弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
由来を知らないと、ちょっと呼ぶのが気恥ずかしくなる鉄道名 (^_^;) _ ”あいの風とやま鉄道”
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    北陸新幹線が金沢まで延伸したことによって、新幹線と並行に走る在来線(北陸本線)の内、富山県内区間(富山を中心とした東西の、西は石動から東は越中宮崎まで)が第三セクターとして再出発しました。その名前が、”あいの風とやま鉄道

     

    石川県側では、IRいしかわ鉄道、新潟県側では、えちごトキめき鉄道と接続し、相互乗り入れすることで、北陸本線時代の利便性を維持しようとしています。

     

    あいの風とやま鉄道http://ainokaze.co.jp/

     

    あいの風とやま鉄道”。最初、あいを愛と思ってちょっと呼ぶのが気恥ずかしい気がしました。しかし、この”あいの風”は、富山湾で、春から夏にかけて、沖から吹く北東の風のことを、地元の言葉で、”あいの風”と呼んだことから付けられたもの。そしてもちろん愛の意味も含めている(県民に愛される鉄道を目指す)そうですが。

     


    そして2015年のデータではありますが、北陸ではIRいしかわ鉄道と共に、予想を大幅に上回る乗客数の伸びが見られ、黒字決算だったようです。確かに、富山、高岡の駅のホームは結構な乗降客がいて、それを実感しました。まずはいいスタートを切れたようです。

     

    ただ、残念ながら、接続している新潟トキめき鉄道の方は赤字決算だったとのことです。第三セクター化した路線のその後は、それぞれ悲喜こもごものようですね。

     

    でも、地元民の生活の足として、頑張って欲しいものです。

     

     

    今回は、富山から高岡までの短い区間を乗りましたが、車両も新しく乗り心地も良くて、快適でした。

    http://kitamahokif.jugem.jp/?day=20180924

     

     

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    #あいの風とやま鉄道 #北陸新幹線 #北陸本線 #第三セクター #好スタート #IRいしかわ鉄道 #黒字 #えちごトキメキ鉄道 #赤字 #富山 #高岡 #乗り鉄 #撮り鉄

     

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    | 弘前りんご | 旅行 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
    やっと行くことが出来ました、五箇山合掌造りの里(富山県 南砺市)
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      学会が終わって、せっかく富山に来たんだから、一日お休みをもらって(と言っても土曜日でしたが)、富山観光したいと思いました。(今回はかなりの長文 ^_^;)

       

      最初に候補に上がったのが、黒部ダム。先日、ブラタモリで魅力的に紹介されていたので、これは行くしか無いだろうと思った次第です。

       

       

      しかし、早速コースなどを調べ始めて愕然としました。

       

      例えば、自分の住んでいる県に在る観光地に行くのに、他県の中心地から行くのに比べて、はるかに時間とお金がかかるとしたらどう感じますか?釈然としませんよね。

       

      そう、黒部ダムは富山県にありながら、富山から行くとすると、何度も乗り換えてゆかなくてはならず、ロスタイムを含めると往復で7時間前後の時間と、1万3000円ほど費用がかかるのに対して、信州から行けば、一回の乗り換えで済み、往復で5時間以内、交通費も5000円以上安いのです。最初、ほんまかいなと思いました。

       

      *********************************

       一応、調べた結果を示すと(興味のない方は飛ばしてください ^_^;)

       (富山市から行く場合)

       ・富山地方鉄道を使って、電鉄富山駅からまず立山に向かいます。
        これで1080円、1時間ほど。

       ・次に立山から美女平へ立山ケーブルカー。
        これは720円、7分(20分毎)

       ・美女平から室堂へバス(高原バス)
        1710円、50分(40分毎)

       ・室堂から大観峰へ立山トロリーバス
        2160円、10分(30分毎)

       

       まだまだ続きます。

       ・大観峰から黒部平へは立山ロープウェイ
        1300円、7分(20分毎)

       ・黒部平から黒部湖までは、黒部ケーブルカー
        860円、5分(20分)

       

       これで、ようやく黒部ダムです。
       〆て、片道2時間以上。ただし所要時間のみで、待ち時間無しとしてです。5回も乗り換えなので、そのロスタイムは非常に大きいですね。富山からだと往復で7時間、一日がかりです。そして往復で13000円ほどかかります。

       

       

       一方、

        (長野市から行く場合)

       ・長野から立山アルペンルートの玄関口、2時間扇沢まで
        2600円、1時間59分

       ・扇沢から黒部ダムへ、関電トンネルトロリーバスで
        1540円、16分(30分毎)

        非常にシンプルですね。

        所要時間のみだと、2時間30分とあまり変わらないようですが、

        乗り継ぎ時間が、一回分で済むので、ロスタイムが少なく結果的にかなり短時間ですみます。
        交通費も、8000円ほど。

      *********************************

       

