弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。写真、音楽、そして本好き(万葉集)なアラ還です。
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新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。新年のご挨拶。
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    昨年のご厚情に感謝し、また新しい一年もよろしくお願い申し上げます。

     

    とはいえ、今年は例年より年賀状を早く出せたと喜んでいたら、投函した後に、誤字が二箇所も見つかるという体たらく (^_^;)

    今年一年も思いやられる元旦ですが....

     

    さて、今年は私にとって一大転機。定年退職の歳になります。
    大学院の最後の年に奉職してより36年間、教育・研究者(そしてなんちゃって国家公務員?^_^;)として、曲がりなりにもまっとうできたこと、やりたい研究を続けてこれたことを、幸せに感じております。

     

    そして弘前での21年間は、職場以外での人とのつながりが大きく広がった充実した日々でした。
    本来人見知りで、人付き合いが苦手な私を(本当ですよ ^_^;)、色んな場に連れ出してくださった弘前での友人の方々に、心より感謝申し上げます。

     

    また奥深い歴史と、自然豊かで、四季の移り変わりが見事な弘前で、多感な時期を (^_^;) 過ごせたことも嬉しく思います。豪雪は別として。
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    4月後半に街中にあふれる桜の花、そのあとに続くりんごの花

     

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    津軽の鳥居の鬼との出会い、

     

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    青森のそれとは違って、しっとりとした一面も魅力の弘前ねぷた

     

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    秋の燃えるような紅葉・黄葉とりんごの実
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    晴れた冬の日の清々しさ。そして季節ごとに装いを替えても、変わらず人々を見守り続ける岩木山

     

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    どれも思い出深いものばかりです。

     

    この3月で弘前大学を退職しますが、一年間の客員研究員として弘前大学に籍を置きます。
    後一年残っている2つの科研費をまとめ、残った論文を、かき揚げ、じゃなかった、書き上げることが、ミッションの一つ。
    そして冬前には(もう雪は十分堪能しましたし)生まれ育った関西の方に戻ります。
    それまでの約一年は、次の新しい生活への準備期間ともなります。

     

    改めて、今年一年も宜しくお付き合いの程をお願い申し上げます。

     

     

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    #退職 #後一年 #思い出 #新しい門出 #感謝 #桜 #りんご #弘前ねぷた #紅葉 #岩木山 #雪

     

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    | 弘前りんご | 日常 | 23:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
    おめでとうございます。
    更に精進します。
    | 弘前りんご | 2019/01/01 5:07 PM |
    あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。

    弘前に行かれて、写真撮影の技術がかなり向上されたのでは、ないでしょうか。目を見張る作品が多いですね。

    こちらへ帰ってこられたら遊びましょう(笑)!
    | takehope | 2019/01/01 8:09 AM |









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    (弘前りんご)

    自身もバロック音楽の研究者であり、演奏家であるサルデッリが書いた、”失われた手稿譜 ー ヴィヴァルディをめぐる物語 ー” では、ヴィヴァルディが亡くなった直後から漂流し始める、ヴィヴァルディが残した膨大な手稿譜が本当の主人公であり、小説の形をとっているものの、そこに書かれたことはほとんどが事実です。

    しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

    手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

    修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

    その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

    研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。

    いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。

    最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

    ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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    阪急電車 片道15分の奇跡
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    ”さりげない日常の中にこそドラマがある”といわれますが、
    有川浩の”阪急電車”はそれをそっと掬いあげて小説にしたという感じです。

    初めはタイトルに惹かれて発売直後にアマゾンで取り寄せましたが、読み始めるとやめられず、一気に最後まで読んでしまいました。

    それをもとに朝ドラ”ちゅらさん”の岡田恵和が脚本を書いたのが、映画”阪急電車 片道15分の奇跡”

    原作の、短いいくつものエピソードを、阪急電車の今津線の走行に乗せてうまくあやとりのように話を紡いでゆきます。

    登場人物それぞれが、誇り高く、あるいは誠実であるがために生きにくく、孤立感を深めて立ち止まってしまっています。しかし、偶然に電車の中で、あるいは駅のホームで彼らが遭遇し、そして言葉を交わすうちに、自分を肯定してくれる人の存在に勇気付けられ、また歩き始めます。

    年の功でしょうか、宮本信子演じるおばあさんが、登場人物の何人かと直接言葉を交わす中で彼らの行く先を照らし、その彼らがまた出会った他の登場人物に元気を与えてゆきます。

    有川浩の作品はこれまでにも何冊も読んできましたが、登場人物は多くが女性にもかかわらず、その生き方がみんな男以上に男らしい気がします。近著では”県庁おもてなし課”に登場する作家(一応男の設定ですが有川浩がモデルでしょう)も、男気(?)をめいっぱい発揮しています。まるで宝塚の男役のようで、彼らはみんな作者自身の性格の反映なんでしょうか。
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