弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
ある夜のふふふっ....嬉しいことが、なんと2つも続きました。
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    IMG_20181107_043757_332.jpg

    ある夜のふふふっ (*^^*)

     

    4年越しで投稿に苦労していた論文が、このフィールド(薬理学)のトップジャーナルの一つである、Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics(米国薬理学会誌)に掲載される事になりました。

    http://jpet.aspetjournals.org/

    すでに卒業した留学生の論文だったので、週末ごとに打ち合わせしたりして、投稿までに時間がかかりました。

     

    そうしたら、それに続いて、この論文の内容でエントリーしていたORS 2019(米国整形外科学会の年会)の演題に採択されたという連絡が。嬉しいお知らせが2つも続きました。

    https://www.ors.org/2019annualmeeting/

     

    これは祝わずにはおられません、ということで国産牛(津軽平賀牛という最近ブランド化された地元のもの)のステーキを焼きました。なんだかんだと言って、国産のブランド牛はうまいですねえ (*^^*)

     

    これでちょっとは苦労が報われたというところでしょうか。

    でも、今年の幸運は、これで打ち止めかな? ^^;)

     

     

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    #論文 #卒業生 #ジャーナル #採択 #ORS2019 #演題 #祝杯 #ステーキ

     

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    | 弘前りんご | 日常 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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    (弘前りんご)

    自身もバロック音楽の研究者であり、演奏家であるサルデッリが書いた、”失われた手稿譜 ー ヴィヴァルディをめぐる物語 ー” では、ヴィヴァルディが亡くなった直後から漂流し始める、ヴィヴァルディが残した膨大な手稿譜が本当の主人公であり、小説の形をとっているものの、そこに書かれたことはほとんどが事実です。

    しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

    手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

    修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

    その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

    研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。

    いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。

    最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

    ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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    旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

    またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

    旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

    そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

    まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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