弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。写真、音楽、そして本好き(万葉集)なアラ還です。
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ランチさ迷い人(44)_ 午前11時の開店と同時に満席になる、中華料理 みんぱい 城東店 (*^^*)
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    ラーメンの連鎖を断ち切るため ^^;)、今回はラーメン以外の中華にしました。

     

    DSC07642.JPG


    みんぱいは実は初めて。私にとって、ここも振られるお店の筆頭でした。なにせ休みの日におっとり刀で出かけると、12時には駐車場は一杯。中も満席で行列が出来ているので、仕方なく他のお店にしたことが続いていました。

    ところで、みんぱいって、どういう意味なんでしょうね?

     

    さて今回は、11時の開店時に合わせて到着しましたが。流石に席は空いていましたが、着席して注文後に外を見ると空席待ちの人たちが並んでいました。

     

    メニューを見ると、麺類、ご飯物、セット物、一品料理といろいろ並んでいます。

    ラーメンと言いたくなるのをぐっとこらえて、定食にすることにしました。

    周りを見ると皆さん油淋鶏定食を頼む人が多いようです。しかし、今回は雲白肉(ウンパイロー)定食にしました。

     

    ウンパイローとは、中華風茹で豚のことで、茹でた豚のばら肉を薄切りにして、甘辛いソース(豆板醤 (トウバンジャン) や甜麺醤 (テンメンジャン)を使う)を掛け、きゅうりの薄切りやネギを添えて出されます。

    以前、横浜の中華街で食べて美味しかったのを思い出しました。

     

    結構混んでいたので、出てくるまで結構、時間が掛かりました。

     

    DSC07648.JPG

    ご飯は小盛りにしてもらいました。スープが煮干し風味なのは、津軽だから?

     

    DSC07645.JPG

     

    あれ、よく見ると(よく見なくても ^^;)胡瓜じゃない、レタスだ。

    そういうのもあるのかと思いつつ食べてみましたが、シャキシャキの食感が、豚バラの柔らかくて口の中で溶けてしまいそうなそれと、いいコントラストを醸し出し、これもありかなと思いました。

    ソースは甘辛ですが、以前横浜の中華街で食べた辛いものに比べると、ずいぶんとまろやか。

     

    薄切りとは云え、結構な枚数が載っていて、満足しました。

    車じゃなかったら、ビールを注文したかったですのですが。

     

     

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    #みんぱい #城東店 #中華料理 #満席 #定食 #ウンパイロー

     

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    (弘前りんご)
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    まぐだら屋のマリア (幻冬舎文庫)
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    原田 マハ
    この"まぐだら屋のマリア"は、作品のタイトルから想像されるように、新約聖書の様々なエピソードにインスパイアされて書かれた作品ではないかと思います。

    登場人物のいくつかの名前も、明らかに聖書の登場人物から取っています。

    たとえば、東京の高級料亭の調理人見習いである、主人公 紫紋(イエスの第一の弟子で、初代教皇となったシモン・ペテロから)。

    そしてヒロイン、マリア(本名:有馬りあ、彼女の食堂の客からの呼び名。聖母マリアではなく、おそらくイエスに付き従い、ゴルゴダの丘の処刑に接し、その後の復活も目にした、マグダラのマリア)。

    紫紋も、そして尽果(つきはて)と言う、かろうじて、バスだけは来る、これ以上はない辺境の地に、まぐだら屋と言う食堂を切り盛りするマリアも、共に罪深い過去を持っています。その過去から逃れるため、死に場所を求めて、紫紋はこの尽果にたどり着きます。そしてマリアもまた、自身の贖罪のためにここにやってきた過去を持ちます。

    その二人が天の配剤のごとくに出会い、一緒に食堂を営み、人々に食べる喜びを提供することで、二人もまた最後には再生してゆきます。それは罪が消えるわけではなく、忘れようとして忘れられず、もがいて来たものを、あるがままに受け入れると言う気持ちになったことによってでした。

    原田マハの作品は、美術を題材にした斬新な作品群によって、注目を浴びてきましたが、それ以外にも多彩なカテゴリーの作品を描いています。

    このまぐだら屋のマリアは、たとえば、

    ”本日はお日柄もよく”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=1940)や、

    ”旅屋おかえり”(http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=2615)

    のような、美術にテーマを置いていない一連の作品群に分類されるかと思います。

    いずれにしても、原田マハの多彩な作風に魅了されますね。
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    旅屋おかえり [ 原田マハ ]
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    ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

    またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

    旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

    そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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