弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
中学生達がラフマニノフのピアノ協奏曲2番を! 附中祭2014
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    まずはそのチャレンジしたことに、敬意を評したいと思います。
    プロのオケだって、決して楽な曲じゃないのに、指揮者以外全員中学生ですから。






    ちょっと先走りしてしまいました。
    この土曜日に、弘前大学教育学部附属中学校(附中)の文化祭に当たる、3日間の附中祭最終日。弘前市民会館大ホールで、音楽関係の演目が行われました。
    そのトップバッターが、附中オーケストラの演奏で、中学3年生のピアニストとの共演による、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の演奏でした。




    土曜日で快晴ということもあってか、9時半の開演にもかかわらず、9時よりずいぶん前に駐車場は満杯。
    ホール内もすぐに満席状態。あとで来た人は、中に入れずにホワイエでビデオ画面を見るという状況でした (^_^;)








    さて、演奏ですがオープニングの短い曲のあと、いよいよラフマニノフ。



    ソリストは、どこから見ても普通の中学生。当たり前か (^_^;)



    しかし、冒頭のピアノソロで始まると、堂々としたもの。暗譜でしっかりと弾きこなしていました。



    オケの方も指揮者について行き、ピアニストとも頑張って合わせていました。



    第一楽章のみではありましたが、無事演奏を終えました。
    しかし、大仕事を終えたという感じの顔ではなく、淡々として実に大物ぶりです。




    しかし、花束をもらったあとのはにかんだ表情は、やはり中学生のものでした (^O^)
    そのあと、再びオーケストラの実の演奏で、音詩” 春の歌”を演奏。
    ちょっと、ラフマニノフで全力を使い果たしたのか、お疲れモードだったかな?







    このあと、3年生全員が舞台に上がり、大地讃頌、ふるさとを演奏しましたが、今度は指揮者も中学生のオール中学生での演奏。

    音楽そのものもさることながら、そういう取り組みも生徒たちの自立心を養う上で大事なことだと、感心した次第です。もちろん、会場の設営、運営とかも中学生たちがやっていました。(^O^)v



    そして、そこまで持って行かれた指導の三上先生のご苦労も、いかばかりであったか。
    ご苦労様でした。楽しませていただきました (^o^)
     
    | 弘前りんご | 音楽 | 06:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
    ユマニチュード? 人の尊厳に根ざして。
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      病気にもちろん良い悪いなんてありませんし、重症であるかどうかにかかわらず、本人にはつらいものです。


      (All about より http://allabout.co.jp/gm/gc/413444/)

      しかし、中でも認知症は本人だけでなく、介護する家族に取って、その負担は想像を絶する場合があります。発症するまで、人柄もよく、また人格的にも秀でた人が、ある時から徘徊し、介護する家族を他人と思い込み、また言葉も荒くなる。そのギャップの大きさが、家族の心的負担をより大きなものにしてしまうようです。



      その負担を軽減するには、これまで、患者である家族を介護施設に入れる以外に希望がありませんでした。しかしその決断も、それでよかったのかどうかと、家族が自分を責めることに繋がる場合もあります。また本人にとっても、多くの場合回復の希望が無く、いずれ訪れる人生最後の時を待つ事になってしまいます。


      (イブ・ジネストさん、クローズアップ現代より)

      そんな中で、患者の方の尊厳を回復する手立てに一条の光明が見えてきたようです。
      イブ・ジネストさん、そしてロゼット・マネスコッッティさんの二人が開発した、認知症患者の機能回復プログラム ”ユマニチュード”がそれです。

      wikpediaによれば

      ユマニチュードとは、フランス語で人間らしさを意味し、高齢者、認知症患者の治療に有効な包括的ケアメソッドの一つです。
      その概要は、

      まず
      1.回復を目指す
      2.機能を保つ(悪化しないようにする)
      3.共にいる(そばに居て、穏やかに死を迎える)
      といういずれの 段階にあるのか、患者さんの状態を評価する事が大事としています。




      そして、ケアの実施にあたっては
      1.見つめること (視野の中に入って)
      2.話しかけること
      3.触れること
      4.立つこと
      を基本として、これらを組み合わせて複合的に行うとしています。
      個別の要件の重要性は、それぞれこれまでも言われてきました。たとえば寝たきりにしないとか。
      しかし、これらを統合的に行うことが大事であるという主張です。

