プロのオケだって、決して楽な曲じゃないのに、指揮者以外全員中学生ですから。
ちょっと先走りしてしまいました。
この土曜日に、弘前大学教育学部附属中学校(附中)の文化祭に当たる、3日間の附中祭最終日。弘前市民会館大ホールで、音楽関係の演目が行われました。
そのトップバッターが、附中オーケストラの演奏で、中学3年生のピアニストとの共演による、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の演奏でした。
土曜日で快晴ということもあってか、9時半の開演にもかかわらず、9時よりずいぶん前に駐車場は満杯。
ホール内もすぐに満席状態。あとで来た人は、中に入れずにホワイエでビデオ画面を見るという状況でした (^_^;)
さて、演奏ですがオープニングの短い曲のあと、いよいよラフマニノフ。
ソリストは、どこから見ても普通の中学生。当たり前か (^_^;)
しかし、冒頭のピアノソロで始まると、堂々としたもの。暗譜でしっかりと弾きこなしていました。
オケの方も指揮者について行き、ピアニストとも頑張って合わせていました。
第一楽章のみではありましたが、無事演奏を終えました。
しかし、大仕事を終えたという感じの顔ではなく、淡々として実に大物ぶりです。
しかし、花束をもらったあとのはにかんだ表情は、やはり中学生のものでした (^O^)
そのあと、再びオーケストラの実の演奏で、音詩” 春の歌”を演奏。
ちょっと、ラフマニノフで全力を使い果たしたのか、お疲れモードだったかな?
このあと、3年生全員が舞台に上がり、大地讃頌、ふるさとを演奏しましたが、今度は指揮者も中学生のオール中学生での演奏。
音楽そのものもさることながら、そういう取り組みも生徒たちの自立心を養う上で大事なことだと、感心した次第です。もちろん、会場の設営、運営とかも中学生たちがやっていました。(^O^)v
そして、そこまで持って行かれた指導の三上先生のご苦労も、いかばかりであったか。