      どうです? 富山から行こうと言う気が失せたでしょう。
      富山県民だったなら憤ったでしょうが、それしかしようがないと受け入れることもできた(せざるを得ない?)かも知れません。しかし、他県民なので、別の機会にその早くて安い方法で行くことにして、今回は断念しました。

       

      そこで、仕切り直して他の行き先候補を検討しました。すると、以前から行きたいと思いながら実現していなかった、世界遺産の五箇山合掌造りの里が富山にあるではないですか (^o^)

      しかも、富山からでも理不尽な時間と経費がかかることもないので、ここにしました。

       

      朝早くホテルを立ち、富山駅に向かいました。

      そして、JR(新幹線)とおなじ駅ビルにある、あいの風とやま鉄道(長い ^_^;)に乗って、高岡行の普通列車に乗りました。

       

       

      20分ほどで高岡駅に着き、バスターミナルに向かうと、ずいぶんと立派な加越能交通の世界遺産号が待っていました。

       

       

      生意気にも、いや失礼、嬉しいことにバス内はFree wi-fiが使えました。

       

       

       

      そこから1時間ほどで、五箇山最大数(20の合掌造りが集まっている)相倉(あいのくら)集落に到着。

      バス乗り場の待合室まで、合掌造り (^o^)

       

       

      そして公衆トイレも合掌造り、じゃなかった檜造り。いい香りがします。

      これは期待出来ます (^o^)

       

      相倉集落は、五箇山最大の集落ですが、20軒ほどの合掌造りの建物が保存、運営されています。

       

       

       

       

      着いた当初は霧雨程度の雨も振っていましたが、そのうち青空が広がり、気持ちよく回れました。

       

       

      そのうち半分くらいは、現在も住んでおられて、残りが展示館や、民宿、食堂に活用されていました。

       

       

       

       

      その一軒で、おいしい天ぷらそばもいただきました。合掌造りの建物でいただくお蕎麦は格別でした。

       

       

       

       

      展示館は入って、2−3階に上がることも出来ました。ただし、あまりの階段の急さに驚かされましたが。

       

       

       

      光が差すと、まるでロック会場のようなまばゆさ ^_^;)

       

       

      釘一本使わず、この様に縄で結わえて組み立てられています。

       

       

      この地域に伝わる、こきりこ節に使われる道具。

       

      https://www.youtube.com/watch?v=JFdmx6ywTYo

      https://www.youtube.com/watch?v=3YZ2J6DU47U

       

      子供の頃に、音楽の授業か何かで習った記憶があります。哀愁を帯びた歌ですね。

       

      また別の場所では、麦や節という民謡が伝わっています。

      https://www.youtube.com/watch?v=yVq9Y4XMVD4

       

      富山にはほかにも、八尾のおわら風の盆などがあり、民謡の宝庫ですね。

       

      またそこからバスで少し離れたところにある、国重文の建物に行きました。

       

       

      立派な庄屋の建物です。

       

       

      しかし、その向かいの川を渡ったところに、加賀藩の流刑小屋が残されていました。

      今は立派な橋が渡され、五箇山荘という温泉宿がありますが、昔は橋もなく、行き来が非常に困難でした。

       

       

       

      同じわらぶき屋根でありながら、6畳程度の広さに閉じ込められた流刑者の多くは、ここで命を落としたとのことです。

      悲しい歴史の記憶ですね。

       

       

       

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      #富山 #黒部ダム #遠い #五箇山 #合掌造り #近い #世界遺産 #こきりこ節 #民謡の宝庫 #加越能バス #バスにwi-fi #高岡出発 #流刑小屋 #山菜の天ぷら #暖かいお蕎麦 

       

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      | 弘前りんご | 旅行 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
      富山で泊まるならここ (^o^) あくまで個人の感想ですが。ホテル・リラックスイン・富山
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        学会出張などで、全国の開催地に泊まることが結構ありますが、その旅の印象を決定づける大きな要因の一つが、泊まったホテル。

         

        思えばいろんなホテルがありました。

        若い頃は資金(旅費)も潤沢ではなく(下手をすると自腹:学生・院生の頃)、とにかく安いホテルに泊まっていました。必ずしもそんなホテルが安かろう悪かろうというわけではなく、とてもアットホームな宿もありました。しかし、場所も結構怪しげなところで、中には簡易宿泊所か?と思しき残念な仕様のところもありました。

         

        じゃあ、今は旅費が潤沢かと言われれば、残念ながら国立大学では、大学からの校費の枠が極端に少なく、旅費を出す余裕がありません。結局、自腹ではないものの、自分で稼いだ研究費(科研費、寄付金)に学会出張旅費を計上しているのが現状です。それは研究費の枠ですから、少しでも旅費は安いほうが、研究に回せる分を増やせるので、今も安いホテルを探すということには変わりがありません (^_^;)

