弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
羽田で夕食_カレーダイニングAVION
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    東京出張の帰り、羽田空港で夕食をということで、京急羽田国内線ターミナル駅から第一ターミナルに上がってすぐにある、行きつけ(?)の店、カレーダイニングAVIONへ。

     

     

    羽田空港にはカレー専門店はほかにもいくつかありますが、ここが一番気に入っています。

     

     

    頼んだのは、いつもの2種類のカレーセット、デュエットカレー。

     

     

    5種類あるカレーの中から、じっくり煮込んだビーフとコクの有るルーのクラシックカレー(ビーフ)、そして揚げたての三元豚のカツなどの入ったカツカレーの組み合わせを選び、ライスはサフランライス。

    注文を受けてからカツを揚げるので、少々時間がかかりますが、その分揚げたてのおいしさが味わえます。

     

     

    カレーは、口に入れた時は一瞬すこし甘口かと思うのですが、後から香辛料の辛さがじわっと、しかもしっかりと追いかけてきて、期待に違わない旨さでした。

     

     


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    | 弘前りんご | グルメ | 06:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
    海のアミューズメントパーク、水族館_仙台うみの杜水族館
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      先週仙台に行った折、仙台の多賀城方面(正確には仙台市宮城野区)に新しくできた、仙台うみの杜水族館に行ってきました。

       

       

       

      最寄りの駅は仙石線の中野栄駅、そこから専用送迎バスが出ています。

      専用ということもあって、外装もなかなか楽しいものですね。

       

       

      水族館に入ると最初に迎えてくれるのがこの巨大水槽。

      様々な魚が単独で、あるいは群れをなして泳いでいるのを見るだけで、海の広大さ、豊かさが感じられます。

       

      展示方法にも工夫が見られます。

       

       

      海獣の姿を色んな角度から見られるようにという、おそらく旭山動物園から始まったものですね。

       

       

      かわいいフェアリーペンギン

      そして珍しい動物も。

       

       

      イロワケイルカ。その見た目からパンダイルカとも。

      シャチの超小型と言った雰囲気ですね。

       

       

      これまた珍しい、ツメナシカワウソ。

       

      また楽しいアトラクションも一杯。

       

       

       

       

       

       

       

      ここ迄の演技をさせるには大変な努力があったことと思います。

       

      それだけではなく、学術的な研究、取り組みもなされています。

       

       

      背の深いブルーが美しいヨシキリザメ。

      フカヒレの材料として乱獲され、数が激減したものを育てる試みもされています。

       

      色んな面で楽しい水族館でした。できることなら違った季節にまた来てみたいですね。

       

      | 弘前りんご | 旅行 | 06:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
      今日11月28日はフランスの作曲家リュリの誕生日。バレエの踊り手、楽長そして寵臣にまで上り詰めた人。
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        (リュリって誰? ^^;)

        リュリと聞いて心当たりのある方は、結構音楽に詳しい方だと思われます。

         

        ジョン=バティスト・リュリ( 1632年11月28日 - 1687年3月22日 wikipedia)

        フランス盛期バロックの作曲家

         

        (苦労人で立身出世のイタリア出身のフランス人)

        後にフランスの国籍を取得していますが、元々イタリア人の貧しい家庭に生まれた彼が、苦労の末にルイ14世の宮廷楽長、そして寵臣にまで上り詰めた、言わば立身出世の人です。その一方で、かなり放蕩を極めたようで、いろんなエピソードが残されています。

         

        はじめは自身がバレエの踊り手として注目をあびるようになり、バレエ音楽を作曲するに至ります。代表作はコメディ=バレー、町人貴族(Le Bourgeois Gentilhomme)

        https://www.youtube.com/watch?v=TKuUqsR4WOY(Youtube)

        音楽がリュリ、台本がモリエールです。

         

        その後、フランス語のオペラが発展する兆候を示すようになると、オペラの作曲も始め、一斉を風靡する作品を発表します。

         

        (死因はなんと)

        彼を別の意味で有名にしたのが、その死因 (^_^;)

        放蕩が原因でルイ14世の寵愛が薄れた頃、その王の病気快癒を祝するために自作のテ・デウムを演奏したのですが。当時指揮者は、とても長くて重い杖を指揮棒代わりに、調子を取るために床を突いていました。間違って彼はそれで自分の足の甲を思い切り突いてしまい、そこが化膿して壊疽を起こして、それが原因でなくなったのでした。なんとも残念な。

         

        臨終の言葉が、”いざ死すべし、なんじ罪びとよ Bisogna morire, peccatore”というのが、意味深ではあります。

         


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        #リュリ #フランスの作曲家 #誕生日 #11月28日 #バレエ #オペラ #寵臣 #放蕩 #指揮の杖が死因

         

