかげで話もはずみました。

     

     

    最後にで、フルーツ(プルーンとりんご)のデザートと、飲み物がでました。

    これで1,200円は本当にお得。ぜひ岩木山方面に来られたらお立ち寄りください。

     

    すぐ前の桜林公園はすでに、薄っすらとですが、紅葉が始まっていました。

    紅葉真っ盛りの頃にまた来たいですね。お店の方もまた是非と言ってましたし (そりゃ言うでしょ ^_^;)

     

     

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    #岩木山 #百沢 #スキー場 #桜林公園 #桜林茶寮 #ランチ #ロケーションがすばらしい #内装 #外観 #ウッドデッキ #さんま塩焼き #栗ご飯 

     

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    | 弘前りんご | グルメ | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
    にじいろのネジって、なあに?_弘前アフタースクールのイベントにカメラマンとして参加
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      現代の型に嵌った教育で、子供の創造性の芽は摘まれてしまっているのではないか。

      ものづくり日本と言われながら、次世代を担う子どもたちに、ものづくりの楽しさを教えることを怠ってきたのではないかという危惧。そんな危惧を払拭しようと、子どもたちに自分たちで考えさせ、自分の手を動かさせて、ものづくりに挑戦させ、達成感を味わってもらおうという意図で始まった”にじいろのネジ”というプロジェクト。

      ものづくり日本を支えてきた東大阪の町工場が出発点で、企業とゲームクリエイターのコラボで発展してきました。https://neji.nijiiro-kids.jp/

       

       

       

      さて今回は、岩木山の麓、岩木青少年スポーツセンターを会場に、鶴田町ジュニアリーダー研修会の一コマ として、鶴田町の未来を担う子どもたちに、にじいろのネジを体験していただきました。

       

      今回のイベントは、境さんを代表とするひろさきアフタースクールが企画し、ネジおばさんとしてメンバー3人(境、小林、古川)が、弘前おもちゃ病院のドクターの佐藤さんがネジおじさん、として実施に当たりました。

      弘前おもちゃ病院 http://hirosakitoyhospital.web.fc2.com/

       

       

      挑戦した題材は、飛行機とカメラ。

      木の本体に孔を開けたところに、いろんな形のネジをはめ、あるいはいろんな部品をネジで留めることで、カメラや飛行機を作ってゆきます。

       

       

       

      最初に使う工具の説明と部品の説明を聞いた後、生徒は自分で制作の取り掛かりました。

       

       

       

       

       

      まずは自分で説明書を見ながら作っていきますが、難しかったり、行き詰まったら、青いシャツを来た、ネジおじさん、ネジおばさんが、アドバイスをしてくれます。

       

       

       

       

      子どもたちはたいへん見込みが早く、最初苦労していたのが嘘のように、どんどん完成させてゆきました。

       

       

       

       

      ただ単に、説明書通りに作るだけでなく、違った色や形のネジに付け替えたり、絵を書き込んだりと、どんどん各自オリジナルのものを作って行くのを見ると、子どもたちの想像力、創造力はあなどれないなと感じました。

       

      出来たものは、前で記念撮影。

       

       

      予定の2時間はあっという間に過ぎて、全員の記念撮影をしたあと、解散となりました。

      ネジを使ったものづくりの楽しさを通して 「キミはホントはすごいんだ!!」 が、子どもたちに伝わったことと思います。

       

       

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      #ものづくり #子どもたち #創造力 #想像力 #にじいろのネジ #東大阪 #ゲームクリエイター #岩木青少年スポーツセンター

       

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      | 弘前りんご | 日常 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
      ランチさ迷い人(34)_地鶏soba十五屋(弘前市田園)煮干しに飽きた訳ではないですが。
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        青森のラーメンと言えば、煮干し。大抵のラーメン屋のスープは煮干し味です。そして縮れた細麺との組み合わせによるシンプルな支那そばといったところが多いですね。

         

         

        弘前に移り住んですぐは、それに慣れなかったのですが、しばらくするとすっかり馴染んでいました。

        煮干しより焼干しのスープのほうが上品で、とか思っていたころもありましたが、やはり煮干しにしか出せない旨さがあるようにも思います。

         

        そんな弘前のらーめんにも変化の兆し(?)が最近現れてきています。

        R-campのような煮干しはベースにしていても、いわゆる創作ラーメンといったものや、イタリアンと言っても通じるSoba bar チリエージョのパスタ麺を使ったsoba。そして鶏のスープを主体にした地鶏soba十五屋などなど。魅力的なラーメン屋も出来てきています。

         

