弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
料理は素敵でした (^_^;)
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    班員として所属する厚生省の班会議が御茶ノ水で開かれ、参加してきました。年に2回開かれます。
    会議の前日夜に御茶ノ水入りして、ホテルにチェックイン。





    泊まったホテルは外から見ると、看板がなんだかラ*ホ見たいですが、中は新しくて洒落た、素敵なホテルでした。そして、遅い夕食にまたあの店に行きました。



    ドレッシングが素敵なサラダ。



    漁港から直接仕入れている魚を使い、鮮度は抜群です。



    前回頼んで気に入った、ぬかサンマ。今回も期待を裏切りませんでした。



    牛タンの塩焼き。厚切りで実にやわらか。




    平政のカマ(というか、かぶと?)の煮つけと塩焼き。大ぶりなので、実もたっぷりで、食べごたえがありました。出てくる料理は、どれもこんなに素敵でした。
    なのに。。。(^_^;)

    今回は、接客サービスがどういうわけかひどすぎました。
    まず、予約してあったのですが、行くと最初に通されたところが、頼んだ人数にしては明らかに狭い部屋。それを言うと、案内する部屋を間違えていたことに、その時点で気づく始末。それがケチの着き始め。
    次に、頼んだ料理がなかなか出てこないし、お勧めといって紹介した料理が、結局最後まで出て来ませんでした (^_^;)。おすすめだという料理の名前の由来を聞いても答えられない。
    また、
    飲み物もなかなか出てこないし、飲み物に合わせて最初の方で出てくるべき突出しが、かなり後から出てきました。それになにより、そういう対応の悪さに、一向に悪びれない店員の態度。

    あまりにひどいので、場所を変えることにしました。その対応した店員さんが悪いのかもしれませんが、次に来たときは、もうこの店はやめにしようということになりました (^_^;)
    せっかく明日の会議の前の、いわば景気づけに来たのに、これではねえ。

    サービス業は、いくら料理が良くても、これではいけません、残念ですが。
     
    | 弘前りんご | グルメ | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
    ニューフェイス登場_藤崎農場の新種リンゴ
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      勤めている大学に附属する農場では、青森県の農産物の品種改良に力を入れています。


      (弘大HPより)

      中でもリンゴ。これまでにも、果肉が赤い”紅の夢”、大型の果実が実る”弘大みさき”なんていうのが市場に出ています。
      今回、香りの非常に高い、そして糖度も非常に高い”こうこう” という品種の進物用というのが、手に入りました。なんと6個で3000円! 
      青森りんごは、たとえば台湾に行けばその位するとは聞いていましたが、まさか自分が買うことになるとは (^_^;)




      進物用というだけあって、立派な化粧箱に入っています。



      蓋をあける前から、実にかぐわしい香りが漂ってきていました。
      そして蓋を開けてみると、確かに6個の大きな実のりんごが鎮座ましましていました。
      なんだか食べるのがもったいなく、しばらく(食べ頃は、採ってから15日くらい)毎日拝み、香りをかぐことにします (^_^;)




      と書きましたが、やはり一個、味見することにしました。
      切ってみると、ここまで蜜が入っていました。ご存知かもしれませんが、蜜そのものは、エステルで甘いわけではありません。しかし、糖度が非常に高くないと蜜はできないので、甘さの見た目の指標になるわけです。



      味はということ、主力のふじと似た傾向。しっかりとした甘みと、程よい酸味。
      そして、このリンゴにはもう一つ、ジューシーさという特徴がありました。
      かじると果汁が噴出してくる感じです (^_^;)
      いや、値段相応の価値があると思いました。

       
      | 弘前りんご | グルメ | 06:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
      兄弟協演?競演? (^_^;)
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        兄弟揃って才能があり、活躍する例はありますが、



        このキャプソン兄弟(ヴァイオリニストの兄ルノーと、チェリストの弟ゴーティエ)もその代表例。
        実力はもちろん、どちらもイケメンということもあって、人気もすこぶる高いですね。






