弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
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愛の妙薬なんて、ある訳ないやろ!いや信じる者は救われる? 今日はドニゼッティの誕生日です。
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    ドニゼッティ ”愛の妙薬” のオープニング!

    パヴァロッティ(純朴そうには見えるが、青年には....^_^;)

     

    (ストーリーの概略)

    スペインのとある村、純朴な(言葉を変えれば単純な?)青年ネモリーノは、村一番の美人で賢い、でもちょっぴり高慢な娘アディーナに片思い。しかし、アディーナはつれない。彼女は村にやってきた、軍隊のイケメンの若き軍曹に惹かれています。

     

    名アリア ”人知れぬ涙” 皆さんもどこかで聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

    辛い片思いの男の恋心を歌っています。

     

    ネモリーノは、その思いを成就させたいと、ドュルカマーラ博士(名前からして怪しい、素性はインチキ薬売り)に相談し、飲めばたちまち愛が成就するという妙薬を所望します。

     

    いいカモが来たと、ドュルカマーラは普通のワインをその薬だと偽って売りつけます。

    それを飲んでしたたかに酔ったネモリーノは、気が大きくなり、アディーナに、わざとつれない素振りをし、アディーナはその意外な態度に気持ちが揺れ始めます。

     

    そして、ネモリーノの叔父が彼に莫大な遺産を残して亡くなったという話が村に広がり、若い娘たちはみんな玉の輿を狙ってネモリーノのところに押し寄せ、ネモリーノは一躍人気者になります。それを見たアディーナは、心中穏やかで無くなります。

     

    さらに、ネモリーノが自分と結ばれたいがために、愛の妙薬を手に入れようとして、命の保証も顧みず、軍隊に入隊契約して契約金を得たことを知ったアディーナは、自分が本当はネモリーノを愛していることを悟ります。

    契約金を払って、ネモリーノの入隊を解約させたアディーナは、彼と結ばれます。めでたしめでたし?

     

     

    まあ、インチキな愛の妙薬が、本当に効いてしまったという、他愛のない田舎の恋愛騒動ですが、これが大当たり。

    ドニゼッティの名を不動のものにしました。

     

    ドニゼッテイ自身、法律家になるようにという父親からの束縛を逃れる為に軍隊に志願し。兵籍のまま作曲を続けた経験があります。自分の作曲家としての適性を信じ続けたのでしょう。やはり、信じるものこそ救われるということなんでしょうか。

     

    今日11月29日は、いい肉の日、じゃなかった、ドニゼッティの誕生日でした ^^)

     

    ガエターノ・ドニゼッティ(wikipedia:By Etching, Artist unknown - - Private Collection -, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3266446

     

     

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    #ドニゼッティ #11月29日 #誕生日 #愛の妙薬 #オペラ #人知れぬ涙 #信じるものは救われる

     

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    (弘前りんご)
    原田マハの短編小説集”モダン”は、MOMA(ニューヨーク近代美術館)を舞台にした作品集です。
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    タイトルは、同名のあのアンドリュー・ワイエスの名作から取ったもの。
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    小説では、2011年3月11日の東日本大震災のときに、福島県立美術館にこの作品が、アンドリュー・ワイエス展のために貸し出されていて、MOMAの委員会が、作品を守るために即回収を決め、MOMAのコーディネーターの職にあった日系女性職員杏子を派遣するというストーリー。
    この作品を日本に誘致するために多大な努力を払った現地学芸員伸子と、本意は回収するには及ばないと思っても、上からの命によって福島に向かわざるを得ない杏子の心の交流を描いています。
    救いは、杏子が福島のためにワイエスの作品を近い将来、再び貸し出せるようにすると決意するところです。
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    旅屋おかえり [ 原田マハ ]
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    ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

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    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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