弘前りんごの北のまほろば

司馬遼太郎の”街道をゆく”のタイトル”北のまほろば”に魅せられて、本州最北端の県にやってきました。日々見聞きしたこと、感じたこと、考えたことなどをつれづれなるままに綴ります。
理想のオペラ公演のために作った音楽祭
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    作曲家が自分のオペラを演奏するのに理想の舞台を作ったのは、先日も触れた、ルードヴィッヒ二世の支援でワーグナーが作ったバイロイト歌劇場でしょう。後にも先にも唯一無二でしょう。

    一方、指揮者が主催する音楽祭は過去にも現在にも色々とあります。しかし、ワーグナーの楽劇を理想的に演奏するために音楽祭を作ったのは、カラヤンが唯一無二ではないかと思います。

     

    ザルツブルグ復活祭音楽祭 2018 のポスター

     

    ザルツブルグ復活祭音楽祭50周年(2017)

    https://www.youtube.com/watch?v=4TKXT-VpHMc

     

    その音楽祭は、ザルツブルグ復活祭音楽祭。自分の生まれ故郷ザルツブルグで開催したのが、今からちょうど50年前。

    その音楽祭のためのオーケストラを組織することはせず、彼がその当時音楽監督をしていたウィーンフィルとベルリン・フィルのどちらかをと考えていたようです。かなり迷った末、最終的にベルリン・フィルにしました。これで管弦楽作品を演奏するために作られたベルリン・フィルが、年に1度だけ、オーケストラピットに入ってオペラを演奏する唯一の機会となりました。

     

    そして第一回の音楽祭では、ワーグナーのワルキューレをやったのですが、なんとカラヤンは指揮だけでなく、演出(演技指導)までやりました。

     

    カラヤンアーカイブより。

     

    当時クラシック音楽界の帝王とまで呼ばれたカラヤンだからこそできたことなのでしょう。

     

    そして今年50周年記念を迎えた音楽祭は、舞台装置を第一回のカラヤンのときのものを再現して演じることになりました。

     

    | 弘前りんご | 音楽 | 07:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
    日本近代洋画の誕生_弘前市立博物館特別展
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      一昨年、横浜の学会に行った際に、神奈川県立博物館にて五姓田義松と出会い、日本の近代洋画の歴史に興味を持ちました。

       

      美術展ポスター表面

       

      美術展ポスター裏面

       

      今回、五姓田義松のヨーロッパ留学時代に描いて、フランスの画壇で高い評価を受けた作品”人形の着物”(このポスター表のメインの絵)も含めた、”日本近代洋画の誕生”という特別展が弘前市立博物館で開催されたので、見に行ってきました。

       

      作品の多くは、山岡コレクションのもの。

      山岡コレクションとは、ヤンマーの前身である山岡発動機の創始者である山岡孫吉の集めた絵画のコレクションで、現在は笠間日動美術館に収蔵されています。

       

      驚いたのは、江戸後期(18世紀)にすでに西洋の遠近法などの技法を取り入れた絵を、円山応挙や司馬江漢が描いていたこと。

       

      そして、高橋由一の作品がやはり魅力的でした。中高の美術の教科書、副読本には必ずと言っていいほど載っていた鮭図(ポスター裏面右上)、そして鯛図(上記ポスター表面の下段、右から3枚目)。

       

      いずれも、近代洋画の発展を担ってきた画家たちの戦いの軌跡ともいえるものですが、個性的で魅力的な作品でした。

       

      | 弘前りんご | 美術 | 06:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
      長岡克己ギターコンサート、盛況のうちに無事終了しました。
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        昨日は、五重塔のふもとの喫茶れもんで、イタリアで活躍中のギタリストで作曲家でもある、長岡克己ギターコンサートが開かれました。

        ご縁があって、我が家が演奏会のお世話をし、家人はマンドリンでゲスト出演しました。

         

         

        最初、観客動員がどうなるか心配しましたが、予定数を大幅に超える方が聴きに来てくださり、ホッとしました。

         

         

        演奏会も、長岡さんのソロ、家人とのデュエットを交互に配置して、曲目も長岡さん作曲の作品を中心に、なかなか変化もあり、自分で言うものなんですが、中々聞きごたえのあるものになったのではないかと思います。

         

         

         

         

         

         

         

        演奏会の後は、菊冨士さんで楽しい打ち上げ。

         

        料理は、主賓の長岡さんの希望で、津軽郷土料理を中心に。

         

