2014.10.31 Friday
津軽の古木
弘前りんご_新参者の宝塚日記大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
2014.10.30 Thursday
津軽のルーツ_大浦光信の舘
大浦光信は、津軽藩の初代藩主である為信の4代祖先にあたります。
光信公の眠る廟所 そこに入る前にまず光信公の埋葬されたところに行きました。舘から坂を少し下った、日中でも暗い、鬱蒼とした、まさに霊気が宿っているような、大木、古木に囲まれたところに、光信公の廟所がありました。 といっても、柵で囲まれた区画で建物があるわけではありません。なんでも光信公のご遺体はこの下に立った状態で埋められているとか。 霊気を十分に浴びた後 (^_^;)、光信公の舘(記念館?)に戻りました。 光信公由来の品々が数多く展示されていましたが、中でもこの鎧兜は重厚な雰囲気を醸し出していました。武具でありながら、鎧兜は芸術品でもあると感じます。 ここを最後に、今回の白神の旅は終わりました。 2014.10.29 Wednesday
津軽藩発祥の地を訪ねる。その前にちょっと寄り道。
2014.10.28 Tuesday
なんちゃって、白神登山 (^_^;)
この日曜日に、秋田県側から白神を見晴かす (^_^;)というツアーを敢行しました。
元山岳部の方が、登山経験の少ない同行者を慮って、なんちゃって登山(少々山道を歩くという程度)に連れて行ってくださったという次第です。 弘前から高速に乗って能代まで行き、そこから海岸線にでて北上するコースを取りました。 秋田県側に入るとものすごい濃霧に驚かされました。しかし能代に着く頃には見事な快晴となりました。 まずは八森ぶなっこランド。山は見事に紅葉していました。 森林科学館の建物の中に入ろうとして、異様な臭い。内外にカメムシの大群が群がり、カメムシランドと化していて、仕方なく入館を断念しました (^_^;) 次に八峰白神ジオパーク。白神を通って、秋田と青森を道路でつなぐ計画があったのですが、自然保護の観点から断念したという経緯が書かれた石碑がありました。二ッ森の展望台があるというので、ここはしっかり登りました。結構風が強かったのですが、見事な山並みと紅葉を目に出来ました。 次に白神登山口を目指したのですが、途中普段目にすることのない、見事な三角形の岩木山を望むことが出来ました。 白神はブナの原生林で有名ですが、この辺りは見事な白樺が山肌一面を覆っていて、なかなかの景観でした。 おかげで見事な木々と紅葉で目の保養になりました。 このあと、種里にある津軽藩発祥の地、始祖 光信の館に向かいました。(続く) 2014.10.27 Monday
新店(ラーメン)開拓 (^_^;)
先週末、所用で出かけたところの近くに、以前から気になっていたラーメン屋さんがあったので、時間もお昼ということで立ち寄りました。
土手町通りから一本入った、品川町の通りの角にある、中華そば ”ちじま”。 L字型のカウンターと小上がりが2か所のこじんまりとしたお店です。 そしてメニューは至ってシンプル。中華そばとチャーシューめん。(他には、おにぎりだけ) 潔いですね。市役所近くの中華そば屋のマル金さんもそうでした。期待が持てます (^o^)
カウンターの中では、ネクタイを締めたら似合いそうな、脱サラ風の店主が黙々とラーメンを作り、後は店員さんがひとりのみですが、店の雰囲気は和む感じで悪くないですね。 しばらくすると、頼んだチャーシューメンが出て来ました。 麺は津軽ラーメンらしい縮れ麺。そして少し濃い色味のスープ。チャーシューに、刻みネギとシナチクが載った、シンプルなもの。 麺は普通の太さですが、コシがあってもちもちで、歯触りがよかったですね。 そしてスープ。最近青森ではこれが煮干しだ!と自己主張の強いスープのお店が多くなりました。しかし、ここのは見た目とは裏腹にまろやかな醤油味。煮干しの味と風味はしっかりありますが、いい感じの甘味が感じられ、そして実にまろやかです。飽きが来ないと感じました。こういうの好きですね。 一方、チャーシューは、脂身が少なく、好みが分かれるところでしょうか。くどくなくていいとも言えます。 結構私好みで、店名通り中華そばといういでたちのラーメンでした。 |
+ RECOMMEND
失われた手稿譜 ヴィヴァルディをめぐる物語【電子書籍】[ フェデリーコ・マリア・サルデッリ ] (JUGEMレビュー »)
(弘前りんご) 自身もバロック音楽の研究者であり、演奏家であるサルデッリが書いた、”失われた手稿譜 ー ヴィヴァルディをめぐる物語 ー” では、ヴィヴァルディが亡くなった直後から漂流し始める、ヴィヴァルディが残した膨大な手稿譜が本当の主人公であり、小説の形をとっているものの、そこに書かれたことはほとんどが事実です。 しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。 手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。 修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。 その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。 研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。 いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。 最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉 ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
+ RECOMMEND
旅屋おかえり [ 原田マハ ] (JUGEMレビュー »)
”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。 旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。 またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。 旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。 そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。 まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ Google Adsense
+ Google AdSense
+ Google AdSense
+ Google Adsense
+ Google AdSense
+ MOBILE
+ LINKS
+ PROFILE
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|
PAGE TOP |