弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。写真、音楽、そして本好き(万葉集)なアラ還です。
高岡の森で過ごした一日 (1)_ 弘前藩歴史館でコンサート。
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    昨日の日曜日は、早朝に義務を果たし、権利を行使するため (*^^*) 参議院選挙の投票に行き、その後岩木山の麓の高岡に向かいました。

     

    以前は岩木町、今は弘前市に入った高岡の地は、弘前藩中興の英主と言われる四代津軽信政がその遺言に依って葬られたところです。そして高照神社はその信政公を祀っています。

    その後歴代藩主に依って整備されたため、広大な境内に拝殿、本殿、更にその奥に廟所が並ぶ立派な神社となりました。

     

     

    しかし意外なことに、弘前で生まれ育った人で、岩木山神社は知っていても、高照神社は知らないという人が結構いるようです。弘前藩の文化遺産が数多く伝えられているのに、それはとても残念なことです。

     

     

    最近復元された馬場。ここで流鏑馬の行事も行われたようです。

     

     

     

    歴史を感じさせる拝殿。ここには大きな絵馬のコレクションがあります。

     

     

     

    そういう背景もあって、高照神社の宝物をきちんと管理し、公開し、伝えてゆくために、高岡の森弘前藩歴史館が建てられました。

     

     

    今回、その歴史館の認知を高めるため、ロビーコンサートが企画され、その第一回目に家人のマンドリンと今井さんのギターのデュオの演奏会が行われた次第です。

     

    演奏本番は2時30分からでしたが、今回は試みに、館のエントランスのオープンスペースで数曲演奏してみようということになりました。

     

     

     

    音響的には決していい条件ではありませんが、開放感あふれるこんな形での演奏も悪くないかなという印象でした。ロビーコンサートに来られた方も、楽しそうに聴いていました。

     

     

    最初どれくらいの人が来てくれるか心配ではあったのですが、蓋を開けてみれば杞憂となり、会場のスペースにいっぱいの人が聞きに来てくれました。

     

     

    初めてマンドリンを聴くという人も結構多く、また高岡、高照神社も初めてという人もそれなりに居て、高岡の森を知らせる役割は果たせたのではないかと思います。

     

     

    第二回以降が続いて、その趣旨が生かされることを願っています。

     

     


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    #高岡 #高照神社 #弘前藩歴史館 #マンドリン #ギター #ロビーコンサート #エントランスで野外演奏

     

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    | 弘前りんご | 音楽 | 13:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
    今日7月16日は、クラシック界の帝王、ヘルベルト・フォン・カラヤンの命日
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      (ヘルベルト・フォン・カラヤン 1908年4月5日 - 1989年7月16日 wikipediaより)

       

      クラシック音楽のファンでなくとも、彼の名前をご存知の方は多いのではないでしょうか。

       

      一時期は、ベルリン・フィルハーモニーの終身首席指揮者兼芸術総監督とウィーン国立歌劇場の芸術監督という、世界を二分する2つの演奏団体を掌握し、さらにはザルツブルグ音楽祭の音楽監督まで務め、クラシック音楽界に君臨する帝王と呼ばれるまでになりました。

       

      彼の音楽性の高さはもとより、オペラの原語上演という、今では当たり前ですが、当時としては思い切ったことを実現し、また演奏のメディアへの記録(LP,CD、ビデオ)を率先して行い、クラシック音楽を一部のマニアのものから、一般大衆にも身近なものにした功績は非常に大きいと言わざるを得ません。


      もちろんその一方で、アンチカラヤンを自称する一群の人々を出現させました。アンチカラヤンこそがクラシック音楽通だという、ちょっと倒錯的な感も否めない主張を開陳する方々も多くいました。

       

      その根拠として、クラシック音楽を大衆化して、その芸術性を毀損させたというのが彼らの共通した意見のようです。しかしそれでもその功績の大きさは否定出来ないでしょう。

       

      そのカラヤンが、1989年の今日7月16日に亡くなりました。

       

      生前は有名、人気だった音楽家であっても、死後急速に忘れられていく人が多い中、彼の盛名は益々高まるばかりです。

      やはり一人の偉大な音楽家であったことは間違いないでしょう。

       

      ご冥福をお祈りします。

       


      ベートーヴェン 交響曲第3番 ”エロイカ”
      カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管
      https://www.youtube.com/watch?v=GKFStVrKNU4


       

       


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      #クラシック音楽 #帝王 #カラヤン #ベルリンフィル #ウィーン国立歌劇場管弦楽団 #アンチカラヤン #オペラ #原語上演 

       

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      | 弘前りんご | 音楽 | 15:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
      金太郎飴みたいって、誰が言った! ヴィヴァルディ ファゴット協奏曲ハ長調RV477
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        アドリア海の真珠と称され、東地中海貿易で蓄えた富をバックに、経済、文化において大きな存在感を示したヴェネツィア共和国。

         

        ヴェネツィア共和国国旗(wikipediaより)

         

        7世紀末の興国から1797年まで、1000年続いた国として知られていますね。

        この国の正式名称をご存知ですか?