         

         

         

        菊富士のご主人も後から参加(演奏会を聴きに来てくださいました)、お手製のベーコンとズッキーニの清水森ナンバを使った炒め物を提供してくださいました。

        また、日本酒も長岡さんが高知の出身ということで、美丈夫、そして津軽の銘酒もと言うことで、喜久泉などをいただきました。

         

         

         

         

        聴きに来られた方も交えて、楽しい食事と会話であっという間の4時間でした。

        (しゃべりすぎ? ^_^;)
        | 弘前りんご | 音楽 | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
        プリムヴェールでランチ
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          今日の演奏会にお招きしたギタリストの方とランチということで、西弘のプリムヴェールに来ました。

          ランチメニューはパスタやピラフなど4種類ありましたが、ポークカツレツ野菜ソース掛けを頼みました。

           

           

          前菜とかも、いつもながらにおしゃれな盛り付け。スープもついてきます。

           

           

          カツレツもさくっと揚がって、その上にかかったソースも野菜たっぷりでグー!

          これで800円。気軽に入れて、内容も満足でした。

           

          | 弘前りんご | グルメ | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
          弘前大学医学部オーケストラ、院内コンサート
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            昨晩は、医学部オーケストラの大学病院外来ロビーで、初夏の院内コンサートがありました。

             

             

            県立中央病院の馬場先生の指揮で、J.C.バッハ(J.S.バッハの末っ子)のシンフォニアを中心にしたプログラム。

             

             

             

             

            また初夏にふさわしく、早川正昭のバロック風「日本の四季」より「夏」と題して、日本の唱歌(我は海の子、雨が降る、海)を用いてバロック風(ヴィヴァルディの合奏協奏曲「四季」のオマージュといった感じ)にアレンジした作品のなかなか楽しいものでした。

             

             

            アンコールには、四季の馬場先生自らフルートを吹いて、J.S.バッハの管弦楽組曲を。

             

             

            一時間弱でしたが、充実した演奏となりました。

            入院、外来の患者さんをはじめ多くの人が楽しんでおられました。

            勉学に多忙な医学生たちが、週一度集まって練習してきた成果、十分に聴衆に伝わったことでしょう。

             

             

            | 弘前りんご | 音楽 | 07:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
            夏至にうなぎをいただく
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              夏バテ防止とかで、土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣は、江戸時代にできたと言われています。

               

              平賀源内

               

              一説には、夏に売上の落ちる鰻の蒲焼きを何とか売りたいという鰻屋の要望に答えて、平賀源内がコピーライターとして生み出した、いわばキャッチフレーズだとか。

              暑い夏がすぎて秋頃に体力が落ちやすいので、夏にこそ精をつけるのが肝要ということが人口に膾炙したというところなのでしょう。

               

               

              前置きが長くなりましたが、土用の丑の日にはまだ少し早い夏至の日に、弘前のうなぎの美味しいお店として知られる、”和料理なかさん”で、うなぎをたっぷりといただきました。

               

               

              まずは白焼き。鰻の身本来の味を味わえるので、うなぎの良し悪しが分かるといえます。

              ふっくらと焼きあがったうなぎをそのまま、或いはワサビ醤油を付けていただきました。これだけでも一匹丸ままあって、食べごたえがありました。

               

               

              続いて、うな重。

              タレに漬けて、こんがり香ばしく焼けたうなぎ。それに肝吸いが付いてきます。

               

               

              適宜山椒を振っていただけば、口いっぱいにうなぎのうまみが、香ばしいタレとともに広がり、実に幸せな気分になりました。

               

              十分堪能(都合2尾頂きました)したので、当分はうなぎはいいかな?

               

               

              | 弘前りんご | グルメ | 06:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
              津軽麺紀行(67)_ なか田屋
              0

                城東のゼビオに用があったついでに、お昼をと、その近くのなかた屋に行きました。

                 

                 

                頼んだのは、アジ節塩中華に味玉プラス。

                どちらかと言うと地味な色合いのラーメンを、鮮やかな色の丼が引き立ててくれています。

                 

                 

                透き通ったスープに、トッピングは大ぶりで麺を覆い隠すほどのチャーシュー、メンマ、ネギ、そして梅干し。この梅干しが塩ラーメンの旨さによく合っていました。

                そして、アジ節の独特なダシのコクが、塩味と相性が良いと感じました。

                 

                 

                麺は細めんと中太麺の間くらい。しっかりとした歯応えのある麺です。

                最近では珍しく完つゆしてしまいました (^_^;)

