弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
生きた時代を描くということ。
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    洋画と日本画。

     

    何が違うのか。

     

    前者が油絵具や水彩絵具で洋紙や布(キャンバス)などに描くのに対して、日本画は岩絵具、墨で和紙や絹地に毛筆で描くもの、というのが一般的な定義。

     

    技術面ではそういう違いがあるのは確かですが、何を描くかについて両者の間に違いはないのではないかと内心思っています。

     

    それは印象派以降のヨーロッパの画家が、全く描き方そのものが違う浮世絵に衝撃を受けて、競って自身の絵に取り込んだり、描いたりしたことからも分かります。

     

    洋画・日本画を問わず、題材が何であれ、画家が自分の生きた時代を描くこと、それで我々に強く訴えてくるものが描けるのではないでしょうか。

     

    山口逢春(山口逢春記念館HPより)

     

    山口逢春は、50年に及ぶ画家人生の中で、絶えず新しい題材、作風を追求しました。

     

    そしてそれまでに成功した(高く評価された)手法やテーマを惜しげもなく捨てて、次々と新しい境地を見出して行ったのを見ると、この画家の孤高の戦いを見る思いがします。

     

    デビュー作 ”三熊野の那智の御山”(大正15年)

     

    望郷(昭和28年)

     

    以上2枚の作品が、30年という時の流れが合ったにせよ、同じ画家によるものであるとはにわかには信じがたい気がします。

     

    しかし、それぞれにそれぞれの絵が描かれた時代に生きた画家の想いが強く込められているとも感じるのです。

     

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    | 弘前りんご | 美術 | 06:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
    今日1月16日は、梅原龍三郎の命日
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      梅原龍三郎(1888年(明治21年)3月9日 - 1986年(昭和61年)1月16日、wikipedia)

       

      梅原龍三郎といえば、華麗な色彩と大胆な筆使いの絵を思い浮かべます。

       

      浅間山

       

      それはおそらく、パリ留学中に出会って、直接教えを受けたと言われるルノワールの影響のようです。

       

      彼から水浴の女という作品も譲り受けています。

       

      ただ、それだけにとどまらず、その画風に、日本の南画や琳派、そして桃山美術の要素を融合することで、より一層彼独自の壮麗で装飾的な絵画を生み出しました。

       

      そして明治から昭和に掛けて活躍し、97年の生涯を、32年前の今日閉じました。

       

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      | 弘前りんご | 美術 | 06:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
      またこんな超絶技巧が (*^^*) 衆麟図
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        江戸時代の名プロデューサーといえば、平賀源内。

        讃岐が産んだ天才、土曜の丑の日に鰻を食べるといいというコピーを産んだ名コピーライター。

         

        その彼が、讃岐藩主から依頼されたのが、魚の図鑑の監修。

        そして生まれたのが、衆麟図。

         

        香川県立ミュージアム所蔵

         

        単なる魚の精密な写生ではなく、今にも泳ぎ出しそうな生きの良さ。

        それを実現するための様々な工夫。

        魚特有の鱗の光沢を出すため、銀箔を下地に使ったり。

        普通の図鑑に終わらせなかったのは、さすが源内。
        さぞかし、厳しい注文を絵師に出していたのでは  (^_^;)

         

        香川県立ミュージアム所蔵

         

        出来上がった作品は、まさに超絶技巧の名に相応しいですね。

        帰省した時に見られたらいいのだけど。

         

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        | 弘前りんご | 美術 | 06:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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        マスカレード・ナイト
        マスカレード・ナイト (JUGEMレビュー »)
        東野 圭吾
        大晦日の夜に催されるマスカレード・ナイトという、高級ホテルでのイベントが小説のクライマックスに設定され、そこで起こるであろう事件の予告が警察にもたらされたところから話は始まります。
        宿泊客のプライバシーを守るホテルスタッフと、それを捜査のためには明らかにする必要のある警察との間のせめぎあいの中、ドラマ、事件は進行します。
        もう一方の読みどころは、ここまでやるのか、やらされるのかという、ホテルのコンシェルジュという部門の役割。
        ホテルを舞台にした、東野圭吾の新境地です。
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