(新型コロナのワクチン接種始まる)
ようやく日本でも、一般人(と言っても今は高齢者からですが)への新型コロナのワクチンの接種が始まろうとしています。
世界的に猛威を振るうCOVID-19。その終息への道筋の決め手になると期待されているのが、ワクチンです。
(ワクチンの予防接種)
そもそも、弱毒化した病原体(細菌やウイルス)の菌体やそのパーツなどを接種して、それらに対する人体の免疫機構を活性化して、打ち勝つ体を作るのがワクチンの予防接種の考え方。
これまでに様々なワクチンが開発されて、長期に渡って使われてきたものについては、エビデンスは十分に蓄積してきています。
一部のワクチン反対論者の様に、無用に恐れて接種しないのは、賢明ではなく、多くの人に不利益を与えます。
小児の予防接種、子宮頸がんワクチンの予防接種などは、将来のある子供や若い人たちのことを考えると、頑迷な反対論者の罪は重いと言わざるを得ません。
(天然痘のワクチン、種痘)
ワクチンの代表であり、最も成功したのが、天然痘のワクチンである種痘です。
実際、これのおかげもあって、天然痘は撲滅に成功しました。
エドワード・ジェンナー(Edward Jenner、1749年5月17日 - 1823年1月26日、wikipedia)
このワクチン、種痘を開発したのがイギリスの医学者、エドワード・ジェンナーです。
そしてその最初の接種を行ったのが、1796年の今日、5月14日だと云われています。
(ちなみに、ジェンナーの誕生日は5月17日 *^^*)
牛の天然痘、牛痘は人にも感染しますが、ヒトの天然痘ほどには重篤な症状を起こさず、またそれに掛かった人はヒトの天然痘に罹らないらしいことが知られていました。
そこでジェンナーは牛痘に罹った女性の膿を健常者に接種し、その後にヒトの天然痘を接種しても発症しないことを実験で示しました。
最初医学界はその報告を無視したため、ジェンナーは貧しい人達に対して無償接種を始めました。従来のヒトの天然痘の接種(人痘接種)よりはるかに安全であることが分かり、イギリスだけでなくヨーロッパ全体にまたたく間に普及し、医学界もその効能を認めざるを得なくなりました。
そして日本では1955年を最後に天然痘の発症は見られず、世界では1980年5月8日、WHOは地球上からの天然痘根絶宣言を発するに至りました。
COVID-19もワクチンにより、その流行が抑えられ、現状の大きな社会不安や社会活動への悪影響が無くなることを願っています。
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