2012.10.31 Wednesday
祝 高階秀爾さん 文化勲章受章!_美術評論のパイオニア
うれしいニュースが飛び込んできました。
今年の文化勲章受章者の一人に、美術評論家の高階秀爾さんが選ばれました。
誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
(Yahooニュースより)
その他の受賞者(山中伸弥さん、山田洋次監督)のような派手さはないけれども、高階さんが日本に於ける美術批評を確立された功績は実に偉大だと思います。かく言う私も、高階さんが書かれた岩波新書の”名画を見る眼””続 名画を見る眼”を大学生の頃に読んで、美術の世界にいざなわれたと言っても過言ではありません。
(高階秀爾著 ”名画を見る眼” 岩波新書)
ここで紹介された画家は、ファン・アイク、ボッティチェルリ、レオナルド、ベラスケス、フェルメール、マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソー、ムンク、ピカソ、モンドリアン。それまでただ漠然と好きか嫌いかと云ったレベルでしか絵を見てこなかった私だったのですが、画家の制作の意図、絵の構成に託された思い、またその絵が生まれた時代背景や作者の立場との関連性、こういったことが平易に語られ、自然と絵の中に自分が入っていくような感覚にさせられ、霧が晴れた様な思いがしたことがたびたび、そして実際の絵を見に行きたくなり、美術館通いが始まりました。
高階さんは、現在は倉敷の大原美術館の館長をされておられますが、”高階秀爾の美術教室”と銘打ったレクチャーをたびたび行っておられます。ご在職中に、一度是非聴きに行きたいものです。
今年の文化勲章受章者の一人に、美術評論家の高階秀爾さんが選ばれました。
誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
(Yahooニュースより)
その他の受賞者(山中伸弥さん、山田洋次監督)のような派手さはないけれども、高階さんが日本に於ける美術批評を確立された功績は実に偉大だと思います。かく言う私も、高階さんが書かれた岩波新書の”名画を見る眼””続 名画を見る眼”を大学生の頃に読んで、美術の世界にいざなわれたと言っても過言ではありません。
(高階秀爾著 ”名画を見る眼” 岩波新書)
ここで紹介された画家は、ファン・アイク、ボッティチェルリ、レオナルド、ベラスケス、フェルメール、マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソー、ムンク、ピカソ、モンドリアン。それまでただ漠然と好きか嫌いかと云ったレベルでしか絵を見てこなかった私だったのですが、画家の制作の意図、絵の構成に託された思い、またその絵が生まれた時代背景や作者の立場との関連性、こういったことが平易に語られ、自然と絵の中に自分が入っていくような感覚にさせられ、霧が晴れた様な思いがしたことがたびたび、そして実際の絵を見に行きたくなり、美術館通いが始まりました。
高階さんは、現在は倉敷の大原美術館の館長をされておられますが、”高階秀爾の美術教室”と銘打ったレクチャーをたびたび行っておられます。ご在職中に、一度是非聴きに行きたいものです。