弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
リズムはリズムでも、睡眠のリズム _ 金縛りになるのには、もちろん、訳がある?
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    睡眠にもリズムがあるのをご存知ですか?

     

     

    睡眠のもともとの生理的意義は、みなさんもご存知の通り、体の休息です。

    無脊椎動物でも、休息期に体を休め、覚醒j時に確かな行動を取れるようにしています。

    ヒトやサルなどの高等な動物でも、そういうサイクル(覚醒ー休息)はあります。

     

    しかし、ヒトやサルなどの睡眠は、そんな単純な休息とイコールではありません。

     

    ヒトの睡眠には、2つの相、レム(REM)睡眠ノンレム(non-REM)睡眠があります。

    ざっくりと説明すれば、ノンレム睡眠が他の動物にも見られる睡眠で、体も脳も休んでいる、いわゆる深い眠りです。

    それに対してレム睡眠では、体を休めているけれど脳の活動は起こっている、どちらかというと浅い眠りです。

    ただ浅いだけではないんですけどね。その重要な意義については後ほど (^o^)

     

    生理的ないわば正しい睡眠では、就眠直後に深い眠り(ノンレム睡眠)を迎えた後、レム睡眠が現れます。

    その後non-REM ー REMをおおよそ1時間から2時間位の周期で繰り返します。

    そしてノンレム睡眠が徐々に浅い眠りに移行して、朝に目覚めを迎えます。

    (以下のグラフは、其の眠りのリズムを模式的に表したもの(Hypnogram)縦軸の一番上(ー)が覚醒レベル
     其の下に、レム(REM)レベルと、ノンレム(non-REM)睡眠の各レベル(IからIVで下に行くほど深い眠り))

     

    https://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/c.php?g=775027&p=5559550

     

    なぜそんなレム睡眠があるかと言うと、その時に活動期(覚醒期)に集まった情報(海馬と呼ばれるところに一次記憶(短期記憶)として蓄えられている)を取捨選択し、残すべきものは長期記憶に移す作業をしているのです。

    これをレミニセンス現象と呼び、この間に其の作業によって、夢を観ると考えられています。

    このREM睡眠が無いと体は休まっても、脳の働きが不完全燃焼(質の低い眠り)のようになってしまいます。

    試験勉強で朝まで寝ないで勉強して、詰め込んだものを試験場で吐き出したら(書いたら)、その後すっかり忘れてしまい、短期記憶で終わってしまうのは、そのためです ^^;)
    勉強の後は、6時間ぐらいは寝るようにしましょう (*^^*)

     

     

    また、金縛りという現象は、このレム期に目覚めてしまって、頭は働いているのに、体がまだ休んでいる状態のため、体が思うように動かせなくなる(いわゆる金縛り状態)というわけで、心配は要りません。ましてや何かの祟りなどではありません ^^;)

    少し時間が経てば、体も目覚めて来ます。

     

    現代社会は不眠症の方が多いようです。

    不規則な生活習慣、ストレスから、上記の正しい生理的な睡眠のリズムを確保できないことによると考えられます。

    そんな場合に、睡眠薬を飲んで、ただただ深い眠りが獲得できたとしても、レム睡眠を確保した良い眠りが出来ていない場合が多いのです。

     

    たしかに新しい、より良い睡眠薬が開発され、non-REM睡眠だけでなく、REM睡眠も確保できるものも出来てきています。

    しかし、まずは生活習慣を正し(規則正しい就寝、ストレスの軽減)、自然な睡眠のリズムを確保するのが正しいやり方でしょう。

     

     

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    #睡眠 #リズム #REM睡眠 #non-REM睡眠 #レミニセンス現象 #金縛り #睡眠薬 #生活習慣 #ストレス

     

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    | 弘前りんご | 自然科学 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
    クジラとカバとウシはご親戚。ウシさんのアナザースカイは大洋だったのか?
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      私が学生の頃からすれば、サイエンスは、専門家、科学者のためのものから、一般の人にとっても、ずいぶんと身近なものへとなりました。物理、化学、数学など様々な分野があるサイエンスの中でも、生物の進化を扱う進化論の分野が、一般の人にもロマンを感じさせるものでしょう。

      その生物の進化を解き明かす手段としては、以前の主流は化石でした。

      各地層に残った化石の変遷が、長い年月における進化の過程をあとづけしてくれるということですね。

       

       

      しかし、この方法論には大きな問題がありました。化石が残っていないものについてはわからないということです。

      そして仮に残っていたとしても、その化石にうまく出会えるのは、なかなかに難しい、労力、運が関わるところでもあります。

       

