弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
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Beaux Arts Trio、なんて読むか分かりますか? ^^;)
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    解散後にソロ活動を活発化させてからの、新たな注目度の高さ、目を見張るものがあります。

    誰のことかって? メナヘム・プレスラー(piano)のことですよ。

     

    ボザール・トリオ(公式HPより)

     

    解散したのはボザール・トリオ(Beaux Arts Trio、初めて見たときは何と読むのか皆目分からず ^_^;)で、彼はこのトリオを創設し、50年以上に渡ってこのトリオを引っ張ってきました。他のメンバーは全員何度か変わっていますが、彼だけは変わらずに居ました。

     

    常設のピアノトリオと言うのは非常に珍しく(唯一?)、大概はそれぞれの名手が何かの目的で(レコーディング用に、あるいは音楽祭などのイベント用に)一時的に結成されるのが普通でしたが、このトリオは常設でした。したがってそのアンサンブルの息の合い具合はとても良いものです。

    そして、プレスラーは結成以前はソリストとして評価が高かったにも関わらず、結成後ソリストとしての活動を基本行わず、このトリオでの活動に専念していました。

     

    一方、ジャンルとしてのピアノ三重奏と言うのは、どちらかと言うと地味な室内楽の中でも、一層マイナーな感があります。

    それをずっと続けてきたことに一種の感慨を覚えざるを得ません。人によれば愚直だというでしょう。

    しかし、その音楽性に共感し、愛したクラシックファンが居たことも事実でしょう。その長い活動の中での演奏は高い評価を得ていますし、それだけでなく現代曲の初録音とか、秘曲の発掘などの貢献もありました。

     

    BEAUX ARTS TRIO Complete Philips Recordings 

     

    今回、これまでのロングセラーを集めたボックスが発売されました。

    なんと名演揃いの60枚のCDと分厚い解説書付きで、超廉価。買うしか無いでしょう ^_^;)

    一つ一つ楽しみながら聴いて行きたいと思っています (^o^)

    ベートヴェン ピアノトリオ ”大公”

    https://www.youtube.com/watch?v=5kOw6l02Ua0&t=1086s

     

     

    | 弘前りんご | 音楽 | 06:29 | comments(2) | trackbacks(0) |
    そのCD、私も買いました。
    資料的価値も高くお買い得ですね〜\(^O^)/
    車用にSDにバックアップしながらのんびり聴いていますよ。
    | てんし | 2017/06/11 6:04 PM |
    前評判と値段を見て、買うっきゃないと思って買ったのですが、聴いてみて、間違いなかったと改めて思いました (*^_^*)
    | 弘前りんご | 2017/06/11 9:34 PM |









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    かく言う私も遠い昔を思い出して頷きました(^^;)

    作者は、絵本作家のヨシタケシンスケ。

    『あるかしら書店』、『りんごかもしれない』などの、妄想爆発、抱腹絶倒(?)の作品を出しています。

    『ヨチヨチ父』は、作者自身の子育てにまつわるエピソードを、簡潔な、しかし微笑ましくも涙ぐましい絵で綴る絵本です。

    子供が生まれる10ヶ月も前から女性は母親になるけれど、男性は父親目指して成長してゆく(その気があればですが ^^;)ものであることがわかります。

    それは、言い古された言葉ですが、我が子を10ヶ月もお腹の中で育み、そのおなかを痛めて生んだ女性と、生まれたときにはじめましてという、実感という意味では遥かに希薄な男性の違いでしょう。

    だからこそ、誕生の日からの毎日が、その実感を確かなものにしてゆく過程であり、父親になるというなんでしょうね。

    そして常に脇役でしか無い。
    それなら、名バイプレイヤーをめざすしか無いっしょ^^;)

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