弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。写真、音楽、そして本好き(万葉集)なアラ還です。
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ランチさ迷い人(43)_ 盛岡番外編 _ 沢内村にこだわった ”ももどり駅前食堂”(駅前通り)
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    盛岡フォトフェスティバルの、350点ほどの力作揃いの写真を見て、コメント書いて、終わったのが12時少し前。

    http://kitamahokif.jugem.jp/?day=20181103

     

    次の会場クロステラスに向かう途上、お昼を食べるお店を物色。開運橋たもとの広い通りに面したところに、ももどり駅前食堂なるお店を発見。沢内村へのこだわりと言うフレーズに惹かれたので、ここに入ることにしました。沢内甚句で謳われた、庄やの娘よねの悲しい物語を思い出しました。

     

    写真の一階入り口から入ると、満席。右横の階段で二階に上がって下さいとのこと。

     

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    一人だったので、カウンター席に着いて、メニューを見ました。単品、定食セットものと充実しています。

     

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    さて、どれにしようかと、例によっていろいろと迷いましたが、ふと鶏ネック甘辛焼定食に目が止まりました。

     

    鶏ネックとは、鶏のよく動く首の周りの肉で、引き締まっていますが、それでいながらもも肉よりは脂身も乗っていて、噛みしめるほどに味わい深く、最も美味しい鶏肉と言われています。しかし少ししか取れ無い希少部位。

     

    ということで、鶏ネック甘辛焼定食に決めました。店名にもある、ももどりが気にはなりましたが (^_^;)

     

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    刻んだたっぷりのキャベツの上に、これまた結構なボリュームの鶏ネックの甘辛焼が載ってでてきました。

    確かに、噛みごたえのある食感の鶏肉が、甘辛いタレで漬け焼きされています。

    ほかに、鶏つくねの煮物。そして茶碗蒸しが着いてきましたが、いずれも良い味付けでした。

    隣りに座った若者達が頼んだ、唐揚げ定食の小山のような鶏からあげに、目が飛び出しそうでした。

    (流石に写真は撮れませんでしたが ^_^;)

     

    食事が終わって、お勘定というと、階段を降りて一階のレジでお願いますと言われました。

     

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    豆腐も売りなんですね。これも沢内村のもののようです。

     

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    レジ横に掲げられた、おすすめメニューでしょうか。ネーミングがおもしろい。

     

    なかなかおもしろいお店です。もちろん味、量ともに満足が行きました。

    また来てみたいですね。

     

    満足したあと、第二会場クロステラスに向かいました。

    しかしこのあと、まさか13,000歩も歩くことになろうとは、想像さえも出来ませんでした。

     

     

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    #昼食 #盛岡駅前 #ももどり駅前食堂 #満席 #定食 #鶏ネック #甘辛煮 #せせり

     

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    (弘前りんご)
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    まぐだら屋のマリア (幻冬舎文庫)
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    原田 マハ
    この"まぐだら屋のマリア"は、作品のタイトルから想像されるように、新約聖書の様々なエピソードにインスパイアされて書かれた作品ではないかと思います。

    登場人物のいくつかの名前も、明らかに聖書の登場人物から取っています。

    たとえば、東京の高級料亭の調理人見習いである、主人公 紫紋(イエスの第一の弟子で、初代教皇となったシモン・ペテロから)。

    そしてヒロイン、マリア(本名:有馬りあ、彼女の食堂の客からの呼び名。聖母マリアではなく、おそらくイエスに付き従い、ゴルゴダの丘の処刑に接し、その後の復活も目にした、マグダラのマリア)。

    紫紋も、そして尽果(つきはて)と言う、かろうじて、バスだけは来る、これ以上はない辺境の地に、まぐだら屋と言う食堂を切り盛りするマリアも、共に罪深い過去を持っています。その過去から逃れるため、死に場所を求めて、紫紋はこの尽果にたどり着きます。そしてマリアもまた、自身の贖罪のためにここにやってきた過去を持ちます。

    その二人が天の配剤のごとくに出会い、一緒に食堂を営み、人々に食べる喜びを提供することで、二人もまた最後には再生してゆきます。それは罪が消えるわけではなく、忘れようとして忘れられず、もがいて来たものを、あるがままに受け入れると言う気持ちになったことによってでした。

    原田マハの作品は、美術を題材にした斬新な作品群によって、注目を浴びてきましたが、それ以外にも多彩なカテゴリーの作品を描いています。

    このまぐだら屋のマリアは、たとえば、

    ”本日はお日柄もよく”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=1940)や、

    ”旅屋おかえり”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=2615)

    のような、美術にテーマを置いていない一連の作品群に分類されるかと思います。

    いずれにしても、原田マハの多彩な作風に魅了されますね。
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    旅屋おかえり [ 原田マハ ]
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    ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

    またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

    旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

    そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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