弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。写真、音楽、そして本好き(万葉集)なアラ還です。
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盛岡フォトフェスティバル参加顛末記? 力作揃いに、正直驚かされました! ( ^_^ )
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    盛岡フォトフェスティバルが昨日の11月2日から始まりました。

     

    https://www.facebook.com/moriokaphotofes/

     

    昨年の開催前からその存在は知っていました。

    しかし名称から参加対象が盛岡、あるいは岩手在住の人と、あるいは撮影対象が岩手県のものに限定されるとばかり、なんとなしに勝手に思い込んでいました。

    あとからどちらも全国区だと知って、自分の思い込みを反省しました。

     

    なので、今年は早々とエントリーし、3日間の会期を参加しようとホテルも押さえました。

    ところがなんの因果か、今度は抜けられない用事が土日に入ってしまいました。うまく行かないものです。

     

    しかし、気を取り直して初日の金曜日一日参加(見にゆく)することにしました。年次休暇を取ってです(意気込みだけは高い? ^_^;) 取って気づいたのですが、年次休暇が40日まるまる(うち持ち越し分が20日プラスされてます)残ってました。

    そういえば、慶弔以外でプライベートの用件のために休みを取ったことが、この36年間なかったなあ (^_^;)

     

    さて、2日の朝は久々に快晴。

     

    DSC07772.JPG

    弘前から盛岡に向かう東北道。高速バスヨーデル号の車窓からは進む紅葉が望めました。

     

    DSC07782.JPG

    岩手県内に入ると、名峰南部富士、岩手山がずっと見えます。もう山頂には雪を頂いていますね。津軽富士より初冠雪は早いのかも。

     

    そして高速バスの終点、盛岡駅バスターミナルのある西口そばに会場がありました。すごく便利です。

     

    DSC07784.JPG

     

    メイン会場のある、いわて県民情報交流センター アイーナ(あっ、いいな、の意味なのでしょうね ^o^) 右手奥には岩木山が。

     

    展示室は5階。非常に開放感のある建物で、吹き抜けの中をエスカレータで上がります。

     

    DSC07825.JPG

     

    エレベーターも、見事なシースルータイプ。高所恐怖症の人なら乗れないかも (^_^;)

     

    さて、エントリー作品数は350にも及ぶということです。

     

    DSC07788.JPG

    DSC07804.JPG

     

    来場者には5枚の投票およびコメントの用紙が配られます。そこにお気に入りの作品番号と、作者へのコメントを書くことが出来ます。それを集計して、人気投票を行い、Topの作品はメモリアル写真集の表紙になります。

     

    それにしても想像していた以上の力作ぞろい。私も頑張らなくっちゃ。

    またプリントが銀塩プリントで、web上で見るのとは違い、質感が見事です。

    じっくり見て、2時間以上。気を張り詰めてみているせいか、見終わりコメントを書く頃には結構疲れました (^_^;)

    それにとても5枚に絞りきれないとつぶやいたら、追加5枚、下さいました (^_^;)

     

    この会場以外にちょっと離れたところに、小規模の会場が2つ。

     

    DSC07849.JPG

     

    DSC07852.JPG

     

    第二会場のクロステラス。八幡平をテーマにしたエントリー作品が15作品ほどと、地元のプロの方の写真が展示されていました。

     

    DSC07855.JPG

    DSC07863.JPG

    DSC07862.JPG

     

    そして3つ目の会場は、蔵カフェ(ふるカフェ?)の杜のくら。

     

    DSC07865.JPG

     

    素敵なカフェの二階が会場。ここは写真展示販売会場でした。

     

    DSC07870.JPG

     

    裁判所構内の石割桜

     

    DSC07874.JPG

    岩手県公会堂(お目当ての食堂は、閉店していました ^_^;)

     

    会場間の移動は徒歩にして、盛岡の街巡り、お写ん歩もしました。

     

    写真三昧の一日でした。

    夜には、津軽フォトミーティング(TPM)のメンバーで、こちらに在住の方と落ち合って夕食に。

    桜山神社近くの素敵な店に連れて行ってもらいましたが、それはまた改めて。

     

     

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    #盛岡フォトフェスティバル #年次休暇 #高速バス #紅葉 #アイーナ #クロステラス #杜のくら

     

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    原田 マハ
    この"まぐだら屋のマリア"は、作品のタイトルから想像されるように、新約聖書の様々なエピソードにインスパイアされて書かれた作品ではないかと思います。

    登場人物のいくつかの名前も、明らかに聖書の登場人物から取っています。

    たとえば、東京の高級料亭の調理人見習いである、主人公 紫紋(イエスの第一の弟子で、初代教皇となったシモン・ペテロから)。

    そしてヒロイン、マリア(本名:有馬りあ、彼女の食堂の客からの呼び名。聖母マリアではなく、おそらくイエスに付き従い、ゴルゴダの丘の処刑に接し、その後の復活も目にした、マグダラのマリア)。

    紫紋も、そして尽果(つきはて)と言う、かろうじて、バスだけは来る、これ以上はない辺境の地に、まぐだら屋と言う食堂を切り盛りするマリアも、共に罪深い過去を持っています。その過去から逃れるため、死に場所を求めて、紫紋はこの尽果にたどり着きます。そしてマリアもまた、自身の贖罪のためにここにやってきた過去を持ちます。

    その二人が天の配剤のごとくに出会い、一緒に食堂を営み、人々に食べる喜びを提供することで、二人もまた最後には再生してゆきます。それは罪が消えるわけではなく、忘れようとして忘れられず、もがいて来たものを、あるがままに受け入れると言う気持ちになったことによってでした。

    原田マハの作品は、美術を題材にした斬新な作品群によって、注目を浴びてきましたが、それ以外にも多彩なカテゴリーの作品を描いています。

    このまぐだら屋のマリアは、たとえば、

    ”本日はお日柄もよく”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=1940)や、

    ”旅屋おかえり”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=2615)

    のような、美術にテーマを置いていない一連の作品群に分類されるかと思います。

    いずれにしても、原田マハの多彩な作風に魅了されますね。
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    旅屋おかえり [ 原田マハ ]
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    ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

    またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

    旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

    そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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