弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
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顧問って、なあに? プリマヴェーラの街角ミニコンサート(弘前学院大チャペル)2018.11.04
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    顧問って、世間ではどのようなイメージがあるんでしょうか?

    大企業のそれなら、例えば社長や重役経験者が退任後、ご意見番として幅を利かせている?といったイメージでしょうか。

    顧問という肩書だけなら、私も2つほど持っていますが、いずれも音楽団体のそれで、実態はボランティアの裏方のようなものです ^^;)

     

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    さて、私が顧問をしている団体の一つ、”マンドリンアンサンブル研究会プリマヴェーラ”のミニコンサートが、11月4日に弘前学院大学礼拝堂(チャペル)で開催されました。

     

    通常こういったクラシック系の演奏会は、休憩を挟んで2時間ぐらいが相場ですが、ミニと言う名が示すとおり、今回は休憩無しで50分ほどと短いものでした。途中にトーク(曲目解説とか)を入れて膨らませることも可能だったかもしれませんが、指導者の方の意向から、余計なものを挟まず、音楽そのものを聞いてもらいたいということで、その形態と長さに落ち着ついた次第です。

     

    会の名前に研究会とあるように、普段マンドリン演奏に於けるアンサンブルを大切にし、単なる同好会や、体育会系かと思うような本人たちが思いっきりかき鳴らして満足するというものではなく、あくまで合奏する各パートの音をお互いに聴きつつ、バランスに配慮してという曲作り(研究)を日々やっています。

     

    そのため、納得してお聴かせできる曲目が揃うのに時間がかかり、小規模の演奏会となってしまうという事情があります。

    しかし、それだけ一曲に込めた思いは強いという自負はあります。

     

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    幸い、今回は音楽ネットワーク弘前街角ミニコンサートの一つとして開催できたため、宣伝も行き届いたのか、たくさんの方に聴きに来ていただけました。

     

    また、今回は弘前大学マンドリン倶楽部のメンバー4名が参加して、ぐっと若返ったアンサンブルをお聴かせできたのではないでしょうか。

     

    さらに、プログラム最後の曲”おもちゃの交響曲”では、弘前リコーダーアンサンブルのメンバーの方2名に、鳩笛や太鼓を演奏していただいたおかげで、曲にふさわしい楽しい演奏になったと思います。

     

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    聴きに来ていただいた皆様に心よりお礼申し上げますと共に、これからもご支援をよろしくお願いいたします。

     

    ところで、そういうお前は顧問として何をやったんだ?ですか?

    はい、裏方よろしく、受付、開演のお知らせ、写真とビデオの撮影をやっていました。
    あっ、お弁当も食べました ^^;)

     

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    #マンドリン #アンサンブル #プリマヴェーラ #街角ミニコンサート #弘前学院大学 #礼拝堂 #チャペル #顧問

     

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    原田 マハ
    この"まぐだら屋のマリア"は、作品のタイトルから想像されるように、新約聖書の様々なエピソードにインスパイアされて書かれた作品ではないかと思います。

    登場人物のいくつかの名前も、明らかに聖書の登場人物から取っています。

    たとえば、東京の高級料亭の調理人見習いである、主人公 紫紋(イエスの第一の弟子で、初代教皇となったシモン・ペテロから)。

    そしてヒロイン、マリア(本名:有馬りあ、彼女の食堂の客からの呼び名。聖母マリアではなく、おそらくイエスに付き従い、ゴルゴダの丘の処刑に接し、その後の復活も目にした、マグダラのマリア)。

    紫紋も、そして尽果(つきはて)と言う、かろうじて、バスだけは来る、これ以上はない辺境の地に、まぐだら屋と言う食堂を切り盛りするマリアも、共に罪深い過去を持っています。その過去から逃れるため、死に場所を求めて、紫紋はこの尽果にたどり着きます。そしてマリアもまた、自身の贖罪のためにここにやってきた過去を持ちます。

    その二人が天の配剤のごとくに出会い、一緒に食堂を営み、人々に食べる喜びを提供することで、二人もまた最後には再生してゆきます。それは罪が消えるわけではなく、忘れようとして忘れられず、もがいて来たものを、あるがままに受け入れると言う気持ちになったことによってでした。

    原田マハの作品は、美術を題材にした斬新な作品群によって、注目を浴びてきましたが、それ以外にも多彩なカテゴリーの作品を描いています。

    このまぐだら屋のマリアは、たとえば、

    ”本日はお日柄もよく”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=1940)や、

    ”旅屋おかえり”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=2615)

    のような、美術にテーマを置いていない一連の作品群に分類されるかと思います。

    いずれにしても、原田マハの多彩な作風に魅了されますね。
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    旅屋おかえり [ 原田マハ ]
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    ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

    またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

    旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

    そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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