弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
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濃厚という言葉とは、これのためにあるのか? BUTAMEN 濃厚担々麺(弘前市西弘商店街内)
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    お店に入る前に、何を食べるかを決めていて、しかし入ると違うものを頼んでしまうって事ないですか?

    私は結構あります。その結果はどうか。まあ五分五分でしょうか (^_^;)

     

    5_DSC_0898.JPG

     

    今回のお店はBUTAMEN。濃厚なラーメンを売りにしているお店。
    淡麗なラーメンが好きですが、たまには濃厚なものを食べたくなるんですね。

     

    前回濃厚豚骨みそラーメンを頼んだので(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=2621)、
    今回はその時迷った濃厚豚骨しょうゆラーメンと思って、お店に入ったのですが....

     

    DSC_0903.JPG

     

    同じ濃厚の冠詞をいただく別の濃厚担々麺がまっさきに目に入ってしまって、気づいたらそれを頼んでいました。
    赤い糸の存在を感じてしまったのです (^_^;)

     

    注文後、キッチンの奥からは、ごまをミキサーですり潰す豪快な音が聞こえてきました。
    すりたてのごまをつかって、担々麺のペーストを作っているのですね。これは期待できそう。

     

    DSC_0905.JPG

     

    運ばれてきた担々麺。胡麻のペーストを使ったスープは非常にいい香り。辛さは、上に落としたラー油の量から、それほど辛くなさそうに見えます。実際スープは濃厚でまろやか。辛さは控えめでした。ごまの風味を邪魔しない辛さといったところでしょうか。

     

    DSC_0906.JPG

     

    麺は太麺。もちっとしたそれでいてコシのある麺によくスープが絡んで来ます。
    レンゲがついて来ましたが、それを使わずともかなりの量のスープをいただけました。

     

    今回の選択は、正解だったようです。

     

     

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    #西弘 #BUTAMEN #濃厚担々麺 #胡麻の香り #辛さ控えめ

     

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    (弘前りんご)
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    まぐだら屋のマリア (幻冬舎文庫)
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    原田 マハ
    この"まぐだら屋のマリア"は、作品のタイトルから想像されるように、新約聖書の様々なエピソードにインスパイアされて書かれた作品ではないかと思います。

    登場人物のいくつかの名前も、明らかに聖書の登場人物から取っています。

    たとえば、東京の高級料亭の調理人見習いである、主人公 紫紋(イエスの第一の弟子で、初代教皇となったシモン・ペテロから)。

    そしてヒロイン、マリア(本名:有馬りあ、彼女の食堂の客からの呼び名。聖母マリアではなく、おそらくイエスに付き従い、ゴルゴダの丘の処刑に接し、その後の復活も目にした、マグダラのマリア)。

    紫紋も、そして尽果(つきはて)と言う、かろうじて、バスだけは来る、これ以上はない辺境の地に、まぐだら屋と言う食堂を切り盛りするマリアも、共に罪深い過去を持っています。その過去から逃れるため、死に場所を求めて、紫紋はこの尽果にたどり着きます。そしてマリアもまた、自身の贖罪のためにここにやってきた過去を持ちます。

    その二人が天の配剤のごとくに出会い、一緒に食堂を営み、人々に食べる喜びを提供することで、二人もまた最後には再生してゆきます。それは罪が消えるわけではなく、忘れようとして忘れられず、もがいて来たものを、あるがままに受け入れると言う気持ちになったことによってでした。

    原田マハの作品は、美術を題材にした斬新な作品群によって、注目を浴びてきましたが、それ以外にも多彩なカテゴリーの作品を描いています。

    このまぐだら屋のマリアは、たとえば、

    ”本日はお日柄もよく”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=1940)や、

    ”旅屋おかえり”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=2615)

    のような、美術にテーマを置いていない一連の作品群に分類されるかと思います。

    いずれにしても、原田マハの多彩な作風に魅了されますね。
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    旅屋おかえり [ 原田マハ ]
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    ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

    またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

    旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

    そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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