弘前りんご_新参者の宝塚日記

大阪から転勤で仙台8年、青森県弘前で21年暮らした関西人が、関西圏とはいえ、大阪とは違った土地の宝塚に住み、いわば新参者として暮らす中で、見聞きしたこと、思ったことをつれづれに書き綴って行きます。
帯広名物を三宮で食す。
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    (豚丼)
    帯広名物といえば、今では豚丼ではないでしょうか。

    初めてその名前を聞いた時、◯□家などの牛丼の豚肉版だと思い、うまいんかなあと半信半疑で注文して、でてきたものを見てびっくらぽん!^^;)
    厚切りの豚肉のロースを炭火で漬け焼きしたものが丼ご飯の上に載っているではないですか。

     

    元祖豚丼のぱんちょうの豚丼(wikipedia)

     

    そして食べてみると、豚肉の旨味と炭火焼の香ばしさがよくマッチして、その美味しさにすっかりファンになってしまいました。

    帯広に行く機会は無いですが、今や帯広の豚丼は全国区?になったので、色んなところで食べられます。

     

    (三宮サンプラザで)
    そして今回、三宮に用があってお昼を三宮サンプラザ地下のグルメ階でとることに。

     


    入った店は豚丼専門店の"豚めし家"

    食券を買ってカウンターに着くと、でてきたのがこの豚バラ丼。

     


    香ばしく炭火で焼かれた豚肉がご飯を覆い尽くしています。

     


    帯広のそれに比べるとちょっと肉が薄い気がしますが、十分に美味しかったです。
    並でこれだけなら大にしたらどんだけ載ってくるんでしょう。

     

     

    その後、会議まで時間があったので、神戸市役所一回のカフェコーナーで、口直しのコーヒーゼリーを頂きました。

     

    豚めし家の情報はこちら

     

     

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    #グルメ #ランチ #帯広 #豚丼 #三宮 #サンプラザ #豚めし家 #神戸市役所 #コーヒーゼリー

     

    | 弘前りんご | グルメ | 17:02 | comments(0) | - |
    久しぶりに外でお好み焼きをいただきました。
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      (お好み焼きは外で食べるものではない)
      大阪で生まれて35歳まで大阪に暮らしていたのですが、その後30年近く仙台、弘前という粉もん文化の希薄な土地で暮らしたせいで、お好み焼きは家で自分で焼いて食べるという風になっていました。
      なので、ここ数十年、外食でお好み焼きを食べることはほぼありませんでした。

      しかし、今回本当に久しぶりにお好み焼き屋で焼いてもらったお好み焼きを食べました。

       

      (大山崎の山喜)
      午前中に聴竹居見学がありました。

       

       "雨の中の建物見学会_京都大山崎の聴竹居"

       https://kitamahokif.jugem.jp/?eid=5360

       

      そのあと、お昼を講演会会場近くでということになり、同行した方々お二人と、計3人でお好み焼き屋に入りました。

      山喜というお店です。

       

       

      4人がけのお好み焼き台2台とカウンター5人という小さなお店でした。

       

      (何を頼んだか)
      豚玉とかいか玉とか一般的なお好み焼きもありましたが、メニューで最初に目に入った、お店の名前の付いたYAMAKI焼きにしました。

       

       


      生地には豚、その上に卵焼きをのせ、ソース、マヨネーズをかけて、更に刻んだ大葉を載せるという、この店オリジナルのもののようです。

       

       

       

      サクッと焼き上げられた生地に甘辛いソース、卵焼き、そして大葉が良いハーモニーを生んで美味しくいただきました。

      連れにつられて昼ビールやっちゃいました (*^^*)

       

      講演会で寝ないようにしないと^^;)

       

      お店(山喜)の情報はこちら

       

       

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      #グルメ #ランチ #お好み焼き #大山崎 #山喜 

      | 弘前りんご | グルメ | 06:02 | comments(0) | - |
      植田正治をご存知ですか? 今日は彼の誕生日です。
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        (昭和の写真界を牽引)

         

        植田正治(植田正治と妻、1949年撮影。19133月27日 - 2000年7月4日、wikipedia)

         

        植田雅治は土門拳と並び称せられる写真家です。

        しかし、その方向性は180度違いました。

         

        少女四態(植田正治 1939年)


        リアリズムを追求し、”絶対非演出の絶対スナップ”をモットーとした土門拳に対して、植田調と呼ばれる前衛的な演出写真を追求した植田正治。

         

        (植田正治写真美術館)

        彼の作品を展示する美術館が、鳥取県の大山の麓にあります。ずいぶんと前にここを訪ねに行きました。

        到着した時は結構な雨と風。

         

         

        建物は、建築家高松伸の設計で、コンクリートの打ちっぱなし。
        正面から見た4つのブロックからなる形状は、植田の作品 ”少女4態” のモチーフを生かしたもの。

         


        建物の中も、センスが感じられる什器がそこかしこに。

         


        大山を借景にした窓からの眺めも素敵です。

         


        ちょっと遊んでしまいました。

         


        シュールレアリズムのルネ・マグリットと、演出写真の創始者 植田正治へのオマージュです (^_^;)

         


        映像展示室では、世界最大級の600mmのレンズを通し、大山の姿が、背後の壁面に上下逆転した形で映し出されています。


        中には、カメラの原点であるカメラ・オブスキュラを再現した部屋もあり、あたかも自分がカメラの中にいる気分に浸れます。

         

