(モーツァルトのオペラ)
モーツァルト(ヨーゼフ・ランゲ作 1756年1月27日 - 1791年12月5日 wikipediaより)
年末にモーツァルト歌劇全集のDVDを購入しましたが、なかなか時間が取れなくて、わずかしか聴けていません (T_T)
そんなモーツァルトのオペラの中で、ダ・ポンテ三部作と呼ばれるものがあります。
モーツァルトがダ・ポンテの台本に基づいて作曲した3つのオペラ、”フィガロの結婚”、”ドン・ジョバンニ”、そして”コジ・ファン・トゥッテ”を指します。いずれも、”魔笛”や”後宮よりの逃走”と並んで、今でも盛んに上演される人気作ですね。
ジャンルとしてはオペラ・ブッファ。王侯・貴族階級を聴衆に想定して書かれたオペラ・セリアに対して、市民的で、取り上げるテーマも世俗的な内容になっています。そしてモーツァルトによって頂点に達したと考えられます。
コジ・ファン・トゥッテの一場面(METライブ・ビューイングより)
(その中のコシ・ファン・トゥッテ)
コシ・ファン・トゥッテは、三部作の中でも、特に重唱が多いのも特徴の一つです(30曲のアリア中、16曲が重唱)そういう意味では、優れた歌い手が複数起用される必要があり、うまく行けば聴き応えのある作品でもあります。
(あらすじ)
ただ、内容が当時としては不道徳と映って、人気が出なかった経緯があります。美人姉妹のそれぞれの恋人が、ある男の挑発に乗ってしまい、それぞれの恋人の貞節を確かめるため、入れ替わって誘惑するというもの。タイトルの”コシ・ファン・トゥッテ”は、”女はそうしたもの”という意味です。今こんなこと言ったら、ポリティカル・コレクトネスで非難轟々でしょう ^^;)
リヒャルト・ワグナーの写真(wikipedia)
(ワーグナーの見解)
面白いのは、有名な指揮者ハンス・フォン・ビューローの妻(リストの娘コジマ)と不倫のすえ、ビューローから奪い取って結婚したワーグナーが、このオペラを内容が不道徳だと酷評していることです。まさに音楽界の*進党、今ならブーメランが飛んできます ^^;)
尤も、ワーグナーの音楽家としての成功は、コジマの内助の功が大きかったためとも言われ、後世のワーグナーファンにとっては、良かったのかもしれませんが....
(参考までに)
モーツァルト:コシ・ファン・トゥッテ
ベーム指揮、フィルハーモニア管弦楽団
https://www.youtube.com/watch?v=grmv1ZFCyYU
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