弘前りんご_新参者の宝塚日記

転勤で21年も青森県の弘前で暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
秀吉と家康との間で翻弄された結城秀康
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    (家康に冷遇された秀康)

    今では考えられないことですが、昔は双子は畜生腹と云われました。

    特に武家では不吉だとされ、多くは生まれなかったことにして生まれてすぐに殺されるか、良くて出生の経緯を秘して養子に出されることが多かったようです。

     

    後に名将、智将と呼ばれた結城秀康は、家康の子供(第二子)として双子で生まれました。

    そのままだと殺されかねないと、母親のお万の方が子を連れて出奔し、命がけで子供を守りました。

     

    (秀吉の養子)

    後に成長し、長子の信康が信長からの謀反の嫌疑で母親とともに殺され、本来なら跡継ぎとなるところでしたが、その出生の経緯から秀吉の養子に出されました。なお、双子の弟は別のところに養子に出され、神職に付いています。

    そこでも最初は豊臣家を継ぐ存在と期待され、秀吉と家康の両方から一字ずつ採って羽柴秀康となりました。

    しかしここでも淀君に後の秀頼が生まれると、境遇は一変し、今度は関東の名門とは云え、結城家に養子に出されて結城秀康となりました。

     

    (そんな秀康を鼓舞し続けた母)

    普通ならくさってしまうところですが、母親のお万が彼を勇気づけ、気を取り直した秀康は家康に仕えます。

    関ヶ原の戦いで、北陸の雄、上杉の押さえ役を見事に務めた彼は、結城11万石から越前70万石の大大名に取り立てられます。

     

    その後、その地で善政を行い、江戸時代を通しての繁栄の基礎を築きました。

     

    2月8日はそんな彼の誕生日(旧暦ですが)でした。

     

    結城秀康(天正2年2月8日(1574年3月1日)− 慶長12年閏4月8日(1607年6月2日)、wikipedia)

     

    彼の人生を魅力的に描いた、梓澤要の”越前宰相 秀康”はおすすめです。

     

     

     


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    #結城秀康 #徳川家康 #次男 #豊臣秀吉 #養子 #越前初代藩主 #梓澤要 #越前宰相

     

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    | 弘前りんご | 歴史 | 17:50 | comments(0) | - |
    古代探訪が主であり、反省会と称する飲み会は従です、決して逆ではありませぬ (*^^*)
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      (近つ飛鳥)

      飛鳥と言うと奈良の飛鳥を思い浮かべる人が多いと思いますが、大阪にも飛鳥の地があります。

      近つ飛鳥と呼びます。

       

      古事記に既にこの名は出ていて、反正天皇が皇太子の頃、難波から大和に向かう途上で、大和と難波の間に横たわる生駒山脈の難波側を近つ飛鳥、大和側を遠つ飛鳥(飛鳥)と名付けたと伝えています。

       

      2つを結ぶ街道が竹ノ内街道という古代の官道で、近つ飛鳥は今の大阪府羽曳野市周辺。遠つ飛鳥は奈良県明日香村周辺ということになります。

       

      古代の主要官道であったことから、その周辺には古代の遺跡が数多く残されています。

      また渡来人系の氏族が多く居たことで、じつに国際的な土地柄だったようですね。

       

      (かぎろいの歴史探訪)

      さて、古代の歴史に思いを馳せ、それにゆかりのある土地を探索する会である”かぎろいの歴史探訪”に参加してきました。

      今回はそのレギュラーの会ではなく番外編。その講師及びツアコンを務めるのが、私の友人ということで参加してきました。

       

      JR大和路線の高井田駅からスタート。

      まずは、この駅からすぐのところにある高井田横穴墓に向かいました。

       

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      凝灰岩を削って横穴を作り、墓としたものです。

       

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      6世紀前半から7世紀ころまで作られていたようですが、柔らかい凝灰岩だとはいえ、精度の高い工作技術を持っていたようです。この土地に渡来系氏族が多かったことから、彼らもしくはその先祖がそのような技術を伝来させたのかもしれません。

       

      もう一つ特徴的なのは、線刻画が残っていることです。

       

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      宗教的な、あるいは呪術的な意味(現世とあの世をつなぐと言う意味で)があったのではないかと想像されますが、諸説があって確定していないようです。

       

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      ここは一見普通の墓地に見えますが、これは玉手山の前方後円墳(手前が四角い方墳で、後ろの高くなっているところが円墳です)の一つ。古い墓の上に新しい墓の団地が設けられたということです ^^;)

       

