弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
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嬉しいことに、新しい美術館が3つも誕生しました。京都、東京、そして弘前
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    (美術界にもコロナの影響は甚大でした)

    武漢肺炎ウイルス禍は色んな所に影響を与えていますが、美術界も例外ではありません。

    いろんな美術館での美術展が延期、中止などになっている例が数多あります。

    ようやく緊急事態宣言が解除され、県を越えての移動も可能となって、幸い再開した美術展も有りました。

     

    福田美術館(京都嵯峨野)での若冲展や、

     http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=3525

     

    たった一週間の会期での公開になった兵庫県立美術館 ”超・名品展”

     http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=3551

     

    これらの美術展に行ったことは、このブログでも紹介しました。

     

    しかし、美術展だけでなく美術館の開館にも影響がありました。

    実際、今年新しく開館した主だった美術館3つは、いずれもコロナのせいでフルオープンが遅れていました。

    それらは、

    ・京都市京セラ美術館(京都市左京区京都市左京区岡崎円勝寺町、岡崎公園内)

      https://kyotocity-kyocera.museum/

    ・アーティゾン美術館(東京都中央区京橋一丁目、東京駅八重洲口すぐ)

      https://www.artizon.museum/

      正確には、アーティゾン美術館は、開館まもなく休館に入ったのですが。

    ・弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市吉野町2-1)

      https://www.hirosaki-moca.jp/

     

    (共通点)

    この3つの美術館は、いずれもリニューアルがキーワード。

    すなわち、京都市京セラ美術館は、京都美術館の建物をリニューアルしました。

    アーティゾン美術館は、入っていたブリジストン本社ビル(ブリジストンビル)を解体し、新たに建てたミュージアムタワー京橋内にリニューアルオープンしました。

    そして、弘前れんが倉庫美術館は、吉野町にあった、元はシードルなどを作っていた醸造所のれんが倉庫をリニューアルして、美術館として再出発したものです。

     

    (建物の再生)

    なかでも京都市京セラ美術館、ひろさき煉瓦倉庫美術館は、元々の建物を生かして再生しているという点で更に共通点があります。

    私は、昨年の12月から国の登録文化財の建物の調査、修復をするNPO法人に会員として名を連ねています。

     http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=3242

     

    したがって、そういうことからも、これら2つの美術館は大いに興味があります。

    なぜなら、文化財を後世に残していくためには、単に修理するだけでなく、それを生かしていく(再生する)方策を考えることが大事だからです。

     

    (京都市京セラ美術館の場合)

    今すぐにでも、これら3つの美術館を尋ねたいのはやまやまですが、東京、弘前はやはりなかなか遠い。

    そこで、隣の県の京都市京セラ美術館に行ってきました。

    ちなみに、ここは京都市立の公立美術館です。

    企業名の京セラが入っているのはネーミングライツを京セラが獲得したためです。

     

    特にこの美術館は、前身の京都市美術館の建物をほぼそのまま残し、その地下を掘って、そこに新たにエントランスを設けるという大胆な発想で改修、再生を図っている点でもぜひ見てみたいと思いました。

     

    この日は幸いお天気もよく、久しぶりの京都なので、阪急の京都河原町駅(四条河原町)から歩くことにしました。

    約20分ほどの行程です。

     

    (人通りの途絶えた街)

     

    四条大橋と、そのたもとに立つ東華菜館。人がまばらです。

     

    平日とは言え、コロナ以前の京都では考えられない閑散とした光景です。

     

    花見小路

     

    八坂神社

     

    それは、花見小路、八坂神社も同様でした。

    人混みに揉まれないのはいいですが、ここまで少ないとちょっと物足りない感が(何を贅沢言っとんのや!^^;)

     

     

    あの知る人ぞ知る、京都の有名ラーメン店、天下一品の美術館への途中のお店も、まだ休業中でした。

     

    (いよいよ京都市京セラ美術館)

     

     

    さて、平安神宮の大鳥居に到着。

    美術館はこれをくぐってすぐ右側。

     

     

    京都(市)美術館時代の建物の外観はほぼそのまま残っています。修復・補修はしたんでしょうけど。

     

     

    そして今回のリニューアルの目玉は、上の2枚の写真でもわかるとおり、美術館の元の一階の前を掘り下げて、緩やかなスロープにしたこと。

     

     

    中に入って、新しい一階(旧館から見れば地下一階)のミュージアムショップから見ると、スロープはこんな感じです。

    文字通り広場ですね。ここに人が集える感じです。

     

    東側出入り口

     

    さらに、入場券が無くても、ここ(西側正面)から入って、東側に抜けることが出来ます。(残念ながら今はコロナ対策で入場制限をしているのですが ^^;)

     

     

    東側は、西側正面口と雰囲気がガラッと違って、緑豊かな庭園になっていて、こちらも外からアクセス可能。

    左手奥の方角には京都市動物園があります。

     

     

     

    中には池に浮かぶガラス張りの茶室が (*^^*)(これは野外展示されている作品です)

    要するに新しい美術館の建物のコンセプトが、人々が集える場所であること。

    そして入場券が無くても、美術館の建物の中を自由に行き来できること。

    そこで目にした美術展のポスターに興味を惹かれたら、ふらっと美術展に立ち寄れること。

    なんとも楽しいですね。

     

    (内部はどうなっているのか?)

     

    西正面玄関から入ると、正面の大きな階段を上がってゆくのですが、白とクリーム色を貴重とした非常に天井の高い中央ホールに入ります。

     

     

    この中央ホールの左右に展示室が有り、今は企画展”京都の美術 250年の夢”とコレクション展(常設展)を左右の展示室で開催しています。

     

     

     

    美術展会場に入る前に、一番の目的である、元の建物がどの様になっているかを見てみました。

     

    旧京都市美術館時代には正面入口からすぐだった堂々とした大階段

     

    展示室奥のピロティにある、ゆったりとした螺旋の大階段

     

     

    魅力的な照明器具、天井の採光のためのステンドグラス窓

     

    螺旋階段の踊り場から望む、バルコニー

     

    中央ホール上の大天井

     

    旧館時代の受付?

     

    照明器具も素敵です。

     

    限られた時間の目視だけですが、旧一階正面の階段、装飾品や照明器具は極力当時のものを残して使っているように見受けられます。

     

    (新しいものも)

    もちろん新たに付け加えられたものもあります。

    新一階は全て今回新たに作られたものですし。

     

     

    新一階はガラス張りの開放感のある作り。

     

    ミュージアムショップ、その奥はレストラン。

     

     

    旧一階(新二階)にもうけられた螺旋階段が実に美しいフォルム。

     

     

     

     

    新たに設けられた展示スペース。

     

    このように、新旧の夫々の良さがシームレスに共存しているという感じでしょうか。

    コロナによる制約が無くなって、本来の活用状況になったらまた行ってみたいですね。

     

     

    京都市京セラ美術館

     

     

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    #新しい美術館 #リニューアル #武漢肺炎ウイルス #オープンの遅れ #京都 #東京 #弘前 #京都市京セラ美術館 #アーチゾン美術館 #弘前れんが倉庫美術館

     

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