(三木といえば)
三木城をめぐる、別所長治と豊臣(羽柴)秀吉の戦いを思い出します。
今回、ヘリテージマネージャー講習会で三木市を訪ねたので、まずは三木城跡に行ってみました。
神戸電鉄粟生線の三木上の丸駅で降りてすぐ西側に、今どきのポップなキャラクターによる三木城の宣伝の大きな看板があります。
その右手にナメラ商店街という面白い名前の商店街の入り口があります。
地名の滑原町(なめらちょう)から取ったもののようです。
そしてその入り口そばに三木城跡への長い急な石段がありました。
ナメラ商店街の入口。左手前が三木城跡への階段
長く急な階段。すぐ横を神戸電鉄が走っています。
登り切ると、本丸跡、別所長治の辞世の句碑などがあり、そこから三木市を一望出来ます。
三木城本丸跡
別所長治の騎馬像
別所長治の辞世の句碑 『今はただ 恨みもあらず 諸人の いのちに代はる 我が身と思えば』
羽柴秀吉による『三木の干殺し』とよばれる籠城戦の舞台です。
自身の命と引換えに、籠城戦を共に闘った城兵達の命を守ったことから、その姿勢は今もなお語り継がれています。
そして、毎年5月5日のこどもの日に『別所公春祭り』が開かれ、その遺徳を偲んでいるようです。
城址からの三木の眺め。一応、撮り鉄写真 (*^^*)
(三木は金物の町)
三木城跡の裏手(南東)に、金物神社があり、鳥居をくぐると正面には神社の社ではなく、三木市立金物資料館が目に入ります。神社の社殿はその左手です。
在来の倭鍛冶と大陸から渡来した韓鍛冶が播州三木の地で合流し、金物製作が一層発展し、播州金物(三木金物)が形成されていったようです。
三木市立金物資料館
三木金物の鍛冶用具と製品が、国の登録有形民俗文化財に指定されました。
金物神社
ご祭神は、天目一箇命(あめのまひとつのみこと、鍛冶の祖神)
金山毘古命(かなやまひこのみこと、製鋼の祖神)
伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと、鋳物の祖神)
三木金物で作った鳥の像の写真(本物は行事の際に組み立てられるとか)
この資料館は三木における金物の歴史を豊富な金物の資料で紹介しています。
(一番の目的は)
色々と他にも古い建物も見て回ったのですが、
堀光美術館の別館。元女子高の建物だったようです。
しかし、前回時間がなくて買いそびれた稲見酒造の日本酒を買うこと。
葵鶴の稲見酒造(創業1889年)
色々とあって迷ったのですが、今一番人気という葵鶴大吟古酒を買いました。
200mLで1500円弱ですから結構いい値段なのです。
しかし試飲させてもらったら、いいブランデーのような最初の口当たりがとろっとして、それでいて後味がスッキリとしていて、もう買うしか無いと思って買いました。
他にも寒太郎という純米吟醸生酒も良かったです。
この古酒を開けるのは、もうすぐ来る自分の誕生日にします (*^^*)
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