        たまには煮干し以外のラーメンをと思い立って、城東の方に演奏に出かける家内を送って行った後、地鶏soba十五屋に向かいました。

        後で聞いたところによると、家内は演奏会場が城東の老舗一休寿司で、出たお昼は寿司会席だったそうです (^_^;)

         

         

        入り口手前横に、小さな写真入りのメニューが出ていて、入ってすぐの券売機の前で思案しなくてもいいようになっています。

        というか、そこで思案して後ろの客に迷惑を掛けないように、ここで十分迷え!ってことかしら? (^_^;)

         

         

        中は結構広く、カウンターは7席ほどですが、4人がけテーブル席が8つ以上あります。

        元は養老乃瀧という居酒屋だったそうですね、知らんけど。

         

        さて、鶏白湯が売りのお店なんですが、結局頼んだのは9月限定(またですか ^_^;) の鶏干塩ラーメン。やっぱり煮干しから離れられない?

         

         

        グランドメニューの鶏塩ラーメンと見た目が似ていますが、スープは、基本の天草大王鶏のものと、煮干しをブレンドしたもの。見た目もなかなかスッキリとしていますが、味自体もスッキリとしていながら、コクも感じられる美味しさでした。

         

         

        デフォルトはどちらかというとコシのある細麺。それに塩味玉、メンマ、白髪ねぎ、三つ葉。そして鶏チャーシュー。

         

         

        嬉しいことに、アプリ(スマフォの)会員になると、トッピング無料になるということで、できるのを待つ間に会員になり、鶏チャーシュー3枚(300円)を付けてもらいました。これで都合4枚の鶏チャーシュー。結構なボリュームです。

         

         

        あと、ゆずこしょうや、ゆず皮粉を振れば、味に変化が出て楽しめます。

         

         

        このお店のラーメン、他店に比べると若干高めの値段設定に感じますが、それに十分見合う内容だと思います。

        ただ唯一、気になるのは丼の形。深くて上に開いた形のため、レンゲがかなり上までスープに浸かって出てきます。

        持てるところが限られるのが欠点といえば欠点ですね (^_^;)

         

         

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        #煮干し #地鶏 #ラーメン #地鶏soba十五屋 #鶏塩 #鶏干 #煮干し #深いどんぶり #れんげ #上まで浸かる #持つ処が少ない

         

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        | 弘前りんご | グルメ | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
        今年はレオナール・フジタの没後50年_東京都美術館、藤田嗣治展
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          明治維新後、日本人画家はこぞってパリを目指しました。

          西洋絵画を日本に導入するべく、本場パリで油絵を学ぼうとしたわけです。

          しかしそんな中、日本人として、洋画の本場パリで活躍し、認められたパイオニアであったのが藤田嗣治。

           

          レオナール・フジタ(1886年11月27日 - 1968年1月29日、wikipedia)

           

          後にフランスに帰化し、キリスト教に改宗して洗礼名レオナールを用いて、レオナール・フジタと名乗った一人の画家の人生は、波乱に満ちたものでした。

           

          軍医の父(嗣章:後に軍医としての最高位、陸軍軍医総監にまで上り詰めた人)に医者になることを望まれながら、幼い頃から絵を書くことが好きで、絵描きになりたいと父に告白します。そしてその後は画業一筋に生きてゆくことになります。

           

          そして、遂に藤田はパリに渡ります。その自由な空気に触れ、大いに触発され、それまで日本で身につけた一切の手法、道具を投げ捨てました。

          当時多くの日本人画家がパリに留学しましたが、その殆どが本場パリですでに確立された画法を習得しようとしたのに対して、藤田はアカデミアには背を向け、モンパルナスに住み、世界から集まった若き才能達(モディリアーニ、ピカソ、パスキン、キスリングら)と交流します。そして、彼は日本人画家として、洋画を描く意義を問い続け、それまでにない独自の画法(キャンバス全体に白い絵の具を塗り、墨と筆で輪郭線を描くことで、透き通るようなマチエールによる白い肌を表現することに成功)を確立して、一躍パリの画壇の寵児になります。

           

           

          一方、日本の権威に背を向けて成功した藤田に対して、日本国内では芸術家が大衆に迎合するふるまいとして、大きな批判が起こります。日本はいつの時代も精神論が好きなんですね、いやその根っこには、羨望に基づく嫉妬の感情があったのではないでしょうか。

           

          しかし、藤田はそんなことはお構いなし。自分の信じる道を進みました。パリで成功した藤田は、その後南米などを周った後、日本に帰国します。

           

