2015.07.31 Friday
日本の技はここでも発揮_京都祇園祭
京都の夏祭り、祇園祭。
今年は台風の影響を受けたそうですが、なんとか開催されました。
その祇園祭の花といえば、長刀鉾。
高さ25m、重さ7トン。
これを毎年、祭りの準備の時に組み立てるわけです。
その組立に、釘は一切使わず、ごらんのように縄がらみという、縄だけで縛るんですね。
理由は、釘を打って木の枠を固定してしまうと、巡航中に力が掛かった時に木が割れるからだとか。
しかし、縄で固定すると、力がうまく縄によって吸収されたり逃したりして、木枠が割れることが防げるわけですね。
寺院の塔が何百年も、地震によって倒れること無く立ってきたことに通じる、長年の経験に基づく知恵と工夫の成果です。
今年は台風の影響を受けたそうですが、なんとか開催されました。
その祇園祭の花といえば、長刀鉾。
高さ25m、重さ7トン。
これを毎年、祭りの準備の時に組み立てるわけです。
その組立に、釘は一切使わず、ごらんのように縄がらみという、縄だけで縛るんですね。
理由は、釘を打って木の枠を固定してしまうと、巡航中に力が掛かった時に木が割れるからだとか。
しかし、縄で固定すると、力がうまく縄によって吸収されたり逃したりして、木枠が割れることが防げるわけですね。
寺院の塔が何百年も、地震によって倒れること無く立ってきたことに通じる、長年の経験に基づく知恵と工夫の成果です。
こういったことはぜひ、これからも継承していって欲しいですね。
そこから学ぶことはまだまだありますから。