       

      ところがその後の科学技術、解析の技術の長足の進歩で、その化石のない処、ミッシングリンクが、一つ一つ埋められてゆきました。特に、現存する生物の細胞核や、ミトコンドリア核のDNA配列の変異を解析することで、ある生物とある生物の進化における関係が、たとえその間に位置する生物の化石が無くとも、解き明かすことができるようになりました。これは画期的なことでした。

       

       

      さて、海にいるクジラと川にいるカバ、そして陸にいるウシ。見た目がぜんぜん違う種ではありますが、実は、非常に近い関係にあることが、そのような手法を用いた研究に依って明らかになってきました。

       

       

      その結果、分類も従来は、クジラは鯨目、ウシ、カバは偶蹄目に属していましたが、それらを鯨偶蹄目と言う一つの分類枠に入れることになったわけです (^o^)

      ちなみに、シカやキリンも鯨偶蹄目ウシ亜目に所属します。

       

      陸にいたウシの仲間のご先祖様の中から、一つは川の中に進出してカバに、一つは海に進出してクジラになったと推定されています。そして、もちろん陸に留まったのが、現在のウシのご先祖様となり、今のウシの仲間へとつながっているわけです。

       

      科学の醍醐味は、まさにこういったわからないことに挑戦し、その謎を解き明かすことにあります。ロマンがありますねえ。

      若い人のこの分野への参入が期待されます。

       

       

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      #進化 #化石 #遺伝子解析 #クジラ #ウシ #カバ #鯨偶蹄目 #科学の醍醐味 #謎を解き明かす #ミッシングリンク #アナザースカイ #ご先祖様

       

      | 弘前りんご | 自然科学 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
      ドロンするって、消えるわけじゃないんですが (^_^;)
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        私が子供の頃は、忍者ごっこが流行っていて、

        ドロンするなんていって、消えたつもりになったりしていたのですが。

         

        最近は、ドローンするって、無線操作して飛ばす

        小さな飛行物体で空撮することなんですよね (^_^;)

         

         

        ということで、先日相馬ロマントピアで開催された、

        ドローン体験会に参加してきました。

         

         

        実際にコントローラーを持たせてもらって、

        モーター起動、離陸、上昇・下降、前後左右の水平移動、旋回と、

        一通りの操作をやってみました。

         

         

        結構コントローラーのスティックの動きに敏感に反応してしまい、

        ドローンのスムースな飛行は、なかなか難しいですね。

         

         

        でも、ゲーム感覚で楽しめて、あっという間に終わってしまいました。

         

         

        いま日本のドローンに対する規制は厳しく、

        好き勝手にどこででも飛ばせるわけではないこと。

        室内はともかく、野外で飛ばすためにはいろいろと

        事前に許可を取ったりするのが大変であることも聴きました。

         

        そんな日本を尻目に、諸外国、特に中国ではドローンの技術は

        日本を遥かに凌駕するところまで進んでいるようです。

         

        もちろん安全対策は必要ではありますが、ここでも過剰な規制は

        日本の科学技術の発展の大きな阻害要因になっているように感じました。

         

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        | 弘前りんご | 自然科学 | 06:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
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        (弘前りんご)
        原田マハの短編小説集”モダン”は、MOMA(ニューヨーク近代美術館)を舞台にした作品集です。
        私にとって、おそらく日本人にとっても、印象深いのは、第一章”クリスティーナの世界”ではないでしょうか。
        タイトルは、同名のあのアンドリュー・ワイエスの名作から取ったもの。
        下半身麻痺の女性が、草原を這って、我が家に向かって進もうとしている光景を描いたもの。
        小説では、2011年3月11日の東日本大震災のときに、福島県立美術館にこの作品が、アンドリュー・ワイエス展のために貸し出されていて、MOMAの委員会が、作品を守るために即回収を決め、MOMAのコーディネーターの職にあった日系女性職員杏子を派遣するというストーリー。
        この作品を日本に誘致するために多大な努力を払った現地学芸員伸子と、本意は回収するには及ばないと思っても、上からの命によって福島に向かわざるを得ない杏子の心の交流を描いています。
        救いは、杏子が福島のためにワイエスの作品を近い将来、再び貸し出せるようにすると決意するところです。
        そしてそれはこの絵の、絶望的な状況にあっても、希望を捨てず前に進もうとする女性の強い意志の力に合い通じるものがあるのではないでしょうか。
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        旅屋おかえり [ 原田マハ ]
        旅屋おかえり [ 原田マハ ] (JUGEMレビュー »)
        ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

        旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

        またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

        旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

        そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

        まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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