         

        一方、たまにホテル代を奮発して泊まってみたものの、値段の割に???というサービスのところももちろんありました。豪華朝食付きと銘打って入るので、期待してバイキング形式の朝食会場に行ってみると、ちょっと開始より遅れた時点で、ほとんどのめぼしい料理が無くなっていて、一向に補充される様子のないホテルも有りました。

        こう言うところに泊まると、一日元気が出ない?気がしました。

        もちろん気に入って、その地に行けば必ず泊まるところもありますが。

         

        さて、今回泊まったところは、ホテルリラックスイン富山。建物自体はさほど新しい感じは受けませんが、立地条件がまず良い。

        富山駅から歩いて400m、5分もかからない処。目抜き通りに面していて、コンビニも飲食店も豊富。ちょっと歩けば、富山市最大の飲み屋街である桜木町へも5分ほどで。(弘前大学医学部から鍛冶町というくらいの感覚。これはちょっと語弊のある表現か ^_^;) 

        そしてなにより、学会場(富山国際会議場)に歩いても行けるという点。実にいい場所に立っています。

         

        さらに、部屋の設備がよい。なにより、お風呂がバスルームとして独立している点が特筆すべき処。

        最近の大抵のホテルは、トイレ・洗面とバスタブが一つの空間というのが多いですが、ここはバスタブの外で体が洗えます。

         

         

        普通の家庭のお風呂場の感覚です。これはくつろげますね。体にまとわりつくシャワーカーテンなどありません (^_^;)

         

        そして簡単な朝食付きとあったのですが、朝食会場に行ってみると、その言葉とは裏腹に、おにぎりが10種類弱から選べ、鱒の寿司も入っていました。もちろんパンも何種類も。そしておかずもいくつか選べ、サラダ、味噌汁、スープ、そしてホットコーヒー、ジュースなど盛りだくさん。

         

         

        これで税別一泊4980円です。

        もう富山に来たらここに泊まるしか無いという感じです (^_^;)

        言わずもがなことですが、ホテルから一切の利益供与は受けておりません。

         

         

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        #富山 #学会 #ホテル #ホテルリラックスイン富山 #駅前 #立地条件がいい #豪華朝食 #バスルームが独立

         

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        | 弘前りんご | 旅行 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
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        (弘前りんご)
        原田マハの短編小説集”モダン”は、MOMA(ニューヨーク近代美術館)を舞台にした作品集です。
        私にとって、おそらく日本人にとっても、印象深いのは、第一章”クリスティーナの世界”ではないでしょうか。
        タイトルは、同名のあのアンドリュー・ワイエスの名作から取ったもの。
        下半身麻痺の女性が、草原を這って、我が家に向かって進もうとしている光景を描いたもの。
        小説では、2011年3月11日の東日本大震災のときに、福島県立美術館にこの作品が、アンドリュー・ワイエス展のために貸し出されていて、MOMAの委員会が、作品を守るために即回収を決め、MOMAのコーディネーターの職にあった日系女性職員杏子を派遣するというストーリー。
        この作品を日本に誘致するために多大な努力を払った現地学芸員伸子と、本意は回収するには及ばないと思っても、上からの命によって福島に向かわざるを得ない杏子の心の交流を描いています。
        救いは、杏子が福島のためにワイエスの作品を近い将来、再び貸し出せるようにすると決意するところです。
        そしてそれはこの絵の、絶望的な状況にあっても、希望を捨てず前に進もうとする女性の強い意志の力に合い通じるものがあるのではないでしょうか。
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        旅屋おかえり [ 原田マハ ]
        旅屋おかえり [ 原田マハ ] (JUGEMレビュー »)
        ”旅屋おかえり”は、旅そのものが目的であり、生きがいの、そしてそれを仕事にしてしまった一人の女性の夢、挫折そして再生の物語です。

        旅屋とは、故あって自分は旅に出ることが叶わない依頼人に代わって旅をして、本人の代わりに希望の体験や目的を果たして、その旅の記録を依頼者に成果として届けるというもの。それを思い立ったのは偶然の出会いから。

        またタイトルのおかえりは、家に、故郷に戻ったときに掛けられる言葉、”おかえり” と、丘えりこの愛称、おかえりをもじったものです。そしてその言葉を聞きたくて旅に出るのです。

        旅屋の仕事としての旅によって、契約内容を遥かに超える成果(人間関係のもつれを解き、凍てつきを融かす)がもたらされるだけでなく、主人公、そしてそれを取り巻く人々の心までも癒やしてゆきます。

        そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

        まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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