弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。写真、音楽、そして本好き(万葉集)なアラ還です。
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初夢は何でしたか? なんで三ナスビなの? ボーっと生きて来た者の一考察? (^_^;)
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    初夢を見ましたか?

    ジャンボ宝くじじゃないですよ。そちらのほうが気になる方もおられると思いますが (^_^;)

     

    初夢と言っても、いろいろと定義に揺らぎがあって、以前は大晦日から元旦に掛けて見たものを指した時代もありました。

    しかし、大晦日から元旦の朝まで、たとえば初日の出を見たり、初詣に行ったりと起きて過ごす場合も多く、最近は元旦を迎えた後の夜に見る夢、あるいはその次の夜に見る夢を指す場合が多いようです。

     

    見る日はさておき、その初夢で何を見るかでその年の自分の吉兆を占うということもされていますが、なんと言ってもその吉兆の代表が、一富士、二鷹、三ナスビ

     

     

    でも、どうしてこの3つなんでしょうね。

    富士、鷹は、なんとなしにありがたみがあるように思えるのですが、両者の関連性となると???

    まして、ナスビはよくわかりませんね。

     

    駒込富士神社(wikipedia)

     

    一説によると、東京の本郷にある、駒込富士神社に伝わる伝承が始まりだとか。
    この神社の名前にある通り、ここから富士の美しい姿が望め、富士山信仰の拠点の一つだそうです。さらに、この近くに江戸時代、幕府の鷹狩りのための鷹匠屋敷がありました。
    また、このあたりで採れるナスビが評判がよく、徳川家康の好物だったそうです。

     

    想像するに、それら3つを使って、この神社の名を全国に知らしめるための、いわばコーポレイトアイデンティティ(CI)としたのではないでしょうか。
    なかなかに商魂たくましい、いや、もとい、熱心なというべきでしょう (^_^;)

    今度東京に行ったときに身に行ってみよ ( ^)o(^ )

     

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    #初夢 #富士山 #鷹 #茄子 #信仰 #駒込冨士神社 #鷹狩 #地の野菜 #徳川家康 #コーポレートアイデンティティ

     

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    (弘前りんご)

    自身もバロック音楽の研究者であり、演奏家であるサルデッリが書いた、”失われた手稿譜 ー ヴィヴァルディをめぐる物語 ー” では、ヴィヴァルディが亡くなった直後から漂流し始める、ヴィヴァルディが残した膨大な手稿譜が本当の主人公であり、小説の形をとっているものの、そこに書かれたことはほとんどが事実です。

    しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

    手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

    修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

    その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

    研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。

    いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。

    最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

    ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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    阪急電車 片道15分の奇跡
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    ”さりげない日常の中にこそドラマがある”といわれますが、
    有川浩の”阪急電車”はそれをそっと掬いあげて小説にしたという感じです。

    初めはタイトルに惹かれて発売直後にアマゾンで取り寄せましたが、読み始めるとやめられず、一気に最後まで読んでしまいました。

    それをもとに朝ドラ”ちゅらさん”の岡田恵和が脚本を書いたのが、映画”阪急電車 片道15分の奇跡”

    原作の、短いいくつものエピソードを、阪急電車の今津線の走行に乗せてうまくあやとりのように話を紡いでゆきます。

    登場人物それぞれが、誇り高く、あるいは誠実であるがために生きにくく、孤立感を深めて立ち止まってしまっています。しかし、偶然に電車の中で、あるいは駅のホームで彼らが遭遇し、そして言葉を交わすうちに、自分を肯定してくれる人の存在に勇気付けられ、また歩き始めます。

    年の功でしょうか、宮本信子演じるおばあさんが、登場人物の何人かと直接言葉を交わす中で彼らの行く先を照らし、その彼らがまた出会った他の登場人物に元気を与えてゆきます。

    有川浩の作品はこれまでにも何冊も読んできましたが、登場人物は多くが女性にもかかわらず、その生き方がみんな男以上に男らしい気がします。近著では”県庁おもてなし課”に登場する作家(一応男の設定ですが有川浩がモデルでしょう)も、男気(?)をめいっぱい発揮しています。まるで宝塚の男役のようで、彼らはみんな作者自身の性格の反映なんでしょうか。
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