         

        植田正治が寄贈した15,000点の作品を所蔵し、常設展示していますが、彼の作風の変遷と、それでも変わらない写真への情熱、愛情が感じられました。


        皆さんも、是非一度訪ねてみてください。

         

        *植田正治写真美術館の情報はこちら。

         

         

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        #写真 #植田正治 #土門拳 #大山 #植田正治写真美術館 

        | 弘前りんご | 写真 | 16:51 | comments(0) | - |
        雨の中の建物見学会_京都大山崎の聴竹居
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          (聴竹居)
          建築家藤井厚二の代表作が、京都大山崎の丘陵に立つ聴竹居
          聴竹居は、藤井厚二が日本で唱え始めた環境工学の理念に基づく実験的建造物のいわば最終形態。自身も家族とともに10年ほど住みました。いたるところに彼の思いが込められているのが感じられる建物です。

           

           

          (見学会)
          この土曜日に聴竹居倶楽部主催の見学会と、それに関連した講演会が、現地でありました。

           

          あいにくの結構な雨の中、朝9時30分から建物の見学会、そしてお昼を挟んで、近くの大山崎ふるさとセンターを会場にして、藤井厚二とおそらく影響を受けたであろうフランク・ロイド・ライトの建築に関する講演会がありました。

           

          聴竹居は3年ほど前、一般公開の時に申し込んで見学に行きました。

           

           


          その時は、本屋だけの公開でしたが、今回はその奥にある閑屋と手前にある茶室も見学することができました。

           

          どうすれば日本の気候、その立地条件下でより快適に暮らすことができるか、また折しもスペイン風邪で数十万人の人が命を奪われれた時期でしたので、衛生的な住環境を確保するために、換気、湿度調節、明るさについて、用いる部材、建物の構造等について、考え抜かれていることが細部に読み取ることができます。

           

          この聴竹居を保存し、次代に確実に引き継ぐために聴竹居倶楽部と言うボランティア団体を組織し、指導してこられた松隈さんの熱い思いも感じ取れる見学会、そしてその後の講演会でした。

           

           

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          #建築 #藤井厚二 #聴竹居 #大山崎 #フランクロイドライト #環境工学

          | 弘前りんご | 建築 | 05:47 | comments(0) | - |
          ベートーヴェンの最も美しい旋律がそこに。
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            (迷信?)

            ベートーヴェンは、モーツァルト、ロッシーニ、ドヴォルザークのように、湧き出る旋律の泉を持っていないから、あんなふうに短い動機を様々に展開し(弄くり倒して)、結果として壮大な交響曲第5番”運命”やディアベリ変奏曲なんぞを書いたんだろうと揶揄する輩がいます ^^;

             

            たしかにベートーヴェンはモーツァルト、ロッシーニ、ドヴォルザークのようにあふれるメロディーを書き留めるのに忙しいというようなタイプではなかったでしょう。

             

             

            しかし、そんな揶揄に対する立派な反例が、ベートーヴェンの宗教曲の大曲、ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)の中にもあります。その第四曲の第一部サンクトゥスから、第二部ベネディクスに移る冒頭(下にリンクを張っています)

            独奏ヴァイオリン(コンサートマスター)によるオブリガート(アンダンテ・モルト・カンタービレ・エ・ノン・トロッポ・モッソ)の旋律のなんと美しいことか。これを聴けば納得がゆくはずです。

             

             

            それはさておき、この曲は第9番で交響曲の枠を超えたベートーヴェンが、宗教曲でもミサ曲のカラを打ち破ったものとして音楽史上でも重要な作品です。

             

             

            従来のミサ曲は、ミサの儀式に誦せられる典礼文、『キリエ (Kyrie)』、『グローリア (Gloria)』、『クレド (Credo)』、『サンクトゥス (Sanctus)』、『アニュス・デイ (Agnus Dei)』などの歌詞にふさわしい曲をつけただけのものでした。

             

            しかし、ベートーヴェンはそれに飽きたらず、それを尊重しながらも、曲間に明確な関連性を持たせ壮大な構造とした、まさに交響曲的な存在としたのです。当然、そこにあるのはキリスト教的教義というよりも、ベートヴェンの世界観が強く感じられる作品です。

             

             

            今回、聴いた(観た)のは、

            独唱:マーリス・ペーターゼン(S)、エリーザベト・クールマン(A)、ウェルナー・ギューラ(T)、ジェラルド・フィンリー(B)

            合唱:オランダ放送合唱団

            管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
            指揮:ニコラウス・アーノンクール
            BSプレミアムで放送されたものでした。(2012年4月19日アムステルダム、コンセルトヘボウでの公演から)

             

            (ベネディクトゥスの冒頭から)

             https://youtu.be/yPNMYBfsqTY

             

            そんなベートーヴェンの命日が今日でした。

             

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            #音楽 #クラシック #ベートーヴェン #旋律 #ミサソレムニス #命日 #3月26日

            | 弘前りんご | 音楽 | 18:20 | comments(0) | - |
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            そして成功するまでは故郷には帰れないと覚悟している主人公が、故郷で待つ母のおかえりという言葉を聞ける日も間もないというところで、小説は幕を閉じます。

            まさにハートウォーミングな小説。読後にじんわりと心があたたまる作品でした。
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