        その二人が、BBCプロムスに揃って出演し、ブラームスの二重協奏曲で共演しました。その様子を写したビデオがYoutubeにアップされていました。
        そのアンコールに、
        ノルウェーのヴァイオリニストで作曲家のハルヴォルセンの作品 ”ヘンデルの主題によるパッサカリア” を演奏しました。
        Handelの主題によるパッサカリア(ハルヴォルセン作曲)
        https://www.youtube.com/watch?v=iaH44LhhAxM

        ヴァイオリン:ルノー・カピュソン
        チェロ:ゴーティエ・カピュソン
        BBCプロムスでのアンコール演奏。(2011年)

        この作品の評価を高めたのは、ヤッシャ・ハイフェッツが取り上げ、度々演奏したからのようですが、この演奏に比べると二人のものは鋭角的でテンポも早く、現代的な演奏といえるかもしれません。しかし、確かな技術でしっかりと唱うべきところはうたっています。そのいずれの演奏でも聴きごたえのある、いい曲です。

         
        | 弘前りんご | 音楽 | 06:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
        恒例のあの日がやってきました_マンドリンとボジョレーヌーボー&新蕎麦の会
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          毎年この時期に開かれる、ボジョレー・ヌーボー&新そばを楽しみながら、マンドリンを聴く会。



          50分ほどのマンドリンとギターの二重奏を楽しんだ後、いよいよヌーボーと新蕎麦の会が始まりました。




          今回のヌーボーの赤ワインは3種。それ以外に白ワインも一本。ヌーボーらしいフレッシュな味わいでした。



          メニューはこちら。ご主人の創意工夫が生かされた内容に、満足させられました。



          右端は山うに豆腐。これが実に美味しくて、力強いワインにも負けず、また日本酒のあてにぴったり。



          金華山の鯖の〆鯖がいつも通りの美味しさ。

           



          比内地鶏といがめんち鍋。イガメンチの中には、トマトが (^o^)
          だしは塩味で、なかなかいけました。



          かど鮫のフライが意外なうまさ。付け合せの蕎麦もやしと赤玉ねぎのドレッシングもよく合っていました。

          そしてこの会は、いつも参加者が持ち込むお酒のレベルの高さに圧倒されます。








          今回もいずれも特筆すべき感がありましたが、特に最後の角右衛門は、今回のぴか一でした。

          音楽を聴き、料理とお酒を楽しむうちに、3時間が過ぎ、お開きとなりました。

           
          | 弘前りんご | グルメ | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
          人生いろいろ、血圧もいろいろ (^_^;)
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            今月初めに恒例の(年に一度)人間ドックに行ってきました。
            特に悪いところはなかったのですが、血圧だけが異様に高かったのです (普段110と60くらいなのに、その日は150と85)。
            たまたま測ってくれたのが、若い女医さんだったわけでもなく(おばあちゃん先生 ^_^;)、原因が分からないので、しばらく毎日朝晩に測ってみようということになりました。



            その日帰って測ってみると、やはりかなり高い。その後数日間、測っても同じ程度。
            とうとう、高血圧症になったかなという思いがよぎりました (^_^;)
            しかし、ためしに今度はぬるめのお湯にゆっくりと20分ほど浸かって、湯冷めしない様にして測ってみると、



            温浴による降圧効果てきめん。やはり交感神経を鎮め、副交感優位にする効果でしょうか。生理学の教科書通りでうれしくなりました。

            その後3週間ほど続けて測っていますが、変動はあるものの上は120以下、下は70以下をキープ。
            それが全て温浴効果とは言いませんが、緊張緩和、ストレス発散がいいきっかけになったのではないでしょうか。
            少なくとも、高血圧症ではなかったのは何よりです。降圧剤を飲み始めたら、おそらく途中でやめられないでしょうからね (^_^;)
            いずれにしても、ストレスを溜めないことが一番かな?

             
            | 弘前りんご | 日常 | 07:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
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            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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