弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
人は残された時間をどう過ごすのか、いやどう過ごせるのか_『死すべき定め』を読んで。
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    アトゥール・ガワンデの『死すべき定め』を読みました。

     

    アトゥール・ガワンデ 『Being Mortal: 日本語題名:死すべき定め_死にゆく人に何ができるのか?』

     

    実に重い内容です。人生の終わり近くに生きる人々の具体的なエピソードを淡々と綴り、そういった人々にとって生きる意味を問い、そして家族や周りの人々には何ができるのかを考えさせる内容です。

     

    老いるというのは、今までできたことが、出来なくなるということ。生きる自由度が著しく狭まるということでもあります。

    ところが、現代社会において、老人たちが住むことになる病院や介護施設は、安全のために(事故が起こらないように)、却ってその自由を彼らから奪っているという現実。

    幼い子どもが危ないからと言って外で遊ばせないことが、子供にとってその成長、生きる喜びを奪うのと同様に、残された時間が少なくなった老人たちを監視し、自由に行動させないことで、その生きる歓びを奪っているということに社会は気づいていないと指摘しています。そしてなにより、彼らが何を望んでいるかを知ろうとしない点が問題です。

     

    今、AIがもてはやされていますが、それがより進歩し、人が何を望んでいるのかを理解し、代わりにやるのではなく、病人や老人、障害のある人が、安全に自分でやれるようにサポートするロボット(アンドロイド?)が登場すれば、解決の目処がつくのかとも想像しているのですが。

     

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    | 弘前りんご | 社会 | 06:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
    さよなら、CRJ200(ボンバルディア機 CRJ200)
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      今回の京都行きで乗った青森ー伊丹 JAL便がカナダ産 ボンバルディアCRJ-200.

      CRJは、Canadair Reginal Jet カナディア・リージョナル・ジェットの略。

       

      なんでも、就航が2001年4月で、16年間日本の空を飛んでいましたが、2017年度を持って、運航を終了することになったそうです。

       

       

      エンジンが尾翼根元の上にあるため、ランディングギアを短くでき、機体に階段付昇降口を付けられます。なので機体の位置が低く、一見胴体着陸したかに見えます (^_^;)

       

       

      50人乗りで機内も広くなく、機内サービスのカートも通せないので、CAさんは手持ちで飲み物を配ります。また、座席にはオーディオサービスもなく、JALが最近始めた無料wifiも無縁です。

      そんなないないづくしの飛行機ではありますが、飛ぶ姿は美しく、飛行機撮りには評判は悪くないようです。

       

      しかしその姿を観るのもあと少し。後継機種はブラジル産、エンブラエル170型(76人乗り)、190型(95人乗り)に切り替えるようです。この切り替えの時期に三菱のMRJが間に合っていたら、チャンスだったのにと思うと、残念です。(本当にMRJは飛ぶんかいな ^_^;)

       

       

      ちなみに、大阪空港(改修工事でごった返していましたが)に新しく導入された、保安検査システム Smart lane。しかし、乗客の一人が検査の済んだものをピックアップするのに手間取ると、その後ろがみんな止まってしまうというシステムに、何がスマートなのかわからずじまい ^^;) 

       

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      | 弘前りんご | 社会 | 07:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
      今日11月2日は万霊節
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        別名、死者の日と呼ばれる万霊節。

         

        William-Adolphe Bouguereau (1825-1905) のThe Day of the Dead (1859) (wikipedia)

         

        キリスト教カトリックには、人々の魂は死後、煉獄で魂の汚れ・穢れを落とさないと天国に行けないという教えがあります。

        ただ、この世の人が死者のために祈ることで、煉獄での期間が短縮されるということで、この日に死者の魂が少しでも早く天国に行けるようにと祈る日とされています。

         

        自分のためでは、他者のために祈るという意味では、より尊い祈りでしょう。

        クラシックにはレクイエム(死者のための鎮魂歌)というジャンルがあり、名曲が数多くあります。

        特に11月2日に演奏されると決まったものではないのですが、死者の霊のために祈る音楽という点では共通するものがあるのではないでしょうか。

         

        リヒャルト・シュトラウス(マックス・リーバーマン画、wikipedia)

         

        より直接的な作品としては、リヒャルト・シュトラウスが作曲した ”万霊節” と言う歌曲があります。

        実に美しい歌で、生きている人間も、心が洗われます。

         

        リヒャルト・シュトラウス ”万霊節” Op.10-8

        ダイアナ・ダムラウ(Sp)、クリスチァン・ティーレマン 指揮 ミュンヘンフィル

        https://www.youtube.com/watch?v=eCNZCLlEMJw

         

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        | 弘前りんご | 社会 | 05:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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        マスカレード・ナイト
        マスカレード・ナイト (JUGEMレビュー »)
        東野 圭吾
        大晦日の夜に催されるマスカレード・ナイトという、高級ホテルでのイベントが小説のクライマックスに設定され、そこで起こるであろう事件の予告が警察にもたらされたところから話は始まります。
        宿泊客のプライバシーを守るホテルスタッフと、それを捜査のためには明らかにする必要のある警察との間のせめぎあいの中、ドラマ、事件は進行します。
        もう一方の読みどころは、ここまでやるのか、やらされるのかという、ホテルのコンシェルジュという部門の役割。
        ホテルを舞台にした、東野圭吾の新境地です。
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