                 

                | 弘前りんご | グルメ | 06:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
                汲めども尽きぬ泉のごとく_ハイドン ピアノ三重奏曲
                0

                  ボザール・トリオの全録音(CD60枚)のボックスを手にして徐々に聴き始めているのですが、

                  最初の10枚がハイドンのそれの全集になっています。

                   

                  フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(wikipedia)

                   

                  調べてみると、この形式の歴史は長いのですが、最も多く作曲したのがハイドンで、48曲。

                  2位のベートーヴェンの11曲を大きく引き離しています。

                  また、ベートーヴェンの11曲が彼の制作時期として中期までに位置するのに対して、ハイドンは後期までこの形式を書き続けました。それだけ好みの形式であり、彼の思いを表現できるものであったのでしょう。

                   

                  それだけに、実に変化に富んだ楽想の曲が並びます。

                  もちろんベートーベンの様に研ぎ澄まされた鋭い刃物のような、あるいは尖った音楽ではないですが、優れた職人による、手にとって愛でたくなるような魅力に溢れています。

                   

                  それをボザール・トリオという、ピアノ三重奏曲を演奏するための常設の団体が実に魅力的に、喜びにあふれるような演奏を繰り広げています。聴いているだけで幸せになれると言っても言い過ぎではないように思いますよ (^o^)

                   

                  ハイドン ピアノ三重奏曲 第44番 ボザール・トリオ

                  https://www.youtube.com/watch?v=qLJsz7SQf40

                   

                   

                   

                  | 弘前りんご | 音楽 | 06:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  今日6月20日は、ウィキメディア財団の設立の日
                  0

                    日頃お世話になっているwikipedia(インターネット百科事典)を運営する非営利企業ウィキメディア財団が2003年の今日、アメリカ・フロリダ州に設立されました。

                     

                    wikipediaのロゴマーク

                     

                    その前身であるヌーペディアが、専門家によって執筆編纂されたものであるのに対して、wikipediaはより広く開放され、自由参加者によって執筆編纂されています。いわば集合知を実現したものとして認知され、今や欠かせない存在になっています。

                    ウェブサイトには一切広告が掲載されず、運営費は寄付金によって賄われています。また、記事内容は自由に複製を認め、誰もが新規記事の執筆や既存の記事の編集を行える自由なシステムになっています。

                     

                    一方、執筆者は匿名でもよく、その内容の正確性や中立性はwikipediaは一切保証していません。それを担保するシステムとして、多くの読者による修正の議論が行われています。

                    従ってその点をよく理解して、利用する必要がありますね。

                     

                    | 弘前りんご | PC | 06:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    村田恵理ピアノリサイタル
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                      昨年、藤井貴宏さんのオーボエリサイタルでピアノ伴奏をしていただいた村田恵理さん。

                      見事な伴奏でしたが、やはりソロもたっぷり聞いてみたいと思っていました。

                      そして今回弘前文化センターでリサイタルが開かれることとなり、それが実現しました (*^^*)

                       

                       

                      会場に入るとピアノの調整中でした。村田さんが信頼する調律師さんとのこと。

                       

                       

                      演奏は、C.P.E.バッハ(バッハの次男)の、父バッハとも、そして彼に続くハイドンやベートーヴェンとも違う、巧みでかつ独特の華麗さを持った、性格の違うロンドとファンタジアで幕を開けました。

                       

                      第一部の後半はベートーヴェンの中期の傑作ピアノソナタ”熱情”。

                      目を閉じて聴くと、小柄な女性が弾いているとは思えない力強い演奏。そして最後の長い残響が強く印象に残りました。

                       

                      15分の休憩をはさんで、後半はショパン。

                      最初は4つのマズルカ。ポーランドの民族舞踊の持つ独特なリズムがショパンによって昇華された作品ですが、ピアニストによって繰り出されるリズムの変化が魅力的でした。

                       

                      終曲は、同じくショパンのソナタ2番「葬送」

                      ショパンらしい自由な形式で、凡そソナタらしくない作品ではありますが、ショパンの魅力をよく伝える作品でもありますね。

                      こちらも変化に富んだ曲想を伝えてくれる演奏でした。

                       

                      アンコールまで一気呵成と言った勢いのある演奏で、久しぶりに、ピアノソロを堪能させてくれた演奏会でした。

                       

                      | 弘前りんご | 音楽 | 06:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
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