(テレビっ子にとって)
2月のはじめに、弊ブログに、自分が見事なテレビっ子として育ったなんて、思い出話を書きましたが、
"テレビと私とは、おない歳"
http://kitamahokif.jugem.jp/?eid=5283
そんな私が子供の頃によく見ていたのが、"てなもんや三度笠"
当時はビデオ録画の技術がまだ確立しておらず、生の舞台中継を無編集で、いわば撮って出し。真剣勝負でした。
そこで舞台の観客、テレビの前の人を大いに沸かし、笑わせるなんて、今から思えば脚本、演出、そして演じる人の力量はただ者ではなかったとわかります。
(藤田まこと)
その大いに我々を沸かしてくれたのが、主演の藤田まこと。
ちょっと長い顔(うまづら? ^^;)が印象的な喜劇俳優でしたが、てなもんや三度笠のあとには、お笑い路線からシリアスなドラマの主演へと役どころを転換しました。
それが大成功。
必殺仕置人のDVDパッケージ
・必殺シリーズの主水
普段は妻と姑の尻に敷かれながら、うだつの上がらない下っ端役人。
しかし、夜になると世にはびこる悪人を仕留める仕置人に変身。
そのギャップが素敵でした。
・剣客商売
隠居した好々爺ながら、剣の達人としては当代随一の腕前を持つ剣豪役。
孫ほどに若い嫁に振り回されるところも面白い。
・京都殺人案内
・はぐれ刑事純情派
どちらも人情に厚い刑事。これもはまり役でした。
これらはいずれも好評で、長期シリーズ化して居ます。
基本シリアスですが、そこに喜劇役者だった経験が生きて、笑いの要素も十分にあります。
(大化けするのは)
ドタバタ喜劇の俳優がその後に名優に大化け。
しかし、そんな例は他にもありました。
すぐ思いつくところを上げれば、
いかりや長介、伊東四朗、若手では秋山竜次(NHK大河「光る君へ」の藤原実資役)もいますね。
人を引き付ける魅力がないと成り立たない、実力勝負のお笑いの世界で鍛えられるため、演技力も付くのでしょうか。
藤田まこと(1933年4月13日 - 2010年2月17日、wikipedia)
というわけで、今日が藤田まことの命日だったので、こんなことをつらつらと考えてみました。
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