        地元の言語であるヴェネト語で Serenìsima Repùblica de Venexia(Venessia)、イタリア語で Serenissima Repubblica di Venezia)、いずれにしても、日本語に訳すると”晴朗きわまる共和国ヴェネツィア”。何という誇り高い名前でしょうね (^o^)

         

        そして絵画(ティツィアーノ、ジョルジョーネ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼ)、音楽(ヴェネツィア楽派開祖のヴィラールト、オペラの開祖とも言うべきモンテヴェルディ、そしてバロック音楽の代名詞的存在ヴィヴァルディ)においても数多くの芸術家を輩出しました。

         

        さて、その中で恐らく最も馴染みのある名前はヴィヴァルディでしょう。

         

        アントニオ・ヴィヴァルディ(wikipedia)

         

        ファゴット協奏曲 ハ長調 RV.477(youtube)

        演奏は、ヴェネツィア共和国の正式名称にある言葉を冠した団体 La Serenissimaです。

        https://www.youtube.com/watch?v=CtXZ71VLMfQ

         

        ヴィヴァルディは、オペラ、オラトリオ、そして有名な四季を含めて500曲に上る協奏曲を作ったと言われます。

        それは彼は作曲家であると同時に興行主でもあり、その演奏会のために人気のある協奏曲を作曲する必要が合ったからのようです。

        (そうそう、その前にカトリック教会の司祭でもあるんですが ^^;)

         

        そういう事情から、彼の協奏曲は、良くて大量生産品、酷いのになると金太郎飴、どれを聴いても同じに聞こえるなんて評されることもあります。

         

        しかし、果たしてそうでしょうか。クラシック音楽を高尚な精神性の高いものとのみ捉える人にとって、バッハ、ベートーヴェンが最高で、それ以外は云々なんてことになるのでしょうけど。

        眉間にシワを寄せて聴く(というのは日本に見られる特殊な文化? ^^;)ばかりが音楽じゃなく、クラシック音楽も当時はエンターテインメントであり、音楽の楽しみが重要視されていました。そういう意味で、ヴィヴァルディは当時最も人気のある作曲家でした。

         

        時代の好みは移り変わり、いつしか市井の人々からは彼の作品は忘れ去られてしまいました。尤もあのバッハでさえ、そうでしたから、ヴィヴァルディに限ったことではないですね。

         

        ところが、今また彼の作品は再評価されてきて、協奏曲はもちろん、オペラやオラトリオ、宗教音楽も盛んに演奏されるようになってきました。この事自体が彼の作品が一時の気晴らしのためのものではなく、人の心を打つ素晴らしい作品であることの証ではないでしょうか。

         

        オーケストラではどちらかと言うと、縁の下の力持ち的存在であるファゴットのために、分かっているだけでも11曲も協奏曲を作曲しているのは、彼ぐらいでしょう。しかし、上にあげたRV477の第2楽章のように、心に染み入る美しい曲は、決して金太郎雨でもないし、作り飛ばしたものではないでしょう。

         

         


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        #ヴェネツィア共和国 #晴朗きわまる共和国ヴェネツィア #ティツィアーノ #ジョルジョーネ #ティントレット #パオロヴェロネーゼ #モンテヴェルディ #ヴィヴァルディ #ファゴット 

         

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        | 弘前りんご | 音楽 | 06:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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        (弘前りんご)

        自身もバロック音楽の研究者であり、演奏家であるサルデッリが書いた、”失われた手稿譜 ー ヴィヴァルディをめぐる物語 ー” では、ヴィヴァルディが亡くなった直後から漂流し始める、ヴィヴァルディが残した膨大な手稿譜が本当の主人公であり、小説の形をとっているものの、そこに書かれたことはほとんどが事実です。

        しかし、その手稿譜がたどったその後の運命は、数奇としか言いようのないものでした。

        手稿譜を借金の方に取ろうとする債権者、取られるのを防ごうとしたヴィヴァルディの弟。

        修道士会に寄付されたものの、その価値がわからない修道士たちは、それをごみのように扱い、教会の倉庫の奥に放り込でしまい、長い年月の眠りにつきます。

        その後その存在を知った貴族が個人のコレクションとして入手。

        研究し、その散逸を防ごうとした研究者と、骨董的価値にのみ注目するファシスト政府との攻防。

        いずれも手に汗握る展開で飽きさせません。

        最大の貢献者の一人、ジェンティーリが追われて大学を去るときの言葉

        ”正しきものは、とこしえに記憶される” が、心に染み入ります。
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