弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
こちらもついに大団円! テルマエロマエ最終巻発売
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    こちらもついに終わってしまいました。



    アニメになったり、映画になったり、漫画賞を受賞したりと、話題性も豊富にあった作品でした。

    いつまでも新しい巻が出るのを待つ楽しみが残って欲しかったのですが。マンガ ”テルマエ・ロマエ” 第6巻が出て、それが一応最終巻となりました。

    これまで主人公である、古代ローマの温泉設計技師(そういう職業が本当に合ったのか定かではないですが ^^;)のルキウスが、現代の日本に、温泉の湯の中からワープして、また古代ローマに戻るという事を軸に話しが展開していました。

    しかし、今回はルキウスはワープせず、意外な人物がワープします。そしてその人物の謎が解き明かされます(でも最後はやっぱり謎 ^^;)。

    そしていい形で終わるのですが、やっぱり続きが見たい!
    作者によるあとがきには、謎が残る他の登場人物に付いても、何らかの形で決着を付けたいと書かれているので、期待したい所ではあります。

    | 弘前りんご | エンターテインメント | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
    あー、空飛ぶ広報室、終わってしまった!
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      あー、終わってしまった。


      そう、贔屓のテレビ番組、”空飛ぶ広報室”が、ついに最終回を迎えて終わってしまったのです。この作品はずっと続いて欲しいと、埒もないことを考えるほど、面白かったですね。


      主人公の男女二人だけでなく、登場人物のいずれもが際立って個性的。そしてみんなそれぞれに重荷を背負って、それでも懸命に生きている、等身大の存在。それが愛おしく感じました。


      有川浩の原作を読んで、航空自衛隊の広報室という、全くその存在さえも知らかなった部署があることも知りました。今の日本の屈折した平和感によって翻弄される自衛隊の苦悩と、それでも職務に忠実であろうとする姿を描いて、感動的な作品でした。


      原作とは違って、テレビドラマの方は、主人公二人がめでたく結ばれることで終わります。
      作品を読んで、そのように描かれていないことに、その時は疑問に思いました。しかし、小説が完成する頃に起こった東日本大震災。作品の中で重要な役割を果たすブルーインパルスが、被災地松島を本拠地とすることから、それに触れない訳にはいかないと、震災前後の顛末を有川浩が最後に書き加えたという経緯があります。おそらくそのような状況で、さすがのラブロマンスの名匠、有川浩でも、二人を単にハッピーエンドに描くことにためらいが合ったのではないかと推察します。


      このドラマでは、ブルーインパルスのT4をはじめ、自衛隊の様々な航空機が活躍します。航空機ファンにはたまらない映像がいっぱいありました。
      だから、”飛行機は美しいから飛べる” という主人公の言葉がすんなり納得出来ました。


      | 弘前りんご | テレビ | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
      これも縁というものでしょうか。
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        弘前に来て15年になりました。



        おかげさまで、いろんな人との出会いもありました。面白いことに、その多くが異業種。
        大阪、仙台にいた頃とは大きく違ってきています。
        しかし、その御蔭で随分とこれまで、垣間見ることのなかった世界(というのは少々大げさですが)に足を踏み入れているような気がします。それまでは研究者仲間以外との付き合いというのはあまりありませんでしたから。

        その一方で、学生との接点は、最近まで講義や実習以外にはありませんでした。しかし、数年前から、県人会(関西圏人会)で学生さんと、お話する機会ができました。


        それが、今年に入ってさらに2つもの部活の顧問を引き受けることとなり、さらに交流が広まりました。 ひとつは医学部管弦楽団。私自身が音楽が好きなコトもあって、喜んで引き受けました。若い人たちと音楽談義ができるのは楽しいですね。


        そして、2つ目は医学部ボランティアサークル。活動の性格から、なかなか一堂に会することがないので、この時期の新歓、3月の追いコンが、数少ない交流の機会。普段交わすことがない、活動でのいろんな経験について話し合っていました。入院患者さんや看護師さんとのやり取り、聞いていてなかなか愉快でした。(^O^)
        そこで、お互い忙しい中でも、より一層交流できるようにと、Facebook pageを開設することにしました。ボランティアを志向する、こういう若い人たちの気持ちを大切にしたいと思います。




        | 弘前りんご | 日常 | 07:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
        或夜の晩餐?
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          珍しい食材が手に入ったからと、親しい友人ご夫妻からお招きをいただき、家人とともに、行きつけのお店でそれをいただく事になりました。


          広島に行った際に入ったお店で食して、その美味しさに買い求めたと言うのが、牡蠣のオイル漬け。それに白髪ネギとレモンを添えて。生牡蠣はもちろん美味しいですが、こういう一手間もふた手間もかけたものは(オイル漬け)、実に味が濃厚になっていて、また格別です。



          これに合うようにと、シャブリを始めとするワインが出されましたが、これがまた牡蠣の味に負けること無く、実によく合いました。


          牡蠣の味を堪能した後、このお店(土手町十文字の角にあるルフージュさん)のご主人の、様々な工夫を聞かせた料理を楽しみました。まずは平目のカルパッチョ。添えられた野菜とともに食べることで平目の一見あっさりとしていながら、深みにある味が味わえました。


          次に、あかざえびと鯛のソテー。鯛の切り身の上には、クスクスが乗っていて、香ばしさが増していました。


          これは冷製スープ、ビシソワーズです。下がジュレ、上がじゃがいも。そのままでも混ぜても美味しいですね。時間が経つとジュレが溶けるので、作るタイミング、出すタイミングが難しいとか。


          今度は肉料理、イベリコ豚の香草焼き。肉の美味しさもさることながら、掛けられたソースが美味でした。少し甘目のしかししっかりとした味に、ローストしたポークがよく合っていました。


          最後にパスタ。ペンネをカルボナーラ風に仕上げたものに、チーズを下ろして掛けたもの。まろやかでチーズの味も生きた逸品でした。

          そういった料理を味わいながらの会話も楽しく、楽しいひと時を過ごせました。
          荒木ご夫妻に感謝します。またルフージュのオーナーシェフの後藤さん、ごちそうさまでした。


          | 弘前りんご | グルメ | 06:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
          ネットで見つけた面白動物画像集XV
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            今日のブログも、ネットで拾った愉快な動物たちの写真のご紹介です。

            ネットに写真をアップされた方々に感謝致します。(^O^)
            なお、写真へのコメントは私のつぶやきです。 


            うひょー!画期的なリレーの練習ってこれかい (^^;)


            お〜い、お前! くまモンだろう。
            違います!


            こ、こら!そんなにがっつくな!お父さんは餌じゃない!



            かわいそうに、ここが黒いからって、いじめられたのかい?


            ただいま充電中


            ホントにくれるの〜ぉ?


            ママー、こうやるの? もっとこんなふうに翼をあげてごらん。


            やばい、泳ぎ方、忘れた!(^^;)


            金*恩が、わしを行進のデモンストレーターに雇ってくれんかな?



            女王様とお呼び!



            精魂尽き果てた!



            牧羊犬は忙しい。
            何せ最近増えた、育児拒否された羊の世話もせんといかんから(^_^;)



            未確認生命体発見!(要するに得体が知れないということ ^^;)




            菅原洋一です!


            では、またの機会を! (^_^;)

            | 弘前りんご | 写真 | 07:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
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            旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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