シンフォニ−、弦楽四重奏、ソナタ形式の基本の形を生み出した人、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。
F. J. ハイドン(1732年3月31日 - 1809年5月31日、トーマス・ハーディー筆 wikipedia)
しかし、踵を接するようにモーツァルト、ベートーヴェンが活躍し、彼の生み出した形式をはるか遠い高みにまで運んでしまったため、顧みられることが少なくなったと、音楽の教科書などには書かれています。
ピアノソナタ 第46番 イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
https://www.youtube.com/watch?v=-4ZvrsdIbq4
果たしてそうでしょうか。
確かに、モーツァルトのような天才的なひらめき、ベートーヴェンの様なこれ以上ないほど一つの主題を使い尽くしてなお、変幻自在な曲をつくるといったことはなかったけれど、彼の作品のなんとも品位が高く、愉悦に溢れた作品は、前者二人とは全く違う、聴くものの心を幸せにしてくれる音楽だと思います。
弦楽四重奏曲第67番 ”ひばり” ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
幸いというか、最近またハイドンの良さが知られるようになり、いろんな音楽家が彼の作品を演奏するようになってきました。嬉しい限りです。
ピアノ協奏曲第11番、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
https://www.youtube.com/watch?v=PND8ezO6ql8
音楽は何よりも聞き手に喜びをもたらさなくてはならないという信念と、そして彼特有の類まれなるユーモアを知れば、一層彼の作品の魅力を楽しむことができることでしょう。
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#ハイドン #誕生日 #モーツァルト #ベートーヴェン