2017.10.29 Sunday
指揮者とオーケストラの関係_ライナー、セル、ミンシュそしてカラヤン
(オーケストラと指揮者の関係)
私がクラシックを聴き始めた頃(もう半世紀前? ^^;)は、有名な指揮者とその手兵オーケストラという表現をよく見かけた気がします。
ストコフスキーとフィラデルフィア管による、マーラーの第八番アメリカ初演(wikipedia)
ストコフスキーとフィラデルフィア管、ライナーとシカゴ響、セルとクリーブランド響、ミンシュとボストン響、そしてもちろんカラヤンとベルリン・フィル。もっともベルリン・フィルといえばフルベンだという方がいるかもしれませんが、長さではやはりカラヤン。
それはともかく、在任期間がただ長いだけではなく、オーケストラビルダーとして、その指揮者たちはオケを鍛え上げていきました。最近はどうでしょう。任期は短くなって、著名な指揮者は幾つものオケを掛け持ち。一つのオケを自分色に染め上げてゆく余裕などないように見えます。また団員の権利意識が高くなり、長時間練習に拘束されるのを嫌い、そんな指揮者は次回の契約更新ができなくなることが多いとか。
オーケストラにもグローバル化の波が押し寄せ、世界に通用するといえば聞こえがいいけれど、高機能だけど個性が希薄化していっているような感が無きにしもあらず。寂しいですね。
*ブログランキングに参加しています。
皆さんの1クリック(一票)で順位が決まりますので、
気に入ったら、このリンクか上の兵庫県ランキングのボタンを押してください。
ご協力、ありがとうございます (*^^*)
#オーケストラ #指揮者 #手兵 #ストコフスキー #ライナー #セル #ミンシュ #カラヤン #オーケストラビルダー
* 縁あってこちらに立ち寄ってくださった記念に掲示板に書き込みを宜しく。