弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
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遂に65回目の。。。。。また一年、宜しくお願い致します m(_ _)m
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    遂に迎えてしまいました、65歳の誕生日

    これで否が応でも、年金支給が開始されるしって、そんなことを言いたいのではない (^_^;)

     

    やはり、毎年のことながら、一年の終わり近くなもので、誕生日にはその一年を振り返る気分になります。

    いわゆるゆく年くる年、私書版。別に内密でもなんでもないですが。

     

     

    なんと言っても一番大きかったのは、初孫はなちゃんの誕生でしょう。

    生まれる前は、孫、孫って言っている世間に冷ややかな視線を送っていたはずなのに、GWに帰省?ちゃんちゃらおかしいって言っていたのに、GW前に生まれたって聴いたら、いそいそと5月連休中の大阪行の飛行機のチケットを予約している自分がいました (^_^;)
    孫の力は、かくも偉大だったと思い知らされました。

     

    仕事の面では、懸案だった卒業生の二報目の論文に、出版のめどがついたことでしょうか。これが仕事とは言え、まとめた仕事を雑誌に投稿して、レビューアー、エディターからの返事が帰ってくるまでの数週間は、落ち着きません。
    アクセプト、あるいはマイナーリビジョンで返事が帰ってくれば上出来。
    追加実験要求付きのメジャーリビジョンでも、まだ内容によってはまし。
    リジェクトだった日には、意気消沈している暇もなく、次の投稿先を探さなくては。
    幸い今回はマイナーリビジョンだったので、ホッとしました。

     

    それと弘前大学に来てから始めた研究テーマもまとまった形になりつつあり、おかげさまで先日もその分野で総説の執筆依頼がもう一つ来ました。前回は雑誌でしたが、今回は、本になります。締切は来年の6月。来年3月が一応リタイアですが、その後1年間客員研究員にしておいてよかった。

     

    さあ、祭りだ!(2018 住友ステップフォトコンテスト、ステップ賞入賞

     

    プライベートでは、ここ数年取り続けている写真で、大きな写真コンテストに入賞することが出来ました。好きで撮っている写真ではありますが、やはり人に認めてもらえると励みになります。

    鑑賞するだけでなく、稚拙でも自分で表現することは、音楽とともに楽しいと感じます。

     

    表現を楽しむといえば、数年前に始めたテナーギター。明日は発表会です。今度は、バロックリュートの大家、レオポルド・ヴァイスの曲をやります。
    練習時は暗譜で弾けるようになりましたが、人前だと頭の中が真っ白になるからなあ、無事終えられるか心配ですが (^_^;)

     

    また一年、どうかよろしくお付き合いの程をお願い致します。

     

     

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    #65歳 #誕生日 #初孫 #論文 #表現する愉しみ

     

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    (弘前りんご)
    原田マハの短編小説集”モダン”は、MOMA(ニューヨーク近代美術館)を舞台にした作品集です。
    私にとって、おそらく日本人にとっても、印象深いのは、第一章”クリスティーナの世界”ではないでしょうか。
    タイトルは、同名のあのアンドリュー・ワイエスの名作から取ったもの。
    下半身麻痺の女性が、草原を這って、我が家に向かって進もうとしている光景を描いたもの。
    小説では、2011年3月11日の東日本大震災のときに、福島県立美術館にこの作品が、アンドリュー・ワイエス展のために貸し出されていて、MOMAの委員会が、作品を守るために即回収を決め、MOMAのコーディネーターの職にあった日系女性職員杏子を派遣するというストーリー。
    この作品を日本に誘致するために多大な努力を払った現地学芸員伸子と、本意は回収するには及ばないと思っても、上からの命によって福島に向かわざるを得ない杏子の心の交流を描いています。
    救いは、杏子が福島のためにワイエスの作品を近い将来、再び貸し出せるようにすると決意するところです。
    そしてそれはこの絵の、絶望的な状況にあっても、希望を捨てず前に進もうとする女性の強い意志の力に合い通じるものがあるのではないでしょうか。
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    旅屋おかえり [ 原田マハ ]
    旅屋おかえり [ 原田マハ ] (JUGEMレビュー »)
    ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

    またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

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    そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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