      これらを通して言えることは、介護、治療する人が、患者さんの視野の中に入って、目を見つめ、話しかけ、触れる。 そう、
      患者さんを一人の人間として尊重するということでしょう。
      そして大事な点は、これを行うことで、患者さんはもちろん、看護・介護する側にとっても、ケア満足度が有意に上昇したことです。

      見守ってゆきたい方法ですね。

       

       


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      #ユマニチュード #認知症 #治療 #看護 #介護 #ケア満足度 # 

       

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        弘前りんごの"北のまほろば掲示板

      | 弘前りんご | 社会 | 06:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
      移転後、ようやく来ることが出来ました。神屋 KAMIYA
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        弘前市元寺町に、お気に入りの、アンシェリジェという名のイタリアンがありました。
        びっくりドンキーの駐車場入口脇に合った小さなお店ですが、味も雰囲気も素敵でした。




        それが閉店し、3月にそこから少し離れた中央通り沿いに新規開店しました。
        名前は、”洋食 神屋 KAMIYA” 




        しかし、なかなかゆくことが出来ずに居ましたが、ようやくそちら方面についでがあったので、ようやく訪れることが出来ました。

        今までのイタリアン(パスタ、ピザが中心)から、扱う料理を拡げて、街の洋食屋として再スタートとなったようです。




        前の店もアンティークな雰囲気が好きでしたが、今回のモダンで明るい店内もいいですね。



        料理は、カレーと決めていたのですが、牛すじカレーは提供期間が過ぎたということなので、野菜とチキンのスープカレーにしました。
        ルーは非常に香り高く、大ぶりの具材は素材の味が生きて居ました。




        食後に淹れたてのコーヒーがついて、1000円のランチでした。ごちそうさま。
        今度は、夜のおまかせコースに来たいですね。
         
        | 弘前りんご | グルメ | 06:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
        カレーなる世界
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          私は何を隠そう、大のカレー好き(隠すほどのことでもないですが ^^;)。
          さすがに今はやりませんが、子供の頃は、晩・朝x3日カレーでもOKでした、いや、本当に。



          芦野公園 ”駅舎”の激馬カレー


          大阪伊丹空港南ターミナル ”中之島カレー”


          弘前市樹木 ”くれそん” のエビフライカレー


          阪神西宮 ”地中海食堂タイーム” のカレー



          そして暑いに夏には、汗をかきながらの辛いカレーが似つかわしいですね。
          新しいカレーの店を見つけると入りたくなります。

          さて、いつもお昼のお弁当でお世話になっている、パセリグリーンさん。
          ここの実に豊富なメニューの中にもカレーがあります。
          メニュー上に3種類、これが結構いけます。




          ほうれん草のグリーンカレー。
          グリーンカレーと言ってもタイのそれではなく、おろしたほうれん草の色。ルーの中にはチキンが。
          けっこう香辛料が効いた本格的なカレーですが、ほうれん草のおかげで、まろやかな口当たり。そのあとから爽快な辛さが追いかけてきます。




          こちらはトマトのスパイシービーフカレー。
          こちらはトマトを煮込んだビーフカレー。トマトの甘味がやはり辛さをうまく引立てています。




          そしてこれは、バターチキンカレー。
          やはりこちらもバターがカレーの辛さをまろやかにしていますが、辛さはしっかりと感じられます。

          そしていずれももご飯の上に、軽くローストした野菜が載っていて、これにルーをつけて食べるとまた格別です。


          また新しいカレーの店を開拓したいと思っています。(^O^)
           
          | 弘前りんご | グルメ | 06:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
          迂闊でした (^_^;) ブログ訪問者が7万人を超えたことを2日後に知ったという。
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            あーあ、迂闊でした。



            弊ブログへの訪問者が7万人を超えたに気づいたのが2日後でした (^_^;)

            それにしても、6万人から約3ヶ月で達成出来ました。
            これも懲りずに見に来ていただいている皆様のおかげと、感謝しております。

            ネタに困ると、私小説よろしく、プライベートを曝け出してしのいだり。
            どこそこに行っていたの?ってブログで家人が初めて知ったり。(家庭内別居か!^^;)

            それはともかく、書き続けることによって、新たな視点を見つけたこともありました。
            それまで気づかなかった、住んでいる街の良い処、そうでない処 などなど。

            これからも細く長く書き続けてゆきたいと思っておりますので、末永くよろしくお願い致します。

            弘前りんご

            | 弘前りんご | 日常 | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
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            手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

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            最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

            ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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