弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
津軽麺紀行(22)_めん屋ひまわり
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    どんな種類のラーメンが好きかと言われると、
    まずは塩ラーメン、そしてちゃんぽんでしょうか。
    弘前でちゃんぽんが食べられるところは、ヒロロの
    リンガーハットか、ここ松森町のめん屋ひまわり
    といったところでしょうか。以前、ワンコインランチで
    ひまわりは紹介しましたが。

    チェーンの画一化された味より、店オリジナルの
    味が楽しめる方がいいので、どちらかと言うと
    ちゃんぽんなら、ひまわりに来ますね。

    いつもは野菜たっぷりちゃんぽんなんですが、
    この日はちょっと違ったものということで、
    高菜ちゃんぽんを。



    通常のちゃんぽんに高菜が載っているだけと言われれば
    それまでなんですが、結構いいアクセントになっていると
    思います。ちょっぴり塩辛さが増している気はしますが。

    太めの麺に白湯スープがよく絡んでおいしく頂きました。
    | 弘前りんご | グルメ | 06:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
    盛りだくさんな演奏会でした_関山幸弘&新田幹男ジョイントコンサート
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      ともにNHK交響楽団のそれぞれのパートの首席、
      あるいは首席だったお二人。
      関山さんは昨年定年で退団しましたが、トランペットの首席。
      新田さんは20年ほど若く、現在トロンボーンの首席。
      その二人が弘前でデュエットコンサートを開きました。



      弘前の若い音楽家、あるいはそれを目指す学生に
      本物の音楽に触れる機会を与えたいと設立された、
      弘前ミュージックキャンプの事業で、
      前日はこのお二人による、トランペットとトロンボーン
      それぞれの公開レッスンがありました。
      お二人の演奏はさすがN響首席というものでしたが、
      特に新田さんのトロンボーンは、その多彩な音色に
      魅了されました。

      そして今日は講師二人の演奏を聴いた後、
      受講生それぞれによるアンサンブル演奏、
      そして3人の社会人アマチュア演奏家を加えた金管五重奏。
      最後は全員による演奏と、実に多彩な楽しい演奏会でした。

      ただ残念なことに、最初客席にいたレッスン受講生の
      30名余りが舞台に上がると、客席は半分も埋まっていない状況。
      実にもったいないことでした。

       
      | 弘前りんご | 音楽 | 07:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
      西目屋詣その2_乳穂ケ滝不動尊
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        ここのところ、はやぶさを追いかけて、
        西目屋詣が続いています。
        しかし、なかなかはやぶさを見つけられずにいて、
        その埋め合わせと言ってはなんですが、
        近辺の名所旧跡を訪ねています。
        前回の清水観世音につづいて、
        今回は乳穂ケ滝(におがたき)の不動尊。



        暗門の滝に向かう県道28号線を、
        ビーチにしめや、白神ビレッジセンターを過ぎて
        すぐの道沿いにあります。



        杉の巨木を控えた赤い鳥居をくぐると、ほこの形をした
        碑があります。







        その背後に迫った斜面を登った巨大な断崖の途中に
        不動尊が祀られています。



        そしてその上から一筋の滝。これが乳穂ケ滝。
        県道に面していながら、そこは静寂の空間。





        不動尊の祠はなかなかカラフルでした。
        暑い時期に来ても、ここだけはひんやりしているような予感がします。




        上から見ると滝壺は引き込まれるような雰囲気でした。
        | 弘前りんご | 紀行 | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
        ワンコインランチめぐり(34)_ベア
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          ワンコインランチブックも、Vol.5となりました。



          今回は新登場店が10店になったのに加え、
          ランチブックそのものも随分と使い勝手が
          良くなりました。



          ワンコインランチを提供する曜日については、これまで
          巻頭にまとめて一覧表として提示されていたのですが、
          お店の情報を見て行こうと思い立っても、巻頭に戻って、
          今日はやっていないということがよくありました。
          しかし、今回からそのお店のページにわかりやすく、
          併記されるようになったのは非常にいいですね。

          ということで、その新刊なったランチブックで訪れたのが、
          中華バイキングのお店、ベア。
          なんとvol.4で訪れた最後のお店もここでした (^_^;)




          メニューは、麻婆豆腐ラーメンにミニライスと杏仁豆腐のセット。
          掛かっている麻婆豆腐は程よい辛さ。とろみが付いているので、
          麺とも絡みます。

          ごちそうさまでした。次回はどこに行こうかな?

           
          | 弘前りんご | グルメ | 04:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
          おーい!応為! (^_^;)
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            (呼び名から応為)
            普段親から、おーい、と呼びかけられていたところから、江戸っ子の洒落っ気か、自分の名前にしてしまったという浮世絵師、応為
            NHK特集ドラマ『眩(くらら)ー 北斎の娘』
            そしてその親とは葛飾北斎であり、応為は二番目の妻との間の娘です。


            葛飾北斎、応為 親娘、wikipedia
            (北斎譲りの絵の才能)
            自由奔放な性格が災いして婚家から離縁されてからは、北斎が天寿を全うするまでそばに居て、その世話をしたことで知られています。
            これまで、父の浮世絵師としての偉大さの影に隠れていた感がありますが、しかし、その娘もただものではなかった。
            父北斎をして、女性画を書かせたら娘には自分は敵わないと言わしめた娘。
            それを如実に示すのが、この絵。


            春夜美人図あるいは夜桜美人図(メナード美術館)

             
            無款ですが、彼女の作品と同定されています。

            元禄時代に活躍した女流歌人・秋色女を描いたとされる作品ですが、常夜灯、雪見灯籠の2つの明かりに照らされ、闇の中に浮かぶような女性像。
            カラヴァッジョ、ラトゥール、レンブラントを彷彿とさせる光と影の見事な調和。



            そして上手いだけでなく、裏彩色という技法を駆使して、日本画が苦手とするカラーの濃淡を見事に表現しています。


            吉原格子先之図(wikipedia)

            他にも、この吉原格子先之図などの、やはり見事な光と影のコントラストを活かした作品があります。
            一度実物を見てみたいものです。

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            | 弘前りんご | 美術 | 07:09 | comments(0) | - |
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            旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

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            旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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