          そこで戦争へと進む日本で、父親が軍医であったこともあり、画家として国に貢献するため、戦争画を描くようになります。

          ある意味、義務感で始めた戦争画であったけれども、題材としての魅力に気づき(ヨーロッパではドラクロアなどが、代表作として描いている)、アッツ島の玉砕などの大作を発表します。

           

           

          しかし、終戦後、芸術家として戦争責任を彼一人に負わせようとする日本の画壇、そして日本に失望し、パリに戻ってフランスに帰化し、キリスト教の洗礼を受けます。

           

          彼の最後の制作が、洗礼を受けたランスに礼拝堂を作り、その壁画を描くことでした。

          実際彼は短期間で、内壁にフレスコ画を描きました。

           

          ランスのフジタ礼拝堂(wikipedia)

           

          その内部(wikipedia)

           

          そんなレオナール・フジタの没後50年の回顧展が、上野公園の東京都美術館で開催されています。

          これまでの経緯から、長らく日本で藤田の業績を顧みることがされてこなかったのですが、これからはその真価が評価されることになるでしょう。

           

          没後50年 藤田嗣治展 Foujita - A Retrospective - 

           

           


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          #藤田嗣治 #レオナール・フジタ #パリ #東京都美術館 #没後50年 #回顧展 #マチエール #透き通る白い肌 #戦争画 #戦争責任 #フランス帰化 #キリスト教改宗 #礼拝堂 #フレスコ画

           

          * 縁あってこちらに立ち寄ってくださった記念に掲示板に書き込みを宜しく。

          弘前りんごの北のまほろば掲示板  

          | 弘前りんご | 美術 | 21:47 | comments(1) | - |
          突然の夕立で駆け込むと、そこはラーメン屋だった (^_^;) ラーメンハウス くま吉(弘前・西弘)
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            弘前も景観が、いろいろと変わってゆきます。

            もちろん、利便性とか時代の要請から、そういった都市計画が実施されるのは理解できるのですが、一抹の寂しさも覚えます。

             

            このたび中央弘前駅周辺の都市計画で、近隣の風情のある川端横丁が取り壊しになると、先日その中のおでん屋ぶっちゃーの店主に聞きました。しかしその時はうかつにも、おなじ建物にある中華料理の老舗、萬龍のことが頭に浮かばず、翌日になってどうなるんだろうと気になって、帰宅のついでに立ち寄りました。

             

            (これは最後に訪れたときの写真)

             

            すると、なんとすでに鍛冶町通りの方に移転して、そこで営業を始めているとのこと。あそこの塩焼きそばがもう食べられなくなるのかという残念な思いが杞憂に終わり、ほっとしました。

            近い内に行ってみようと思いつつ(その日は休業日だったので)、自宅に向かいました。

            http://kitamahokif.jugem.jp/?day=20151023

             

            しかし、その後大鰐線の西弘(弘前学院大学前駅)辺りに来ると急に雨が降り出し、そのうち猛烈な降りになりました。びしょ濡れになりそうだったので、お店の軒先で雨宿り。しかし、一向に止みそうにありません。最近の天気は急変することが多くて困ります。

             

            雨宿りついでに夕食を済ませようと、軒先を借りたお店(ラーメンハウス くま吉)に入りました。(なんだか前振りが長い ^_^;)

             

            ここは結構よく利用するラーメン屋です。過去にもこのブログで何度か紹介しています。

            http://kitamahokif.jugem.jp/?day=20170311

             

             

             

            私の後に、これまたずぶ濡れになった部活帰りかと思われる女子学生の集団が入ってきました。雨宿りを兼ねて食事に立ち寄ったようです。お店にとっては案外、恵みの雨だったのかも知れませんね。

             

             

            ここはラーメン類と丼類の種類がとにかく多いことが特徴で、いつもメニューを見ては迷いに迷うのです。

            しかし、ふとこのお店の名前を冠したラーメンをこれまで食べてなかったことに思い至り、くま吉ラーメンを頼みました。

             

             

            これは、鶏肉のそぼろや野菜を、とろみの付いた辛味噌で和えて、醤油ラーメンの上にトッピングとして、たっぷり載せたもの。

             

             

            辛さはそれほどでもありませんが、濃厚な味が細めで固めの麺によく合いました。雨に濡れて冷えた体を温めるのにちょうど良かったですね。

             

            食べ終わる頃には、雨もほぼ止んで、帰宅と相成りました。

             

             

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            #夕立 #雨宿り #ラーメンハウス #くま吉 #くま吉ラーメン #鶏そぼろ #あんかけ #辛味噌

             

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            | 弘前りんご | グルメ | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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            (弘前りんご)

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            しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

            手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

            修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

            その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

            研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。

            いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。

            最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

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            旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

            またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

            旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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