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      見晴らしの良いところで、遥か向こうには阿倍野のハルカスが見えます。

       

       

      道明寺駅から近鉄電車で上ノ太子駅に移動して、そこからまた歩きです。

       

       

      そういった遺跡を求めて、近つ飛鳥の地を彷徨しました。

      それにしても参加者(今回は全部で11人とこじんまりしていますが、レギュラーの会のコアメンバーのようです)の皆さんの健脚ぶりには感心しました。

       

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      観音塚古墳

       

      私もこの日だけで2万8千歩歩きましたが、私より何歳も年上の方が、こんな坂を元気に登り降りされていました

      尤も、今日はえらい歩かされるなとぼやきながらですが ^^;)

       

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      非常に高い加工技術を持っていたと思われます。

       

      この日の彷徨が終わり、近鉄南大阪線の駒ヶ谷近くまで戻りました。

       

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      観音塚古墳からぶどう園のビニールハウスが広がる丘陵を見る。

       

      (河内ワイン)

      このあたりは河内ぶどうの栽培をしているところで、山の斜面をビニールハウスが覆っています。

      そして、ここは河内ワインの里でもあります。

       

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      http://www.kawachi-wine.co.jp/wine_kan.html(ワイン工場見学とワインの試飲を1500円でやってます。要予約)

       

      旅の最後は、河内ワインを飲んでの反省会^^;)

       

      皆さん、決してこれが目的で来られているわけではありません。これを励みに歩き通されたことは確かですが (*^^*)

       

       

      試飲して気に入ったワインを5本選んで、皆さん持ち寄りのツマミで、当館の二階のスペースで存分に河内ワインを味わいました。

       

       

      5本のワインは完全に空となりました。

       

      (阿倍野で2回目の反省会)

      それだけではなく、近鉄阿倍野まで戻って、二回目の反省会 ^^;)

       

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      こんな店もありました。入りませんでしたが。

       

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      入ったろばた焼きの新力は、値段は安いし、料理もバラエティに富んでいて、なかなか楽しい反省会となりました。

       

      くどいようですが、決してこれを目的にした会ではありませんので、お間違えなきよう ^^;)

       

      ろばた焼き 新力 (しんりき)
      電話:06-6779-9365
      住所:大阪府大阪市天王寺区堀越町15-17
         天王寺駅から230m、徒歩2分
      営業時間:17:00〜22:30(L.O)
      定休日:日曜・祝日
       

       

       


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      #古代の夢 #近つ飛鳥 #横穴墓 #羽曳野 #古墳 #河内ワイン #裏天王寺

       

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      | 弘前りんご | 歴史 | 08:09 | comments(0) | - |
      今日は節分でしたね。そこで魔除けの話を。
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        (鬼瓦)

        今日は節分でしたね。
        それで以前に撮った鬼瓦の写真を思い出しました。


        (東大寺二月堂の鬼瓦)

        (鬼瓦のルーツ)

        そのルーツは古代ローマ時代の都市パルミラの建物の入口に魔除けのために飾った、メデューサ(ギリシャ神話に出てくる、見たものを石像にしてしまう魔物)らしいのです。

        それがシルクロードを通って、唐の文化として日本に奈良時代に伝わったようです。


        (Palmyra遺跡 メディーサ像、シルクロード学研究センター)

        当時そのようなものを飾れる建物と言えば多くは寺院建築などの公共(?)の建物だと思います。なにせ庶民はまだ掘立小屋のようなところに住んでいたでしょうから。

         

        (鴟尾)

        一方、同じ寺院建築の屋根の飾りであった鴟尾(しび)。

        井上靖の小説”天平の甍”で象徴的に扱われていました。

        これも唐の仏教文化の伝来と呼応しているのでしょう。


        (唐招提寺の鴟尾 wikipedia)

        鴟尾は鬼瓦とはルーツが違うようです。

        屋根の稜線を水面に見立て、そこから躍り出る魚の尾ということから、火除けのまじないのためだったんですね。のちにお城建築のしゃちほことなり、お城の建造がなくなるとともにすたれてしまったようです。

        一方、鬼瓦の方は今でも一般の住宅に用いられていています。

         

        (その目的)
        もともとどちらも目的が魔除け、火除けのまじないにありました。

        それが、建物の端が風雨や日光による風化に弱いことから、それから屋根を守る実用的な効果が認められて、使われてきたという経緯があります。
         

        今日が節分だったことから、こんなことを思い起こしました。

         

         


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        #節分 #鬼 #鬼瓦 #鴟尾 #メデューサ #古代ローマ #パルミラ

         

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