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        | 弘前りんご | 音楽 | 07:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
        暗い時間までやっていた、クラーナハ展 (^_^;)
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          寒いギャグで始まって恐縮です (^_^)v

           

          最近は、幾つもの美術館が週末金曜日や土曜日などは開館時間を夜8時くらいまで延ばしてくれていて、うれしいですね。

          おかげで東京の出張(週末が多い ^_^;)の折などに、ついでに(あくまでついでですよ)展覧会を見ることができます。

          地方にいるとなかなか大きなものを見ることができないので助かります。

           

           

          ということで、今回はまず行った日の夕方に上野の国立西洋美術館クラーナハ展に行きました。

           

          ルーカス・クラーナハ (父)(wikipedia)

           

          マルチン・ルター (wkipedia)

           

          彼の画業に色んな面で影響のあった友人マルチン・ルターの宗教改革500周年ということで、力が入った感がありました。
          また今回の展覧会に合わせて、3年掛けて制作当時の状態に修復された、ユーディットの絵が見事でした。侵略者のホロフェルネスのまさに寝首をかいたユーディットの冷ややかな表情に鬼気迫るものを感じます。
          見終わって館外に出るとすっかり暗くなっていました。

           

           

          そして帰りの夜に国立新美術館ダリ展を見てきました。

           

           

          ダリ展は、混雑を避けるため入場制限をしていて、入るまでに数十分待たされました。

           

           

          見終わって、閉館まで2時間を切っても、列は減ること無くありました。

           

           

          今回の展示会では、ダリがどのような画風の変遷を経たか、そしてその制作の領域が絵以外にもとても広かったことがよくわかりました。

           

          どちらも展示の量、質共に高く、十分満足の行くものでした。展示する側の企画力が大手の美術館だとやはり高いのでしょうね。

          お陰でクラーナハ、ダリの全貌をうかがい知ることができました。

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          #東京 #美術展 #国立西洋美術館 #クラーナハ展 #国立新美術館 #ダリ展

           

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          | 弘前りんご | 美術 | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
          A. ワグナーの”進化の謎を数学で解く”を読む
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            進化論は今や仮説ではなく、生命科学における定説として受け入れられています。

             

            チャールズ・ダーウィン(wikipedia)

             

            その中でも最も偉大な貢献は、ダーウィンの自然選択説でしょう。まだ遺伝子の存在も知られていない時代にあって、打ち立てた金字塔であり、そこから進化論の科学としての進展がありました。

             

            ダーウィン著 ”種の起源”

             

            ダーウィンの自然選択説は、突然変異などにより様々な形質を発現している個体の中から、環境に適した最適者を選ぶことによって進化が進行するというものです。全ての突然変異(ゲノムの核酸の配列の変化)が淘汰圧に晒されるわけではなく、晒されなかったものが、遺伝子の変異のプールとして重要だという中立説などの修正が加えられるもの、大筋においてダーウィンの自然選択説は確かなものです。しかし、そのダーウィンの自然選択説にしても、進化論の最も重要な問題に答えていませんでした。それはなにか。

             

            今ある発現形質の違う個体の中から、淘汰圧に打ち勝つ最適者を選ぶことは出来る。しかし、そもそも最適者を作り出すことは出来ず、どうやってそのような最適者を自然は作り出したかというメカニズムには彼の理論は全く答えていません。

             

            アットランダムに突然変異が起こると仮定したら、例えば100個のアミノ酸配列を持つ一つのタンパク質に起こりうる配列の組み合わせは、20種のアミノ酸をもとに計算すると10の130乗の組み合わせがあります。毎秒1個の突然変異を試したとして、宇宙の始まりから現在までの時間まで掛けてもそのごくごく一部しか試せない事になります。生物は淘汰圧で最適者を選択する前に滅んでしまうでしょう。

            ではどうやって淘汰圧に耐える変異を短時間で生み出すか?

            そのメカニズムに答える現代の進化学を紹介するのが、アンドレアス・ワグナーの”進化学を数学で解く”です。
            しかしこのタイトルは確かに内容の重要な一面を表現していますが、上記の内容からすれば、やはり原題”Arrival of the fittest”(最適者の到来)の方がふさわしい気がします。
            | 弘前りんご | 自然科学 | 05:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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            (弘前りんご)

            自身もバロック音楽の研究者であり、演奏家であるサルデッリが書いた、”失われた手稿譜 ー ヴィヴァルディをめぐる物語 ー” では、ヴィヴァルディが亡くなった直後から漂流し始める、ヴィヴァルディが残した膨大な手稿譜が本当の主人公であり、小説の形をとっているものの、そこに書かれたことはほとんどが事実です。

            しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

            手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

            修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

            その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

            研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。

            いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。

            最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

            ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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            ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

            旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

            またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

            旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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