ケータイ内蔵のカメラでも十分美しい写真が、それも簡単に(シャッターボタンをただ押すだけで)撮れるようになり、写真を日常的に撮影する人口は飛躍的に増えたことでしょう。
そのため、中にはフォーカスって何?露出って何?という人もいるかも。
現在市販のカメラの殆どは全自動で撮影する機能が搭載されていて、被写体にカメラのレンズを向ければ(それくらいはしないとねえ ^^;)、後はシャッターボタンを押すだけで、適正露出でピントが合った写真が撮れます。
しかし以前は、レンズのフォーカスリングを回してやらないとボケた写真しか取れませんでした。
そんな中、今からちょうど40年前の1977年の11月30日に、小西六写真工業(コニカが愛称)が、カメラが勝手にフォーカスを合わせてくれる、全自動焦点のカメラ(ジャスピンコニカ)を世界に先駆けて発売。それまでカメラに縁のなかった女性(フォーカスって何?って可愛く聴く方 ^^;)や中高年層(目が悪くなってピントが合わせられんとぼやく御仁)の市場を開拓しました。
その後、技術は益々進歩し、瞳オートフォーカス(顔の中の瞳を検出し、それにフォーカスを合わせる技術)や、笑顔になったらシャッターが自動的にオンになる技術やらと、どんどん便利になり、人はどんどん頭を使わずに、いや失礼、構図やシャッターチャンスを逃さないことに専念できるようになりました。
そうなると、益々美的センスがアマチュアでも問われる時代となって、本当に福音となったのかどうか微妙なところと相成ったわけです ^^;)
まあ、写真を撮る楽しさを忘れず、自分なりの創造行為となればいいのでしょうけど。
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