弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
津軽の鳥居の鬼こ_金木編(3)
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    さてさて、金木の鬼こ、第三弾は、金木喜良市千苅28の丹生川上神社



    丹生川上神社といえば、奈良県吉野にある旧官幣大社の丹生川上神社が有名ですね。
    こちらは幕末の1855年に建立されたようです。
    祭神は、水波女神。



    鬼こは、一の鳥居にいました。
    角も牙も見当たらず、鬼というよりは、額を割られ、血だらけになったジャイアント馬場という感じです (^_^;)






    島木を支えているというよりは、吊るされている感じですね。額束も省略されています。
    塗り替えられて間もないのか、表面が光沢があり、つややかです。




    民家の間の路地のような参道を、2つの鳥居をくぐって拝殿へ。



    これまた何とも簡素な、倉庫のような社殿です。いや、簡素な教会風でもありますね。



    一応、鰹木と思われるものが一本乗っています。



    こちらは、神馬が頬かむり (^_^;)



    イチョウの木には、見事な気根が何本も垂れ下がっていました。



    季節柄、境内から望む水田では田植えが始まっていました。
     
    | 弘前りんご | 鳥居の鬼こ | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
    ネットで見つけた面白動物画像集50th
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      またいつもの ”ネットで拾った愉快な動物たちの写真”のご紹介です。

      ネットに写真をアップされた方々に感謝致します。(^O^)
      なお、写真の下のコメントは、私のつぶやきです。

      では、はじまり、はじまり!





      ねえねえ、聞いて聞いて。私ミス金魚に選ばれたの。




      昨日のウォッカは効いたねえ。うっぷ。




      どちらさんか知りやせんが、少々馴れ馴れし過ぎじゃありませんか。




      100人目で、やっとヒッチハイク成功。
      一寸年食って堅そうだけど、これで晩飯も確保だし (うっしっし〜)





      あっれー?




      カモナマイハウス!




      そぉーと




      なんか、ギャラリー少なくねー?




      はい、二郎くんはどの子でしょう?
      え、日本人なの?って、そこですか (^_^;)




      ママ!
      このヤギさん、どこかで頭をひどくぶつけたみたい。
      たんこぶがこんなに尖がってる。





      困ったなあ、下手に動くとセクハラで訴えられそうだし。




      在庫豊富な当店では、お好みのお子さんを選べます (^_^;)




      私の娘をどこに連れて行くんだ!
      まさか....




      口を、哺乳瓶のちくびの形にして待ってます!




      う〜、極楽極楽。温泉はいいのう。




      みんな僕たちを見て笑っているけど、どうして?
      そんなの知らんがな。何か良いことあったんちゃうか。




      良きに計らえで、おじゃる。


      では、今日も笑って元気にお過ごしください。
      また次回をお楽しみに (^O^)/
      | 弘前りんご | 写真 | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
      津軽の鳥居の鬼こ_金木編(2)
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        さて、津軽の鳥居の鬼こ探し、金木編の2つ目は、金木喜良市 桔梗野40の立野神社
        ここもかなり迷いました。




        神社の参道は民家の間の路地を抜けた処にあり、一方、神社の境内が広い道に面している処(この写真)は、いわば裏で、神社名の手掛かりになるものは一切ありませんでした。



        そこにある鳥居からかなり広い境内を抜け、表側の参道に出て、ようやくその神社が立野神社であることを確認できました (^_^;)
        石碑に神社名を見つけて、ほっとしたところに地元のおじいさんが自転車で通りかかって、物好きやなあと言いたげな顔で(あくまで想像ですが ^^;)去ってゆきました。




        神社を見つけるのに苦労した分、鬼こはすぐに見つかりました。石碑の横に建つ赤い鳥居の上でした。
        今回の鬼こは、とてもボリューミー (^_^;) 。これまでの鬼このようにしゃがんだのとは違い、足を投げ出したような姿勢もユニークです。




        こちらは島木をしっかり支えているように見えます。



        堂々とした恰幅の鬼この下には、しめ縄と米俵。そしてその前に日の丸の旗が二本置かれていました。



        社殿(拝殿)は、入母屋の前に切妻の屋根がつきだした形です。ラインはかなり直線的ではあります。
        祀られているのは、級長津彦命(シナツヒコノミコト)と級長津姫命(シナツヒメノミコト)。風の神様で、農作を暴風から守る力のある神として祀られているようです。




        立野という名前は、おそらく龍野であったと思わせる、龍の蟇股。



        裏に回ってみると、シンプルな本殿がありました。



        広い境内には、脇社として、稲荷神社もありました。



        そしてお約束のように、頬かむりした狛犬が居ました (^_^;)
         
        | 弘前りんご | 鳥居の鬼こ | 06:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
        鬼こ探しの合間の撮り鉄?
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          最近、休みになると鳥居の鬼こ探しに出かけるようになって、撮り鉄はごぶさたしています。
          今回も五所川原、金木方面に出かけたのですが、その車の窓から何やら気になる光景が。




          津軽鉄道の嘉瀬駅でした。ここも無人駅ですね。



          春たけなわで外がとても明るいのが、駅舎の中の暗さを際立たせていました。



          そして極めつけは、駅の引き込み線に野ざらしになっていた車両。
          書きこまれた顔(まゆ、目、ひげ)が、かえってわびしさを感じさせます。



          その車両の前に、ホームの近隣の名所案内板が。
          錆の出た車両のわびしさを強調していたように感じます。
          これが元気に走っていたのはいつ頃だったのでしょうか。

           
          | 弘前りんご | 鉄道 | 07:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
          津軽の鳥居の鬼こ_金木編(1)
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            いよいよ、金木編の始まりです。
            当初の予想では、五所川原市まで来てほぼ終わりかなと思っていたのですが、なんと一つの地域としては最も多そうだということが判明しました (^_^;)




            ということで、まずは第一弾、金木 嘉瀬萩本181の八幡宮。建立は1582年と古いものです。
            村社には明治になってから。



            境内につながる参道を川が横切っていて、そこにこの鮮やかな朱の橋が架かっていました。ちょうど車一台が通れる幅でした。




            鬼こは二の鳥居の額束にいました。



            ここの鬼こは石像。長年の風雨にさらされたためか、結構磨滅していて、細かな造作はわかりませんが、角があって一般的な鬼の形です。



            この神社の境内は、この鳩以外にも石像が多くありました。



            石像に負けず劣らず、鳥居の数もなかなかのもの。



            一方、社殿は、なんだか行楽地の案内所のようなたたずまい (^_^;)



            大黒様と恵比寿様?



            こちらは溶け掛けのガマガエル?



            田舎のラッシュアワー



            境内にはたくさんの白いナズナの花が咲いていました。



            ということで、八幡宮を後にして、次の神社に向かいました。
             
            | 弘前りんご | 鳥居の鬼こ | 07:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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