本州と北海道の間に横たわる津軽海峡は、潮の流れが速いことで知られ、この海域で育つ魚は、メバルにしてもマグロにしても、美味しいとされています。
特に一本釣りされ、大間の港に水揚げされた大間のマグロは、ブランド品として、築地で高値で取引されているのはご存知だと思います。
しかし、その大間のマグロと同じマグロが、大間沖から津軽海峡へ回遊してくると三厩の海峡マグロとして、三厩の港に水揚げされます。おなじ見事なマグロなのに、値段が安い。しかし三厩の漁師は、それを高く買い取るからと言って、大間に持って行くことを潔しとせず、全て三厩で水揚げしているそうですよ。
そんな美味しいマグロ、しかも冷凍物ではなく、生マグロを丼として食べさせてくれるお店が、漁師の店 ささ木。
6月あたりから、11月一杯まで提供しています。
禅林街の住職さんのご厚意で車に同乗させていただき、今回もそれを食べに三厩を目指しました。
高山稲荷の千本鳥居
竜泊ライン眺瞰台から岩木山を望む
途中、高山稲荷、竜泊ライン眺瞰台を経て、三厩の海岸そばのお店へ。
窓からは陸奥湾、下北半島、天気が良ければ北海道が眺められます。実に雄大で気持ちのいい眺めです。
女将さんがにこやかに迎えてくれました。席につくと早速調理を始める女将さん。
大きな生の本マグロの身をさばいて、分厚い切り身を丼の上に何層にも重ねて出来上がり。
マグロ丼の他にもずく酢(これがのどごしの良い美味しさ)わかめの吸い物(ここで取れた昆布とマグロのあらで出汁を取っているとのこと)そして海藻のこんにゃく。どれも美味しい。
赤みに中トロが実に美味しそう。実際、他所では味わえない生マグロの旨さが口に広がります。
今回は更に珍しい、一般のお店ではまず食べることが出来ないだろうと思われる、サービス品が付きました。
これもマグロなんですが、皮とトロの身の部分の間にあるもの。部位の名前を聞き漏らしました。また行かなくては (^_^;)
トロの部分を取り出すのに、必然的に切り取らなくては行けないものだそうですが、漁師の間ではまかないなどに使うそうです。
食感はコリッとしたホルモンのようで、味はトロのようで、また違った味わいの一品。
生マグロ丼だけでも十分満足の一品なのですが、これが更に満足感を与えてくれました。
満ち足りた気分になって、帰路に付きましたが、
途中、新幹線の奥津軽今別駅の隣の津軽二股駅を訪ね、一日に数本の在来線の撮り鉄をしたあと、弘前を目指しました。
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